タカセ貝については先のブログにて円錐形の貝であることは
説明しました。ここではこのタカセ貝から出来るパーツについて
説明させてもらいます。
貝の底面、側面、縁のリムの部分、
そして中心の芯の部分とからパーツを作ることができます。
側面から取る部分が一番貴重であり、次に底面、リムの部分
となり、芯の部分は石灰層が含まれており余り重宝されません。
この部分から出来るパーツ割れやすい欠点があります。
但し、同じパーツでも安く出来る長所もあります。
尚、タカセ貝の天然の色はベージュ色です。皆様がよく目にする白い色は漂白されたものです。
写真①は磨いて漂白したものです。
②は側面をカットしたものです。残ったらせん状の部分を下から1の耳(リム)、2の耳と順次呼んでいます。この耳の部分での湾曲を利用してツノを作ります。そしてセンターの芯の部分も利用しますが、前述の様に石灰層が多分い含まれています。
③のカメとシズクのパーツが側面で作ったもの、
④のツノが耳(リム)で作ったもの、このリムの部分は厚いのでほかにビーズを作るのにも重宝されます。
タカセ貝のビーズと白蝶貝のビーズとの違いは白蝶貝のビーズが全て透明感のある真珠層であるのに対してタカセのビーズは殆どの部分が黄色かかった真珠層で、一部石灰層(我々はこの部分を麩と呼びます。)の乳白色の部分と、その対極の側に白蝶貝の様な透明感のある真珠光沢の部分があります。これによって容易にタカセ貝と白蝶貝の違いが判明できます。
⑤のシズク型の木の葉は底の部分で作ったものです。左上から右下に弧を描いたような線が多数見られます。
⑥のハートは小さい3点が側面で作られたものです。右の大きいハートは芯の部分で作られたものです。
右の半分以上に乳濁色の白い石灰層が見られます。
⑦の大きいツノとライスビーズはタカセの漂白前の天然の色です。
タカセ貝と白蝶貝の違いは前述のように容易に判別できますが、
むしろ、タカセ貝の側面で作った小さなパーツは時にはピンク色、グリーン色の光沢を放つ部分があり、ヤコウ貝との見分けが難しい場合があります。
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