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こんにちは。岡本大輔です。
昼の紹介はこちらです。
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【出会い】
第2回NEXT READING読書会でザ・本屋さん帯広喜久屋書店で購入しました。

【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
ビジネスを始めるきっかけとして、欲望があるのは当然だ、その欲望が何なのか、本当に好きなことなのか? 本書を読むことでしっかりと見定めてほしい。

まずは自分の好きなことをやってみたら? なければ見つかるまでダラダラしてればいいんじゃない? 好きなことじゃないと続かないから、それに好きなことなら、周りが努力と思っているようなことも、努力とは感じずに続けられるし。できる人の話を聞いたり、見よう見まねすることでできるようになると思うんだけど、あと、みんな自分はスゴイと思っていると思うから、それをやめるための自己否定も大事。


やりたいことが見つからないとなげくあなたへ。頑張っても好きなこと、やりたいことは見つからない。ちょっとダラダラして、本書紹介記事を読んでみて。


【気になった抜粋】
これからはネットを活用した時代、スマホなどで若い信者にアプローチできれば新しい層に訴える宗教団体を作ることができる、そのアプローチ方法は、優良メルマガビジネスモデルだ、Q&Aを通じた悩み相談など、まさに宗教団体にピッタリだ。

自分が年収600万円だと思い込んでいても周囲が年収450万円と査定しているのであれば、それが現時点におけるあなたの評価です。

お金を稼げるようになると、何が一番いいかというと、お金のことを考えなくてもよくなることなんです、お金に人生が振り回されない、子供を産む、産まないの選択でもそうですけど、ふつうに美味しいレストランで食事したり、海外旅行に行ったりしたぐらいだと、自分のお金が増えているのか減っているのかも分からない(藤沢数希)。

信用のできる書店員の本のランキングサイトには需要アリ。

40年ぐらい経てば、日本は相当いい国になってますよ、いまの科学力で東日本大震災を経験したんだから、将来、防災技術はすごく発達するほどです、津波も地震も、いまほど恐れなくていい環境が、きっと整いますよ(船曳建夫)。

【響いた抜粋と学び】
獄中の中でビジネスモデルを考えて出版する、という世にも珍しい一冊。刑務所では作業を通して一月2000円程度の中、堀江さんは収監されながらも有料メルマガを使って1億円稼いでいます。
社場にいて年収300万円の僕たちと彼の違いとはなんだろうか?

Q.サービス残業についてどう思いますか? A.仕事ができないからサービスしなきゃいけないだけでしょ? 嫌ならその仕事を辞めればいい、辞めたら次がないとかいう程度なら「サービス残業しなきゃいけないレベルの実力しかない」ってことでしょ。

なるほど。高齢者介護の現場でよく取り出されるサービス残業について、そのまんま当てはまるかどうかは疑問符ですが、「嫌ならその仕事を辞めればいい」という言葉は納得です。高齢者介護の仕事がこれからの時代に必要なことは分かりきっていることですが、嫌なことを続けることほど辛いものはありません。

ヒットしているスマホアプリをハードとして商品化するだけで売れる(ねむり時間計)。

僕も最近、スマホアプリの「Sleep Meister」を使っています。ダウンロードは無料で睡眠の時間や入眠時間を測定したり、レム睡眠、ノンレム睡眠の周期が分かります。すごいアプリですよね。
スマホがない人に向けて、それをハードとして商品化するとそこでも売れる。

その他に考えられるのは何でしょう?

