ハーバード流 自分の潜在能力を発揮させる技術/マリオ・アロンソ・ブッチ | ブログ

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こんにちは。岡本大輔です。
昼の紹介はこちらです。
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アチーブメント出版
発売日 : 2012-07-06









【出会い】
TSUTAYA音更店で出会いました。

【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
不安の正体が自分の心の作り出した幻だとすれば、自分の「限界」を設定して問題解決を阻んでいるのは私たちの心だということになる、それなら、心の働きを知ることが問題解決の鍵になるはずだ、困難を乗り越えてチャンスをつかみたいと思うなら、心が設定した限界を知り、それを超えていかなくてはならない。

~Amazonより~
必要なものは“すべて"あなたの中に存在する――

ハーバードの特別研究員が教える、
脳をフル活用し、新しい人生を切り開く技術

全世界から講演依頼殺到!
ハーバード大学メディカルスクール 特別研究員が教える
最高の選択をし、新しい自分に生まれ変わる方法
あなたの脳には無限の可能性がある!

・左脳の動きをストップさせる時間を取り、新しい考え方を手に入れる
・無自覚の行動を自覚してストレスをなくす
・最高の抗うつ剤は人との交流
・呼吸法を知り、緊張や混乱を取り除く
・集中力を高め、感情やエネルギーをコントロールする


あなた自身をバージョンアップしたいと思っているあなたへ。

【響いた抜粋と学び】
著者のマリオ・アロンソ・ブッチさんはハーバード大学メディカルスクールの特別研究員。ニューヨーク科学アカデミーメンバー。消化器系をはじめとする執刀医として25年以上のキャリアをもちます。コミュニケーションと人間関係の人体に及ぼすメリットについての研究等で受賞歴がある。ストレスが消化器系に与える悪影響についての研究から、脳の機能性に関する研究へとフィールドを広げます。卓越した話者でもあり、モチベーション、リーダーシップ、クリエイティビティについての研究成果がビジネスの世界で広く活用されています(執筆当時)。

最近何かと話題のハーバードに関する書籍です。

人間の脳は物理的に右脳と左脳に分かれているだけでなく、2つの心があって、それぞれがが現実を異なった方法で処理し、互いに補完し合っている。

ここはてんかん発作を持つ患者の事例が出ていました。猿でまず実験し、左脳と右脳をつなげる役割の部分を切り取って後遺症があるかないかを調べたところなかったのでてんかん発作を持つ患者にも試したところ、感情の面でうまく表現できていなかった、ということが書かれていました。

動物に関しては、感情があるかないかよくわからないので、仮にないとしたら、支障が少ないのでしょうけれど、人間は感情を司る動物ですので、感情コントロールがうまくいかないと支障がやはり出るんでしょうね。

人は「もうこここまでだ」「これで終わりだ」「こんなことはこれ以上続けられない」という境地に達しないと、勇気を出して未知の世界へ飛び移ろうなどとはなかなか考えないものだ、それでも、ちょっとしたことや人との出会いから刺激を受けて、破れないと思い込んでいた殻を破り、新しい自分になって羽ばたくケースがある、誰でもイモムシから蝶へと姿を変えることはできるのだ。

私たちにとって、本当に意味のある訓練というのは、偽りのアイデンティティを自分や周囲の望みに合わせてバージョンアップしていくための訓練ではなく、偽りのアイデンティティという殻を破り、本当の自分を探し求めていくための訓練である。

注意をコントロールする能力はきわめて大切であり、ぜひとも鍛えておいてほしいものである、ひとつ目は、すべての注意を今その瞬間にやっていることに向けることである、もうひとつの方法が「問いを発する」ことである。

過去にしがみついていれば、それはそれで確固たるアイデンティティができるかもしれない、でもそうしていると、未来が見えないときに、自分の中には過去しかなくなる、そこからは、どれだけ望んでも理想や願望は見えてこない、運命を決めるのは過去ではない、今生きている自分自身だ、今の自分が考えて行動したことが、自分の行き先を決めるのだ。


特に一つ目のところは響きました。僕自身がたまたま参加した中小企業家同友会中堅幹部学校で異業種から刺激を受けて、当時偶然手にした雑誌に「読書特集」と「早起き特集」があったのがきっかけで、今までの人生をガラッと変えることができました。

今のままじゃダメだ、と思わない限り、人は自分を変えようとは思わないんですね。これは実感しています。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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アチーブメント出版
発売日 : 2012-07-06