【特典ポストカード付】 進化するアカデミア 「ユーザー参加型研究」が連れてくる未来/江渡浩一郎 | ブログ

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おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
↓↓↓
著者 : 江渡浩一郎
イースト・プレス
発売日 : 2013-05-11









【出会い】
帯広図書館の新刊コーナーで出会いました。

【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
ユーザー参加型学会「ニコニコ学会β」が可視化した、知的生産の最前線!

「知を生み出し共有する仕組み」が普及したことで、イノベーションの連鎖が起こっている現在。その構造に着目し、さらに立場や領域を超えて人々がつながり創造性を加速させられるよう、インターネット・コミュニティ「ニコニコ学会β」がつくられた。最初の実践は「ユーザー参加型学会(シンポジウム)」の開催だ。
これまでに実施した3回のシンポジウムはすべてニコニコ生放送で中継され、オンライン視聴者は総計25万人以上(生放送での視聴者数)、コメントは14万件を超えた。そこでの実践に、ニコニコ学会β実行委員各自が大学、研究所、IT企業等での仕事や研究、またアーティスト、デザイナーとしての活動を通して得た経験や知見を織り交ぜ描き出す、知的生産の最前線!


ニコニコ動画とYouTubeの違いについて考えてみましょう。


【気になった抜粋】
研究とは、仮説を立てて、それを検証するというプロセスを指す言葉だ、そのときの検証方法に特徴があって、自分以外の人でもそれを検証できるようにすることという制約がついている、このプロセスにあてはまれば研究といえる、つまり、研究しようと思ったら特に資格もなにもいらない。

【響いた抜粋と学び】
江渡/浩一郎さんはニコニコ学会β実行委員会委員長。独立行政法人産業技術総合研究所主任研究員/メディア・アーティスト。2010年、東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程修了。博士(情報理工学)。産総研で「利用者参画によるサービスの構裁・運用」をテーマに研究を続ける傍ら、「ニコニコ学会β」の実行委員長も務めます(執筆当時)。

YouTubeは、「使いやすい動画アップロードツール」という方向に機能を進化させ、ユーザーもそのように使っている、これに対してニコニコ動画は、「動画をもとにコミュニケーションをする」ことを志向している、ニコニコ動画にはコメント機能があり、YouTubeなどの動画サイトとは違って、あるユーザーが入力したコメントは動画の上を右から左に流れる。

僕は基本的にYouTubeしか使いませんが、一度だけニコニコ動画を使ったことがあります。氷室京介とグレイがコラボしたとき、2006年くらいだったかな。Answerという曲が出たときに、味の素スタジアムでコラボライブをしたときのlive、氷室京介の代表曲「Summer Game」をコラボしたんですね。
その当時、出た氷室京介のアルバムに付属DVDでついていたんですが、たまたまたそのときそのDVDが見当たらず、でもやっぱり、そのコラボした「Summer Game」が聴きたくてたまらなかったんです。

一度、YouTubeにアップされていたので、それを見ていたのですが、削除されてしまい(今ではまたアップされていますが)、どうしてもそのコラボが見たかった僕はニコニコ動画を検索したわけです。

すると、あったんです。

僕は嬉しくなってiPhoneから動画を見ようと思ったら、ダウンロードされないんですね。で、会員か何かなってようやくダウンロード開始ですよ。

さぁ、始まる!

と思ったら、動画の左右から無数の文字が出てくるじゃないですか。

「氷室、神」
「カリスマ」
「このコラボ、神」
「ネ申」

みたいな感じで次々と流れてくるわけですよ。

僕、そのとき初ニコ動だったので、
「なんじゃこりゃ?!」

って感じですよ。

liveよりも流れてくるテロップの方が面白くて、気になっちゃうわけですよ。

あれは面白いですよ。liveそっちのけになりますから。

30年前よりも10年前のほうが、10年前よりもいまのほうが、社会は多様化して、みんなそれぞれの「自分の好きなこと」を追いかけられるようになってきた、なんとなく発展途上な国より、先進国っぽい国のほうが、人は自由そうですよね、みんながテレビを見ていた時代より、いまのほうが「じぶんだけのもの」を追えるようになっていて、それは幸せだと思います。

これは確かにそうですね。昔は家族全員で同じこと、茶の間でテレビの時代でしたが、現代では一人一台のテレビ、携帯、と個々の時代ですよね。自分らしさ、自分だけ、というのはこの時代、先進国の特権なのかもしれませんね。

介護業界もそう考えれば、集団で同じことをする時代から、個々に合わせていく時代にならざるを得ないんでしょうね。

【編集後記】
本日はクリスマス会行事二日目です。昨日に引き続きお客様に楽しんでいただけるよう、職員も楽しんでいきます。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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著者 : 江渡浩一郎
イースト・プレス
発売日 : 2013-05-11