僕は「漫画カメラ」がいいと思います。撮った写真が漫画風になるのです。これは携帯普及率の低い小学生にウケるんじゃないかと思います。

携帯ソーシャルゲームが若者の教育に与える影響について……もともとパチンコをやってた人が不況で携帯ゲームに行っただけの話なので大勢に影響はないと思います、つまり指示待ち人間は昔から存在していて、その数はたいして変わらないってこと。

なるほどね。人類の歴史はそのまんま”依存”の歴史だと僕は思っています。人はその字のごとく支え合っていかなければ生きていけない、人間関係が希薄な現代においては周りに支えてくれる人がいない、じゃあ、どうする? お酒やタバコ、コーヒー、スナック菓子、ジュース、度が超えれば麻薬、に支えてもらうしかないわけです。
病気にならない女性は「カタカナ食」を食べない──人生が好転し始める「1食100円」の美的メンテナ にもありましたね。

その中にはパチンコも含まれており、現代ではソーシャルゲームが含まれるというわけですね。

Q.会社側にとって企画書を送られることはウザくないのでしょうか? A.企画書を送られてもウザいだけですね、そんなもん考えるやつは山ほどいます、自分で小さくても何か実際に実行していれば評価されますけどね。

これは参考になりますね。考えることが第一歩ですが、考えるだけでは始まらないということです。考えたら小さくても形にすることです。あなたのアイデアをアイデアにするには形にすることからですね。

「良くなった!」ってみんなが言いだせば、日本は実際に良くなっていく、まず、個人がポジティブに生きること、「幸せとは……?」とか、くだらない事をグチグチ考える必要はない、視野を広げよう、物事は多面的に眺めよう。

堀江さんから、これからの時代を生きる結論を教えていただきました。グチグチすんな! まず視野を広げて考えよう、行動しよう、形にしよう。


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おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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【出会い】
帯広図書館で出会い、読んでみました。難しそう~。

【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
いま日本にとって必要な標語は「考え直そう日本」である、「日本を含む先進国は所得が低く、新興国の大部分の人々の所得は著しく低い」という当然の事実を再確認し、それと矛盾しないビジネスモデルを構築することである。

今の日本の課題を取り上げ、これからどうしたらよいのか、あなたも一緒に考えて見ましょう。


【気になった抜粋】

日本企業が不振を続ける基本的原因は、企業外部の問題ではなく、企業のビジネスモデルそのものにあると考えざるをえない、条件が大きく変化したにもかかわらず、古いビジネスモデルに固執することが間違いなのだ。

アジア新興国の市場は、急拡大している、たとえば、中国での2011年の自動車の生産台数、販売台数は、ともに1800万台を突破し、3年連続で世界首位となった。アジア消費者市場への参入が日本企業の救世主にならないと考える第一の理由は、他の先進国や新興国のメーカーがすでに参入しており、激しい競争が展開されているからだ。

第二の理由は、新興国で求められるのは、高品質の製品というよりは、低価格の製品であることだ。

ブランドは残っている、アメリカの消費者は、自室にはビデオを置くが。居間に置くのはソニーやシャープだという、そうするのは、画像が優れているからではない、ソニーやシャープがアメリカ市場に残っているのは、性能がよいからでなく、ブランド力があるからである。

日本の企業は「よいモノを安く作る」のがモノづくりだと思っている、現実には日本のテレビは「普通のモノ」になってしまった、それでも高く売れる、つまり、「普通のモノを高く売る」ことも可能なのだ。

日本の場合には、そもそも「経営者のマーケット」が存在しない、だから改革者を国内に求めるのは、難しい、外国に求めるほうが効率的だ、実は日本はこうしたスタイルの改革をすでに経験したことがある、それは第二次世界大戦後の連合国による占領である、最高権力者が入れ替わり、国家運営の最高目的が、戦争遂行から経済成長に変わった。

21世紀は、米中というG2がリードする時代になることは否定しえない、しかし、日本はのけ者ではない、世界の方向付けに重要な影響を与えられる、それが、日本の未来をも左右するのである。

【響いた抜粋と学び】
日本の中心産業である製造業全体が深刻な経営危機に直面している、「その他」ではなく「中核」が問題を起こしているのだ、このことこそ、日本が抱える問題の本質である、個々の細かい対処でなく、基本の方向付けを誤っているために、こうした事態に陥っている。

