おはようございます。岡本大輔です。
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新潮社
発売日 : 2013-12-18
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【出会い】
TSUTAYA音更店で出会いました。
【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
犯人が野放しになっている? 「桶川ストーカー事件」を手掛けた記者が迫る! 5人の少女が標的になった知られざる大事件。それを追う記者が直面したのは、杜撰な捜査とDNA型鑑定の闇、そして司法による隠蔽だった――。執念の取材で冤罪「足利事件」の菅家さんを釈放へと導き、真犯人を特定するも、警察は動かない。事件は葬られてしまうのか。5年の歳月を費やし、隠された真実を暴きだす衝撃作。
日本の司法について考え直したいあなたへ。
【響いた抜粋と学び】
著者の清水さんはジャーナリスト。新潮社「FOCUS」編集部を経て、現在は日本テレビ報道局記者・解説委員。「FOCUS」在籍時に連載「交通大戦争」で警視総監感謝状。「桶川事件」取材記事と『遺言―桶川ストーカー殺人事件の真相』(『桶川ストーカー殺人事件―遺言』に改題、新潮文庫)で「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」「JCJ大賞」を受賞しました。日本テレビでも現場の事件記者として活躍、「北関東連続幼女誘拐殺人事件」報道及び「足利事件」の冤罪キャンペーン報道で「日本民間放送連盟最優秀賞」「同テレビ報道番組優秀賞」「ギャラクシー賞」「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」などを受賞しています(執筆当時)。
本書は足利事件で死刑判決を受けた菅家さんが実は冤罪だったということを証明し、さらに栃木県周辺で起きた幼女殺人事件の 関連性をあげて、真犯人がいる! ということを書き上げた衝撃作です。
DNA型鑑定は操作の「決め手」のように思いがちだが、、実は違う、確かに血液型とは異なりDNA型は遥かに「型」の種類は多い、だが鑑定が示すのはあくまで「型」である、逆に「型」がほんの僅かでも違った場合は「無実の決め手」と言えるのだ。
殺人の「自供」は正確だが、買い物については「あいまい」らしい、なんだか都合良く仕分けされているように思えるのは私の気のせいだろうか。
事件当時、今から20年前、決め手となったのはDNA型鑑定です。しかし、これがまた現代になると証拠としては不十分ということになります。
さらに、無実の人を17年間も服役させて、死刑と隣り合わせにしてしまいます。警察による自白を迫る恐喝があったことを告白されます。
これは架空の話か、遠い国の話か……いえいえ、すべて同じ日本、同じ国、僕たちのいる国で起きている現実なんですね。
「何で冤罪が起きると思いますか? それは警察官に、賞状や賞金が出るからですよ。大きな事件を解決し、有罪にすれば出世もできるとですり事件を解決すれば新聞などが書きたてるとですよ」。
これ自体は悪いことではないと思うんですね。犯人を捕まえることは大切なことでです。しかし、賞状や賞金欲しさに、出世欲に駆られて、無実の人を捕まえることは正しさから反します。
今、なおこの事件の真犯人は生きて殺人現場があったところでのうのうと生活している、と書き上げてます。
……恐ろしいですよ。もし、この事実を知ったら、栃木県民で、その周辺の県で小さな子供をもつ親御さんならどうしますか? 僕がこの事実を知って、栃木県に住んでいたら、どうするか?
引越しを考えますよ。怖いですよ。さらにいうと、この事件でDNA型鑑定の不備が明確になりました。実は、菅家さん以外にもこのDNA型鑑定で逮捕された人、死刑判決を受けた人、そして刑が執行された人がいます。
そうなんです。この事件の真犯人を捕まえることに警察はなかなか動かない。事件の時効もありますが、その裏では過去の事件についての不備が世に出回ることを恐れているのか? と思わせます。
自分たちの過去のミスが公になるのを恐れるのもわかるんですが、真犯人が今もどこかで生きている、と知ると昨今子供に対して過剰なまでに保護する親の気持ちがわからんでもない状態になります。
もしかしたら、僕の近所にもそういう人いるのかな? なんて思いますよ。
しかし、最後の方で清水さんはすでに真犯人の目処はついているし、逮捕してもらうようなことを書いています。
一日も早い真相解明を願いたいところです。
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【編集後記】
今日、明日と仕事が休みです。昨夜、帰宅すると次男が胃腸炎で救急外来に行ったあとでした。今日は次男とゆっくり自宅で過ごす予定です。夕方は帯広市介護保険審査会の全体会出席です。
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