ヴォイストレーニングがわかる! Q&A100 (ON BOOKS 21) /福島 英 | ブログ

ブログ

保存用

こんにちは。岡本大輔です。
昼の紹介はこちらです。
↓↓↓
著者 : 福島英
音楽之友社
発売日 : 2005-05-27









【出会い】
帯広図書館の音楽コーナーで出会いました。


【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
勉強熱心なことはとても大切です、私も多くの本や人からいろいろと学びました、しかし、あなtなお目的が、うんちくを貯えたり、それで議論したりすることでなければ、大切なことは、それを今日から生かすこと、生かせなければどういう形に生かすかを考えること、考えられなければ行動することです。

~Amazonより~
定評あるヴォイストレーナーである著者が、ヴォイストレーニングを開始するにあたっての基本の考え方から、現実的なトラブル対処法、実践の際の困難から生ずる数々の迷いを解決する手だてをQ&A形式で解説する。長年の豊富な経験から練りに練った質問と回答が並ぶヴォイストレーニング本の決定版。本編となる100のQ&Aの他に、具体的なレッスンに際して役立つポイント解説や、学習者・指導者双方に有用なアドヴァイスなどをまとめたコラムも充実。

歌がうまくなりたいあなたへ。

【響いた抜粋と学び】
著者の福島さんは現在、プロの歌手、俳優のほか声優、劇団四季、宝塚歌劇団、吉本興業、落語協会、日本放送協会などに所属の、演劇、ミュージカル、放送、落語・お笑い芸人関係者の指導を行なっています。また、主宰する研究所にて、長年タレント、ナレーター、インストラクターほか、声をプロとして使いたい人の指導育成を実施してきました。専門学校、劇団・音楽学校講師、大学(オープンカレッジ含む)スクールの指導者、最近は企業研修、出張講習など、活動は多方面にわたっています。ブレスヴォイストレーニング研究所代表(執筆当時)

以前、
たった5分の裏声トレーニングで歌が【突然】うまくなる! /高牧 康 を読みました。

こちらの書籍はどちらかというと理屈重視の書籍に感じます。

あなたの声が何を表現するかがすべてなのです、問われるのは、あなたの(作品としての)価値がどこにあり、何を補うべきか、そのための手段として、ヴォイストレーニングがどう有効かということだけです。すぐれた成果をあげたいなら、好き嫌いはさておき、自分が持って生まれた楽器をきちんと使いこなすことに第一目標を絞るということです。

私は、ヴォイストレーニングとは、声を出すことでなく、声の出る「状態」を取り戻し、その「条件」を確実につくることであると思います。

発声というのは、体全体で行う運動と捉えましょう、歌は、音楽のなかでも、スポーツや舞踊といった肉体をつかう芸術と類似しています。

呼吸や発声のトレーニングは、それ自体が目的でなく、むしろ深い声を確実に扱えるように結びつきを強化、調整することが目的です。


歌を本当に聞かせたいならば、うまく出せていない高い音にとらわれすぎないことです、個性を主張するのには、自分が最も歌いやすい域で歌うべきでしょう、歌に自分を合わせるのではなく、自分に歌を合わせるのです。

やっぱりこちらの書籍でも書かれているのは、自分の今の声を最大限生かすことです。多くの人は――僕も含めて自分の声よりももっと高い声が出したい、という思いが強いのではないでしょうか? 本書ではそのトレーニング方法はあまり書かれていなく、あなたの持ち味を活かそうというのがメインです。

キーに関しても自分のキーに下げて歌えばいいわけですから。確かにその通りなんですが、やっぱり高い声が出ることに憧れますよねぇ。

吸うことを意識し、吐くのと同じか、それ以上に時間をかけてがんばって息を吸っている人がいます、しかし、実際は、”吸う”というより”入る”といった感じがよいのです。

喉をあける……1.あごをひく、2.舌は平にする、3.喉のあけ方。

声によくない飲食物……声を出す直前でなければ、あまり関係ないと思います、声帯に直接、飲食物はふれないのに、おかしなことをいう人が専門家にも多いようです。


ここらへんは豆知識ですね。特に3つ目の抜粋はへぇ~って感じでした。辛いものだとかは特に支障ないみたいです。ただ、タバコに関してはやっぱり声帯に悪いようです。なるほど~。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

コメントは自由制です。一見さんも読者も大歓迎です。
返信は24時間以内にいたします。
※心無い非難・誹謗・中傷等は削除させていただきます。

著者 : 福島英
音楽之友社
発売日 : 2005-05-27