液晶テレビで大惨敗、シャープ、ソニー、パナソニックと確か赤字が続いていますよね。今やサムスンを筆頭に海外のメーカーでも安くていいものが手に入ります。同じような性能でしたらやっぱり安さを見てしまいます。

iPhoneの原型はNTTドコモのiモードだ、タッチパネル方式もゼロックスが開発したものであり、アップルはそれを真似ただけだ、さまざまな技術の組み合わせから、従来はなかった新しいコンセプトの製品を作り出したことが、重要なのである。

iPhoneの重要な点は、タッチパネルというよりは、背後にインターネットがあることだ、iPhoneによって、個人レベルでのクラウドコンピューティングが始まっている。


ソニーがスマホで新しい物を作る、というようなニュースを読んで僕はひどくがっかりした記憶があります。ソニーはウォークマンを発明し、庶民のライフスタイルそのものを変えたのです。ソニーは新しい分野を切り拓く存在じゃないんですか?
アップルの快進撃はまさにそこで、庶民のライフスタイルを根本的に変えましたよね。僕はソニーにもiPhoneを根本的に変える何かを期待したいなぁ。

日本にも競争はある、しかし、それは電波の質と価格の競争ではなく、利用者の囲い込み競争だ、これは一見したところ競争に見えるが、クラウド大戦争とは本質的に異質のものである、なぜなら本来の競争は進歩をもたらすが、囲い込みは停滞とガラパゴス化しかもたらさないからだ。

日本の携帯電話産業は競争ではなく、囲い込み。携帯を持たない、捨てる、と言う感覚がなかったから、カメラだの、ワンセグだの、おサイフだの、リモコンだの、ガラパゴス化した、ということです。消費者を飽きさせないため闇雲に機能を追加した結果だったのですね。

自動車をはじめとする多くの分野の企業が、「これからの市場は新興国」と考えている、新興国の市場が成長することは疑いないが、そこで利益を上げられるかどうかは、まったく別問題だ。

新しい産業の構築には、人材が決定的な役割を果たす、1990年代の世界を見ると、外国人がそうした役割を果たした事例が多い、外国人排斥に凝り固まっている日本人の考え方を根本から変えることだ。


これからの市場は新興国。それは分かりきっていること。しかし、日本がそこで利益を上げられるかは別。円高になれば、新興国では日本のモノは高すぎて買えない。昔の日本は円安だったので、日本の高い技術が海外に売られ、成長できました。今はどうするのか?
モノからヒトへ。なのか。

これまでの日本と中国との関係は、「中国で生産された消費財を日本が輸入し、中国に対しては日本が資本財を輸出する」というものであった、ここにおける中国の役割は、単純労働力の供給である。日本が目指すべき方向は、いま中国に出現しつつある新しい世代の能力を活用することである、つまり中国を知識労働者の供給国と見なすことだ。

労働力減少に対する適切な対策とは、外国から労働力を受け入れることである、これは世界標準の考え方だ、日本だけが外国人労働者に固く門を閉ざしている、これはまったく非合理な態度だ。

専門家の採用はもっと広い観点から考え、即戦力を求めないほうがいよい、それよりは企画力や発想力を求めるべきだ、日本企業に足りない部分を補ってもらい、可能性を拡げる、という発想が必要だ。

中国人人材の利点は何か、まずどのような分野であれ、英語力に期待できる、英語力は日本企業が水平分業を実現するためにも必要だ。先端金融も、日本が遅れている分野だ、この分野で中国の教育が格別優れているわけではないが、中国人の英語能力に期待できる面が多い。

イギリスの人口は日本の約半分だが、移民の「出」は日本の6.1倍、移民の「入り」は日本の3.2倍となっている。イギリスが持っている旧植民地との強い関係に相当するものを、日本が持っていないのは事実だ、また、英語が世界語になっているために、グローバリゼーションが進んだ世界でイギリスが有利な立場にいることも事実だ。


