現地観戦後に書ききれなかったこと、テレビ放映では映らなかった会場の様子など、もう少し書きとめておきたいと思います。

 


テレビ画面出典:2018NHK杯フィギュア(以下も)


エキシビション第1部と第2部の間にあったトークコーナー。前半の男子3選手のとき、会場は製氷のまっさい中で、トークがよく聞こえないときもあり、けっこう必死に耳をすませていましたあせる 録画を観たら、さすがそこはうまく音声調整されていて、まるで静かな中でトークをしていたようでした。

 



また、2015年の世界ジュニアに一緒に出場した3人ということで、アナウンサーが「今、写真出ました」と話していたとき、会場のモニターには写真が映っていず、どんな写真を見て話しているのかな~はてなマークと思いながら、そのときは聞いていました。

写真は帰宅して録画を観てはじめてわかりました。



このトークコーナーで、40年後も「スケートに関わる」と、やっぱりスケートのことしか考えられない草太くんでしたねほっこり

 

「KENJIの部屋」での草太くんを思い出しました。

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ところで私、草太選手のフリーの予定構成をNHKの特設サイトでチェックしていなくて(今はもう実施構成のみが記されていますね)、フリーはてっきりフィンランディア杯と同じ、最初に3A2本の構成でいくのだと思っていました。

なので、「3Aのリカバリー」というのを聞いて、最初「?」だったのですが、このNHK杯ではフリーは3A1本の予定構成だったのですね。
フィンランディア杯で3A2本の構成にチャレンジしておいて良かったと感じました。

悔しい気持ちは次への原動力。楽しいだけじゃダメと、インターハイのときにもう語っていましたね。

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NHK杯、とても良い試合でした。どの選手にもあたたかな拍手を送り、会場は終始良い雰囲気に感じられました。私も精一杯応援しました(毎日、試合後は手が痛くなりました…)。

コメントで教えていただいた、山本草太選手がフリー演技中に出血したことは、私は現地では気づかず、知ったときにはびっくりしました。周囲でも「草太くん、出血してる」といったような話はまったく出ていなかったです。
草太くん、インタビューでは言い訳もせず、立派でしたねビックリマーク

 


 

文字通り痛い経験となってしまいましたが、今後の試合で同じことにならないよう、注意していくことでしょう。


男子シングルフリー演技が終わった後、自分でもびっくりしたのですが、涙が止まらなくなりました。ただの一ファンなのに、どうやら自分が思っていた以上に、このNHK杯での草太選手の演技に緊張していたようです。

この私の気持ちを癒してくれたのが、セルゲイ・ヴォロノフ選手と宇野昌磨選手でした。
セリョージャのフリー演技、空からデニス・テン選手が見守っているかのように感じられました。私には、とても慈愛にあふれているように思われました。

 

テンくんもセリョージャも日本が好きで、そしてセリョージャは日本のファンとテンくんのために、今、特別な思いで演技をしてくれている。そしてセリョージャの演技を見ていくうちに、もう滑れないテンくんのことや、引退を覚悟したほどの草太くんのケガのことが思われて仕方ありませんでした。

その草太くんがこの大舞台で滑れるまで戻ってきたことにあらためて涙し、そして表彰式を見ていたら、いつかは必ず草太くんにもグランプリシリーズのメダルを首にかけてほしいと強く願いました。

 



昌磨くんの卓越した力と、勝負を離れた場では会場をふわっと包んでくれたことにも癒してもらいました。昌磨くん、日本代表の看板を背負って見事にこたえ、素晴らしかったです!! 受け答えも大切な場面ではしっかりしていましたね。心から昌磨くんに「ありがとう」を言いたいです。草太くんも、昌磨くんからまたどれほど学んだことかと思いますニコ


女子はものすごくハイレベルな戦いで、良い演技をした選手全員にメダルをあげたくなりました。アリョーナ・レオノワ選手、マライア・ベル選手のフリーへおくられた喝采、選手もとてもうれしかったのではと思います。


アイスダンスも楽しみました。優勝したケイトリン・ハワイエク/ジャン=リュック・ベイカー組には大喝采!

そして総合4位のライラ・フィアー/ルイス・ギブソン組のフリーには、会場が熱狂しました(フリー2位になりましたね)。

 


会場に入っているテレビカメラの台数も凄かった!目につく限り数えてみたら、8Kパブリックビューイングされた男女シングルのときは計20台近くで撮影していました。また、スタッフは公式練習のとき、各選手の演技をモニターに映してずっと撮影リハーサルしていました。

NHK杯ほどの試合になると運営がどれほど大がかりか、どれほどたくさんの人が支えているのかなどを、あらためてひしひしと感じました。こんな大舞台に出場できるスケーターは、本当に幸せですね。


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東京へ戻る新幹線の中で、書籍『Little Wings 2019』をあらためて読みました。

 

同年代でかつてのリンクメイト同士の友野一希選手、須本光希選手、また現在のリンクメイトの横井ゆは菜選手が、草太選手について語っている箇所もあります。
この世代を応援している方には、強くおすすめしたい本です。

 

関連記事:

『Little Wings 2019』の山本草太選手記事の感想、11/6のNHK杯番組放送など


エキシビションでどーもくんとタッチ音譜

 

以下、楽しかったので埋め込んでおきます。

 

 

 

 


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山本草太選手、いつも心から応援しています!