なぜあの人の話に、みんなが耳を傾けるのか? /関谷 英里子 | ブログ

ブログ

保存用

おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
↓↓↓
著者 : 関谷英里子
明日香出版社(発行:クロスメディア・パブリッシング)
発売日 : 2007-10-12









【出会い】
帯広図書館で出会いました。

【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
国内外のビジネスの現場や一流のスピーカーとの交流を通し著者が身につけた、スゴイ人たちが必ずおさえている、自分の"意見"と"魅力"を伝えるポイントをわかりやすく述べたトレーニングブックです。

プレゼンやコミュニケーション力を上げたいあなたへ。

【響いた抜粋と学び】
著者の関谷さんは慶応義塾大学経済学部卒業後、伊藤忠商事に入社しました。同社繊維カンパニーでブランドマーケティングを担当します。海外ブランドとの事業提携の際のディスカッション、ネゴシエーション、プレゼンテーションの第一線を経験します。その後、日本ロレアルでプロダクトマーケティングを担当します。商品企画開発、広告・プロモーション開発の現場を経て独立します。現在は主に海外の一流スピーカーの同時及び逐次通訳として活躍します。アル・ゴア(アメリカ前副大統領)やアンソニー・ロビンズなどの講演の通訳・翻訳に従事しました(執筆当時)。

親しい友人とのだらっとした雰囲気の中で伝えたいことがあれば、だらっとした話し方の方が通じやすいかもしれませんが、初対面や顔見知り程度、また、年長者と話をする場合は、必ずきりっとした姿勢で臨むようにしてください。

「ポイントは2つです」など、数字を表現するときは、指で数字を示すようにしましょう。

顔の表情は、時に言葉よりも雄弁です、顔の表情で言いたいことを表現すれば、何も言葉ですべてを伝えなくても通じ合えることさえあります。

聴き手は、あなたの声から「強さ」「積極性」「大胆さ」「現実性」などを読み取ろうとしているという実験結果もあります、つまり、声の使い方一つで、これらの印象を演出することができるということですね。


まず伝えるには言葉やその内容だけでなく、姿勢や表情、声、ジェスチャーが大事になります。

友達同士の会話であれば足を組んだり背中を丸めたりなどリラックスした格好でいいですが、年長者との会話、介護現場であればお客様との会話においてはそれらは通用しませんね。

2つめの抜粋では、僕は買い物をするとき、特にクレジットカードで1回払いをするときに人差し指を立てて
「1回で!」
と言います。

声が小さいのでレジの人が聞き取れないのです。
何度か”2回”になりそうになってからはジェスチャーを入れてます。

間を取ることと勘違いしがちなのが、「え~」「う~」「あ~」と意味のない母音を頻繁に発すること、これは間を取るというよりは、”考えがまとまっていない”という印象を与えます、この話し方のクセは、直すよう努めてください。

大学のとき、介護実習報告のときにこれは指摘されました。実習担当から
「あなたの報告には”あ~”とか”い~”とか”えーと”とか100万回入ってましたよ」
と言われましたね。

こういうクセがあると聴き手としては聴き苦しいし、しゃべっている方はさもしゃべることができているように錯覚します。
今は、間をおいたり、
「はい」
と言うようにしています。

まず相手の話を真剣に聴くこと、耳だけではなく、体ごと向けて、あいづちを打つ、あいづちを打つことによって、相手は自分が理解されているという感情を持ちます、そして、あなたの話にも素直に耳を傾けてくれる空気ができます。

根拠があることで、あなたの話の中身は真実味を帯びてきます、逆に言えば、聞き手としては根拠のない話は、どこまで信じていいのかわかりません、ですから、聴き手に耳を傾けて欲しいとき、納得して欲しいときには、話のところどころに根拠を入れることを心がけましょう。

よく、概況を離さずに詳細から入る人、結論を言わずに経過ばかり話す人がいます、心当たりのある人は、できるだけコンパクトに話をまとめるようにしましょう。


このあたりは基本かもしれませんね。

聴く姿勢をしっかり作る。これはケアマネジャーをやっていてもそうです。

話すときに数字で根拠を示す、他の事例で根拠を示す、これも大事です。

3つめについてもそうですね。事故報告をするときにやってしまいがちです。
上司からしたら
「で、結局何が言いたいんだ?」
ってなりますね。

もし聞き手から「あなたのサービスが他社より高いのはなぜですか?」と質問されたらその質問をニュートラルな表現に言い換えましょう。

話の中盤で最後に質問あればしてもらうけど、すべてに答えられるわけではないこと、わからないことは後日調べて連絡する意思があることを示しておくといいでしょう。


なるほど。質問にはできるだけ答えられるようにするけど、無理な時もあります、と予防線を張っておくことも大事ですね。

こちらは僕のメルマガです。
↓↓↓

「介護業界のウラのうら」

ブログでは書きづらかった内容を配信します。

介護業界の秘密、認定調査の裏ワザ、資格取得についてなど、現場の職員だから書けることをお伝えします。気軽にご登録してくださいませ。登録した日を0日として一日目、三日目、五日目と奇数日に配信されますよ!


『介護業界ウラのうら』

登録ページはこちらです。

↓↓↓

http://cttform.jp/Qm/fr/kai5/kaigo5

【編集後記】
本日は認定調査2件あります。
木曜日ですが、11:30の更新があります。献本書籍の紹介がありますのでよろしくお願いします。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

コメントは自由制です。一見さんも読者も大歓迎です。
返信は24時間以内にいたします。
※心無い非難・誹謗・中傷等は削除させていただきます。


著者 : 関谷英里子
明日香出版社(発行:クロスメディア・パブリッシング)
発売日 : 2007-10-12