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三笠書房
発売日 : 2013-04-04
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【出会い】
帯広図書館で出会いました。
【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
サービスの質を向上させていく、新しいサービスを生み出す、より広くご利用いただくための方法を考える、当社では、これを現場(実際にお客様と接し、荷物を取り扱う職場)から本社まで、すべての社員が行なっている、「時代の変化に対応できる強い集団をつくる」ということについて、皆さんの仕事、年齢、興味に照らし合わせ、さまざまな立場から読んでいただければ幸いである。
~Amazonより~
個人から個人へ、一個単位で荷物を運ぶビジネス「宅急便」を生み出し、
日本人の暮らしを変えたといわれるヤマトホールディングス。
なぜ、名経営者で変革者・小倉昌男亡きあとも、時代の最先端を走り続けることができたのか。
業績をおとす会社が多い中、売り上げを伸ばしているのか。
社員一人ひとりが自ら徹底的に考え、新しいアイデアを形にしていく原動力は、どこから生まれるのか。
小倉から直接の指導を受け、「宅急便」「クール宅急便」の開発に寄与し、
新しい時代のヤマトホールディングスを形づくってきた著者が語る
“伸び続ける集団”の「発想・行動・信念」。
今の日本社会で、「会社」や「組織」は
どのようなビジョンを持ち、どんな戦略をとるべきか?
そして「会社や組織で働く個人」は、何を考え、どう動けばいいのか?
――ビジネスに携わるすべての人に贈る、“これから”を生き抜くための知恵!
経営者のあなたへ。これから事業を展開したいあなたへ。
【響いた抜粋と学び】
著者の瀬戸さんはヤマトホールディングス会長。1970年、中央大学法学部卒業後、大和運諭(現・ヤマト運輪)入社します。二代目社長・小倉昌男のもとで「宅急便」の開発に携わり、徹底的に需要者の立場に立って考える小倉流経営哲学の薫陶を受けます。地方の支店長を経て1987年に、本社営業推進部宅急便課長に就任します。「クール宅急便」の開発を手がけます。人事部労務課長、関西支社長など多様な職務を経験し、2003年に取締役人事部長、2006年、ヤマトホールディングス代表取締役社長、2011年より代表取締役会長です(執筆当時)。
ヤフオクとかAmazonを活用している人であれば一度は使うであろうクロネコヤマト。メール便は1cmまでなら82円、2cmまでで164円です。
この安さは薄利多売をするせどらーの強い味方です。
能力の高い、頭のいい社員ばかりを集めれば、成績が上向き成長していくわけではない、集団が一つの目標に向けて、一致した思いを持てることが一番大事なのだ。
僕は特にバスケットボールをやっていたので想像がつきます。アメリカプロバスケットボールNBAでも大金をはたいて有名選手、能力のある選手をかき集めても、だから優勝、とはならないんですね。
チームの結束力が必要です。
これはきっと介護現場でも同じことが言えるでしょう。経験、実績、知識、技術十分の介護職、看護職、相談員が集まったからいい介護サービスができるのか、というとそれはまた違います。
なぜなら、チームとしての方向性が統一されていないからです。
できるだけ安全に、を考えているのか、
できるだけ自分でできることを自分でできるように、を考えるのか、
これだけでも介護のアプローチは変わってきます。
個人個人の能力の高さよりもチームとして目的が統一されているかどうかなんですね。
当社の人間が繰り返し言われ続けるのは、ただ「世のため人のためになることをする」ということ、現場では「お客様のためになることをする」という、ただそのひと言だけだ。
時代に成果を出せる人間とは、誰が見ても、どんな時代のどんな基準にあてはめても「正しいこと」をしている人であり、「人を喜ばせること」を遂行できる人間だ、という判断だろう。
仕事を「やらされるもの」ととらえず、自分たちで工夫し、努力し合うことを「面白い」と感じられるような社員であれということだ、そして当社では、そのような社員を重視してきた。
こちらは新版 敬天愛人 ゼロからの挑戦/稲盛和夫 を思い出します。稲盛和夫さんがよく話す「いかに生きるのか」というところですね。
いくら技術や知識があっても、根っこの部分が腐っているといい介護ができないよ、ということになります。
不可能に挑戦する際は、リスクを覚悟するのは当然のこと、いざというときに迅速に対応するためにも、つねに備えておくことは不可欠なのである、経営トップが万が一のときの対処を覚悟していたからこそ、私たちは新しい事業に挑戦し続けることができたのだ。
セールスドライバーは単なる配達員ではないのである、非常にクリエイティブで、ある種、コンサルタントのような能力が、これからは求められていくだろう、やる気のある人にとっては、非常に面白い仕事になる。
最後はトップの考えと現場の姿です。特に2つめのところは現場の職員に向けた言葉ですね。
在宅介護では家族、本人、ケアマネの意見が重視されがちです。本当は現場でお客様を見ている現場職員の目がとっても大事になります。
目の前のお客様の反応、声、態度、姿勢を的確に読み取って、必要な介護を提供する、セールスドライバーと同じで現場職員も非常にクリエイティブでコンサルタントのような能力が求められますね。
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