美の極致に感動!
新しいクリエーションを観たというのが舞台を観終わっての自分の感想です。

新国立劇場オペラの今季新制作『オルフェオとエウリディーチェ』。

 

公演ページ

 


正直に書けば、私はバレエダンサーのアレクサンドル・リアブコ観たさにきゅうきょチケットを取って行ったのですが、歌唱も舞台美術も演出もリアブコ以外のダンサーさんたちもすべて気に入りました!!

もちろん、リアブコはこの公演でも超・超・超素晴らしかったですキラキラ
身体から音楽が流れ出るサーシャのダンスをしっかりと目に焼き付けてきました。

 

左上の写真の中央がリアブコ

 


今までリアブコについて触れた記事から:

第15回世界バレエフェスティバルAプロ初日鑑賞メモ

 

11/18深夜はバレエ「ニジンスキー」放映・超オススメ!

 

今回のオペラ公演の美術の円盤を最初見たとき、バレエ「ニジンスキー」の円を連想した私でした。


この公演のチケットは当初取っていなかったのですが、ゲネプロを観に行った友人からリアブコが出ずっぱりと教えていただき、やっぱり行きたいなあという気持ちが強くなって5月21日の公演チケットをほぼ直前に買って行ってきました。


行って良かったーーー!!!

 

予算の関係で今回は4階から観ました。4階席はかなり久しぶりで視界については忘れていましたが、「豆粒」ということは全然なかったですし、双眼鏡を持っていったのでアップで観たいところもしっかり確認でき、十分に舞台を楽しめましたニコニコ

リーズナブルなお席のほうからなくなっていたので、たまたま新国立劇場のWebボックスオフィスをのぞいたときに4階席戻りがあってラッキーだったようです。
 

中央がリアブコ

 

 

グルックのオペラ『オルフェオとエウリディーチェ』をフルで観るのは初めてです。

終盤で歌われるオルフェオのアリアは有名で、今までガラ公演でも聞いたことがあります。


「エウリディーチェを失って」 

 

 

1・2幕で1時間、25分間の休憩で3幕が35分と計2時間のオペラ。このうち1・2幕のほとんどと、3幕の終盤は舞踊が入りました。
ですので、オペラを観たというより、オペラ+ダンスを観たという感じです。

 

舞台写真計10枚。4枚目の座っているポーズも素敵

 

さらに舞台写真計10枚。5枚目にリアブコのグリーンの衣装姿。

エウリディーチェのブルーのドレスも美しい~



歌手はオルフェオ、その妻のエウリディーチェ、愛の神アモーレの3名。
オルフェオ役のカウンターテナー、ローレンス・ザッゾの声はまさに天から降ってくるかのよう乙女のトキメキ 1・2幕はオルフェオが歌いっぱなしでした。

エウリディーチェのヴァルダ・ウィルソンは存在感があり、アモーレの三宅理恵さんの明るさ・軽やかさは舞台が華やかになります。

新国立劇場合唱団の揃った歌唱も迫力がありました。


指揮は鈴木優人さん。演出や振付は勅使川原三郎さん。

 

鈴木優人さんのオペラトーク

 

勅使川原三郎さんメッセージ

 


リアブコは立っているだけ、座っているだけでも美しく、激しい振付では狂いのない動きで、舞台の世界観に溶け込みながらも「これぞリアブコ」のダンスでした。

予算と時間があればもっと観たかったーーー!!


再演されるなら、ぜひまたリアブコ呼んでください。もう今度は速攻でチケット取ります。

 


 

 

千秋楽カーテンコール

 

 

サーシャは新国立劇場バレエ団のクラスレッスンに参加。

バレエ団のダンサーたちにとってものすごく刺激になったことでしょう(特に若手に!)。

 

 

サーシャのインタビュー記事

 

 

 

公演のチラシとキャスト表の画像を記念に

 

 

 

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