最終的に著者が話すのは、移民の受け入れ、「開国」です。日本を世界にもっと広げる、日本人が外に出るばかりでなく外国からの人材を受け入れよう、ということです。確かに文化の違い等でとけ込むまでには時間を要しますが、これはやらなきゃ始まりません。
戦国時代を考えれば、織田信長は比較的キリシタンを容認していった、とありますし、異文化を受け入れる土壌はあるはずです。そもそも日本は古来、渡来人が来ているはずですから、単一民族ばかりではないはずです。

そのためには、今現代、心が貧しい状態の僕らが、他者を受け入れる心を持てるようになることが必要かと考えます。


【編集後記】
本日は経営者モーニングセミナーには不参加です。夕方から担当者会議一件、その後帯広市介護保険審査会に出席します。


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帯広市内や近郊にお住まいの方で本書の購入を検討した方はぜひ「ザ・本屋さん」での購入をオススメします。
書店での書籍購入は本をもらうだけではなく帯広の書店存続……つまり「帯広市とその近郊、十勝」の文化・教養を高めることにつながります。

「ザ・本屋さん」ではご自宅や勤務先へ本を配達してくれます。
配達地域……帯広市内(大正、川西除く)、札内地区(全域)、音更地区(大通・木野・希望が丘・共栄台・桜が丘・新通・鈴蘭・住吉台・柏寿代・東通宝来・北明台・北陽台・緑が丘・元町・柳町・雄飛が丘・緑陽台)
雑誌、書籍、週刊誌の定期配達は無料で行います。
非定期配達は1000円以上で無料です。
配達区以外の場合は、郵パックで対応してます。

詳細はホームページでご確認くださいませ。
ザ・本屋さんウェブサイト



おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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【出会い】
帯広図書館の「江戸」コーナーで出会いました。



【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
江戸に住む男たちが持っていた望みは二つあった、一つはお伊勢さんと呼ばれた伊勢神宮へ参詣すること、そしてもう一つが、江戸最大の歓楽街・吉原で遊ぶことだったのである。

吉原は、金はかかった、江戸市中の、本来禁止されていた岡場所と呼ばれる私娼のそれと比べて、破格の料金がかかったのである、しかし江戸っ子たちは吉原に憧れを持った、太夫や花魁と呼ばれる上級遊女たちを一目見ようと、吉原を目指したのだ。


300年前のオトコたちが目指したところはどのようなところだったのか、僕たちの原点を学ぼう!


【気になった抜粋】
美しい上に着飾った花魁に魂を抜かれた大名もいた、我がものとするために遊女の体重と同じだけの小判を払った大名もいたのである、その大名の行跡は幕府の知ることになり、若くして藩主の座を追われ隠居の身となった。

吉原は、江戸において唯一の公認遊郭であり、この公娼制度は、昭和33年4月に施行された『売春禁止法』まで続くのである。

別れ際、男の背中をぽんと打ち「近いうちにきてくださいな」などとさりげなく口にする、男はこんな女の言葉や態度にコロリとだまされるのだ、このあたりは昔も今も変わらない。

遊女たちの「まこと」を「真実」と思う客はいない、それはウソだと客はわかっていた、だが、わかっていながら信じたくなるところに吉原の魔力があったのである。

遊郭の一番の掟は、見世の若い衆(男である)と遊女が男女の仲になってはいけないというものだ、若い衆といい仲になると、その遊女が客を取りたがらなくなるのである、この関係が深くなってしまうと、手に手を取り合って遊郭から逃げ出すということも起こる、見世側は黙って逃さない、見つけ出された男はほとんどの場合殺されることが多く、遊女は吉原へ連れ戻される、そして凄惨な折檻を受けるのだ。

妊娠は遊女の恥とされ、さまざまな避妊法を用いたが、当時の知識では妊娠は避けられない出来事だったようだ、堕胎できずに子供を産んでしまった場合もあった、この場合は、見世の子供として育てられ、女の子なら遊女の道へ、男の子なら見世の若い衆として将来を決められた。

