仕事の問題解決力が劇的に上がる コンサルタントの「聞く技術」 /松本 幸夫 | ブログ

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こんにちは。岡本大輔です。
昼の紹介はこちらです。
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著者 : 松本幸夫
三笠書房
発売日 : 2013-04-11









【出会い】
メルカリというフリマアプリで購入しました。
伝え方が9割/佐々木 圭一
君は、世界を迎え撃つ準備ができているか? /田村 耕太郎
と一緒に購入しました。

【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
本書は、「聞き方」にテーマを絞って、私の長年のコンサルタントとしての経験の中から「これは絶対に役立つ」「これは間違いなく有効だ」というノウハウをまとめてました。

「聞き方」は、実は「話し方」と同じくらい、コミュニケーションにおいて大切で責任のあるスキルなのです、「聞き方」をあえてネーミングするとしたら、「話させ方」といっても差し支えありません、要するに、「聞く技術」とは相手の話をまとめ、うまく話をさせてあげるスキルのことなのです。

本書では「聞き方」に特化した書籍です。職場の同僚、部下、上司、お客様などとのコミュニケーションに困ったら、何を話したら良いのか……? と悩んでいたらこの一冊で決まりです。話し方よりも聞き方です。

【響いた抜粋と学び】
著者の松本さんは人材育成コンサルタントです。ヒューマンラーニング株式会社代表取締役でスピーチドクターです。能力開発、メンタルヘルス、目標管理、時間術、スピーチ、プレゼンテーション、交渉などをテーマに年間200回以上の研修・講演を行い、リピート率92%を超えます。指導する業界は、マスコミ、流通、通信、製薬、保険、金融、食品など多岐にわたります。NHKなどのテレビ主演も精力的にこなします(執筆当時)。

一つ質問をしたら、それをトコトンまで深めていくことが大切です、積極的に、「たとえば?」「具体的には?」「他にはどんなことがあったの?」といった聞き方をすることで、話をより深めていくように心がけましょう。

質問をして答えてもらったら、すぐに別の関係の無い質問をたくさんする人っていますよね。また、相手の反応が薄いとついついいろんなこと根ほり葉ほり聞いてしまって逆に気まずくなるんですよね。

そんなときは。ひとつのことに集中することです。
「出身地は?」
と聞いてたとえば
「北海道です」
と言われたら、今度は北海道のどのあたりですか?
と聴いていくということですね。
仮に帯広でしたら、帯広は北海道のどのあたりにあるんですか? だとか、どのようなことで有名ですか? なんて質問ができますね。

「話がわかりにくい人」というのは、実例・具体例を伴わない話し方が身に染みついています、ですから、こう問いかけても、相手はすぐにはパッと話が出てこないかもしれません。

逆に言うと、話がわかりやすい人というのは例え話ができる人、具体例が出せる人ですね。あなたの体験談を出してもいいでしょうね。

相手が「お手洗い」という言葉を使ったら、自分も「お手洗い」という、相手が「灰色」といったら、自分も「灰色」という。

聞き方で何より大切なのは、相手の”ムード”に合わせること、相手の話のムードに合わせてうなずきのスピードを変えていく必要があります、ゆっくりと話の中身をかみしめるようなつもりで、相手とペースを合せてうなずきましょう。


このあたりは話を聴く基本ですね。

僕たちのデイサービスでも連絡ノートを入れているクリアケースのことをお客様は
「ケース」
と呼んだり、
「おちょうめ」
と呼んだり、
「ノート」
と呼んだり、人によって様々です。

僕の場合は基本的にそのお客様の呼び方に合わせます。そうすると、相手と呼吸が合ってくる気がしますね。

あとは書いてあるように、相手の言葉の”スピード”に合わせることです。高齢者介護の現場ではこれはかなり辛いかもしれません。お客様の理解力、話すスピードは若い人に比べればやっぱりゆっくりです。

待つ……相手に合わせるというのは高等技術なんだと思います。
相談員やケアマネジャーにはぜひぜひ、持って欲しい能力ですね。

「これまでで、一番た楽しかったことはどんなことですか?」「あなたが最も嬉しかった体験って?」、あなたが聞くたびに、相手の気分がよくなっていくことがよくわかるはずです、場の雰囲気も明るくなって、生き生きと盛り上がります、ぜひ、試してみてください。

「聞いてはいけない質問」としては、宗教・政治関係の話、そして家族関係の話などがそれに当たります、相手と自分の共通点を何とか親しくなろうと、「お宅の宗派は?」「支持している政党はありますか?」「ご両親は健在ですか?」「結婚はしているの?」といったプライベートに踏み込む問いは、ビジネスではタブーと心得ましょう。

あなた自身も、自分が答える側になることを想定して、いつでも、「一番大切なポイントは?」と、聞かれたときに答えられるよう、自問する習慣をつけておくといいでしょう。


このあたりは実例をあげてみました。実際に使ってほしい質問、使ってはいけない質問も入れています。特に2番目の抜粋にある宗教や政党、あとはスポーツチームのことなんかは知っているとかなり踏み込んだことを話していける分、トラブルにもなりやすいです。しないほうが無難です。介護現場でも同じですね。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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著者 : 松本幸夫
三笠書房
発売日 : 2013-04-11