実例で必ず身につく! 一瞬で大切なことを伝える技術/三谷 宏治 | ブログ

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おはようございます。岡本大輔です。
朝の紹介はこちらです。
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著者 : 三谷宏治
かんき出版
発売日 : 2012-07-25









【出会い】
GEO帯広イーストモール店で出会いました。先日の「NEXT READING」読書会で読んでみました。

【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
この本で扱う「重要思考」による「伝える技術」自体は簡単です、「自分が言いたいことは相手にとってダイジなのか?」と問うだけでいいのです。

~Amazonより~
世界一シンプルな思考法で、論理的な人に変わる。「重要思考」を使えば、ビジネス、家庭、教育、人づきあいがうまくいく。営業、企画立案、部下指導、宣伝・PR、子育て…etc.12の成功例を収録。

中間管理職や経営者など会議で上に立つあなたにオススメです。成功例からあなたの職場の会議を見直してみましょう。

【響いた抜粋と学び】
著者の三谷さんは東京大学理学部物理学科卒業後、外資系コンサルティング会社に就職。INSEAD(仏フォンテーヌブロー校)でMBA修了。仕事と並行して28歳ごろから社会人教育に携わり始め、32歳からグロービスで経営戦略などの講師を務める。06年から教育の世界に転じ、地元小学校でPTA会長などを経て、07年からK.I.T.(金沢工業大学)虎ノ門大学院教授(ビジネスアーキテクト専攻)を務めます。現在K.I.T.教授の他に、早稲田大学ビジネススクール客員教授、グロービス経営大学院客員教授、放課後NPOアフタースクール理事、NPO法人3keys理事、永平寺ふるさと大使を務めます(執筆当時)。


(3つの実践ダイジェストとは?)……昨今の事業環境(含む、震災、洪水などの自然災害)はこれまでの常識が通用しないことばかり、解決方法が難しいだけでなく、問題そのものが曖昧な世界になっています。新しい目標が定められ、具体化され、実行に移されました、それらは何より、スタッフの笑顔を生みました。そして「顧客」たちの状態にも大きな改善が! 「お客さまにとって重要なところで競合と継続的に差をつけられるか?」を本社と現場長の、マーケティング上の共通言語にしたのです。

本書にある、「重要思考」を使った3社の事例では使う前よりも職場の雰囲気がよくなり、好循環だったようです。

(「重要思考」とは何ですか?)……感情的ではなく冷静に、主観的ではなく客観的に、バラバラでなく整理して考え、伝え、聴き、話し合うやり方です、・「重み」と「差」で考える、・「塊」や「つながり」を明確にする。

このあたりの事例として、ちょうど介護老人保健施設での取り組みも出ていましたので、介護業界で働く経営者、中間管理職にもオススメですね。

たとえば、
・全員が「利用者さまのためになることをしよう」との目的意識を共有した、
・介護福祉士の主任・副主任だけで真剣に話し合った、
・ダイジなコトを常に意識し行動することで目に見える変化を実感できた
、と書かれています。

(重要思考で会話議論とは?)……ダイジなコトから話を逸らさずに、一つひとつ主張し合い、決めていけばいい、5つのルール、・発言者は簡潔な文章でまとめる、みなは終わりまで聴く、・議論に入る前にみなで3分(もしくは1分)考える、・勝手に話さない、勝手に議論を変えない、・賛否を示す、コメントや昔話に逃げない、・決め方を決めておく、雰囲気で決めない。

実践の方法を書いています。書いてある通りだなと思いますが、どうでしょうか?
会議の時に、無関係なことを話し始めたり、脱線したり、発言者がいつまでも何を話したいのかわからないときってありませんか? 話し始めたのに、途中で切られてしまうことありませんか?

会議の前に、ルールを明確にすることが大事なんですね。
……よくよく考えてみれば、その通りで、野球でもサッカーでもやる前にルールがわかっていないと、試合がめちゃくちゃになりますよね。
ビジネスでも会議でもそれは同じで、”ルールを明確にする”のが共有の第一歩ということでしょうか。

【編集後記】
本日はお休みをいただいております。長女の冬休みの読書や自由研究の資料探しに札内図書館分館に行きます。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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著者 : 三谷宏治
かんき出版
発売日 : 2012-07-25