隠語「呂の字」キスのこと、口と口を合わせるという行為を漢字で表している、「おさしみ」とも言う、これは舌を刺身にたとえた表現。

【響いた抜粋と学び】
本日紹介の書籍は風俗の原点とも言える書籍。「朝からこんな書籍を……」、そんな苦言が聴こえてくるかもしれない。しかし、僕たちの興味はないのか? いやウソだ、あるはずだ!
想像を膨らませながら読み解こう、オトコ諸君、手元にティッシュを用意して、上からの鼻血、下からの精魂たっぷりの……これ以上は言わないでおこう。
上半身の赤組、下半身の白組による、オトコの紅白大運動会の始まり~。

江戸が繁栄すれば摺るほど、吉原が江戸の中心のような様相を帯びてきた、人口過密状態を打破するため、幕府は吉原をさらに江戸の郊外へ移転させる計画を立てた、吉原のような悪所が江戸の顔のように繁栄しているのを幕府が快く思わなかったこともある、つまりこの頃、主な客が武士であったのである。

江戸時代、オトコたちの楽園「吉原」……北海道人のあなたが想像するのはススキノにあるプレイできるところね――オトコたちは夢を見ていた。楽園にいる美女と夢のような時間を過ごす夢を見ていた。そんな夢を見る職業は「武士」。
「武士は食わねど高楊枝」、そんな言葉がある。ご飯は食べずに吉原で喰べたい、そうかそうか、だから”高楊枝”だったのか。食べないで、我慢したんだね。
現代で考えるならばこれは警察だとか消防だとか、役所関係のオトコたちが主なお客さんだったということか? 江戸時代にスマホがあれば、「〇〇家の武士が吉原に入った!!」とタレコミが続出しそうですね。

基本的には、同じ遊女に三回以上通って「馴染み」となった客だけが、遊女の部屋に通されることになる、遊女は、自分の部屋を持って初めて一人前といわれたのである。

初めて客と遊女が会うことを「初会」といって、ただ酒を酌み交わすだけである。

二回目に同じ遊女と会うことを「裏」といった、これを「裏を返す」ともいう、「裏を返さないのは江戸っ子の恥」といわれるように、一度遊女に会ったら次も同じ遊女に会うというのが江戸っ子の矜持だった。

三回目に会うことを「馴染み」という、なじみの客になって初めて遊女から名前で呼ばれる待遇となり、客は「馴染金」という料金とは別のお金を祝儀として払う。


吉原の簡単なルールです。初回利用でプレイなしです。現代人には考えられない設定ですね。3回目にようやく名前が呼ばれて、しかも別料金を支払うのです。すっげー。

馴染みになると客専用の箸がつくられ、遊女がそれを預かる、馴染みになった客が帰るとき、遊女は大門まで送った、初回や裏では遊女は店先までしか送らないが、擬似夫婦関係ができあがると扱いが変わるのである。

なるほど。なかなか手が込んでますな。しっかり、差別化を測ってますね。素晴らしい。


厳然たる階級社会であった江戸時代でも、吉原の中だけは階級というものがなかった、一歩大門の中に入れば、武士も町人も皆平等の扱いを受けるのが原則だった、腰に大小の刀を差して威張っている武士も、茶屋に上がるときは刀を持ち込めない原則があった。

まぁ、これはそうだろうね。刀を持ち込んで、「斬捨て御免」みたい感じで、初回からプレイさせろ! って脅す武士がいそうだもんな。

もしどうしても遊女を替えたいとなったら、前の遊女と話し合い、「手切れ金」を出して関係を清算しなければならなかった、遊女を選ぶのは自由だが、一度選んだら最後までつき合うというのが吉原世界のきまりである。

なるほど。一度選んだら「チェンジ!」現金です。きっとギニュー隊長が大声で「チェーーーンジ!!」と言ってもタダでは翻らないでしょう。

現代のチェンジ何回でもOK、というのは活気的なシステムなんだ。

【一月】挨拶がすみ、見世に戻ってくる頃、新年初の顔合わせとばかり、暮れの一二月に約束していた馴染みの客が通ってくる、これを「初買い」といった。

新年初売りはもしかして、ここから始まったのか? まさか……。

吉原の休日は年に二回しかなかった、正月一日と七月一三日の盆だけである。

遊女たちに謝ろう。週休2日でも足りない、なんて思ってごめんなさい。

遊女たちを遊女らしく見せたのが、その装いである、幕府が吉原の営業許可を与えた最、遊女は贅沢な着衣を用いないことという一文があった、しかし実際にこれが守られたためしはなかった、遊女が贅沢で豪華な着衣をまとって初めて、客は喜ぶからである。

夢の都吉原にせっかく来て、ワクワクしているのに出てきたオンナはボロキレみたいな衣装だったら幻滅だよなぁ。この時代から衣装は大事だったんですね。これが変革をなして、ナースやら体操着やら制服やら幅を利かせたわけですね(笑)

<髪切り>遊女自らの髪を切り、客に渡して誠意を示す方法である、ただし、切るときは遊女が自分で切るのではなく、客に切らせる、客に切らせることによって共犯者的な意識を持たせるのである。

<指切り>遊女が小指の第一関節から切り、その指を客に与えるというものだ、髪の毛や爪以上にインパクトは強い、本当に切る場合は、遊女にとっても強い決意がいる、客もそれに応えるほどの心構えが必要だった。


「ゆ~びき~りげ~んまん♪」あのかわいい歌はそんな愛嬌のあるものではなく、本気で指を切り落とし、相手に尽くす意気込みを見せたものだったのです。
※ 実際は死んだ人の指を切って渡すことがあったらしい。

一度梅毒にかかって治った(と思っている)遊女は、二度と梅毒にかからないとされ、客のほうでも病気のない遊女として認知された、見世からも一人前の遊女として扱われ、遣手は客にどんどん勧めた、おまけに病気が潜伏している影響からか、妊娠しにくい身体になっているから、見世としては万々歳である、客のほうでも、梅毒にかかることは一種のステータスで、遊びを極めているという目で見られた。

これは現代でもあまり変わらないよね。オンナ遊びして病気移されたと自慢するオトコはいますね。こんなに昔から始まっていたのですね。

ありんす言葉……吉原は俗世間と違うこの世の極楽であったから、そこで田舎訛りの言葉を聞かされては、現実に戻されてしまう、また言葉によって道教であることが客に知れ、下手に同情されても困るし、遊女に里心がつくかも知れない。

実は昔お会いした高齢者介護現場でのお客様が「〇〇でありんす」と話していたのを思い出して抜粋しました。
現代ではあえて訛っているほうがかわいい、と言葉が大事にされていますが、この頃は違ったのですね。

話は変わって、民族を滅ぼすには、言葉をなくす、歴史(神話)をなくす、とありますが、吉原でもうまいことやっていたみたいですね。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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【編集後記】

本日はNEXT READING 読書会です。6/13帯広図書館で夕方開催する読書会は早くも9名参加します。まだ席はあります。早めに連絡をいただければ、と思います。



帯広市内や近郊にお住まいの方で本書の購入を検討した方はぜひ「ザ・本屋さん」での購入をオススメします。
書店での書籍購入は本をもらうだけではなく帯広の書店存続……つまり「帯広市とその近郊、十勝」の文化・教養を高めることにつながります。

「ザ・本屋さん」ではご自宅や勤務先へ本を配達してくれます。
配達地域……帯広市内(大正、川西除く)、札内地区(全域)、音更地区(大通・木野・希望が丘・共栄台・桜が丘・新通・鈴蘭・住吉台・柏寿代・東通宝来・北明台・北陽台・緑が丘・元町・柳町・雄飛が丘・緑陽台)
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