TEDトーク 世界最高のプレゼン術/ジェレミー・ドノバン | ブログ

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こんにちは。岡本大輔です。
昼の紹介はこちらです。
↓↓↓
新潮社
発売日 : 2013-07-18









【出会い】
帯広図書館の新刊コーナーで出会いました。


【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
人気の高いTEDトークを徹底的に研究し、その結果をもとに、これ以降のページでは、聴き手にインスピレーションを与えるスピーチの”ハウツー”をご紹介していきます、トピックの選び方、ストーリーの組み立て方、実際のスピーチのしかた、洗練されたデザインの手法などを、一つひとつ順を追って学んでいきましょう。

プレゼンやスピーチが苦手なあなたへ。もっとそれらを上達させたいと考えているあなたへ。
※ TEDとはテクノロジー、エンターテイメント、デザインの3つの分野から感動や衝撃をもたらすアイデアを紹介し、広めていくことを目的とした非営利組織(NPO)です。

【響いた抜粋と学び】
著者のジェレミー・ドノバンさんは米国コネチカット州スタンフォードに本拠を置くIT分野のリサーチ・アドバイザリ企業、ガートナー社(Gartner)のマーケティング担当副社長。TED×イベントのオーガナイザーであり、講演家でもあります。トーストマスターズ・インターナショナルのメンバーです。

トピックを選ぶ最善の方法は、まず聴衆に伝えたいメッセージをひとつ選び、さらにそのメッセージに情緒的な深みを添える何か目をみはるような経験はないかと頭のなかを捜しまわることです、何よりもまず、核となるアイデアをはっきりと認識することです。

プレゼンのスタートはまずネタでしょう。つまり、あなたは何を伝えたいのか、ということです。論理だけでなく、あなたのそのときの想い、感情をのせるといい、ということですね。

サイモンや他のTEDプレゼンターたちは、核となるアイデアを基本フレーズやパワーバイト(強いインパクトを与える端的な言葉)に転換し、聴衆の心に深く刻み込まれるまで繰り返し口にすることによって、自分たちのアイデアが広く伝わるようにしているのです。

短いフレーズを繰り返す……ルーサー・キング牧師の有名な言葉
「I have a dream!!」
から始まる演説が有名ですね。
他にも、リンカーン大統領の
「government of the people, by the people, for the people.」
(人民の、人民による、人民のための政治)

シンプルで短く、力強くですね。

オープニングに引用を用いないこと、たとえコアメッセージに関連したものであっても、陳腐な印象を与えるだけです、同じ理由でジョークではじめるのもいただけません、たとえやんわりであっても、聴衆を攻撃するような言葉は使わないこと。

始まりが肝心といいます。僕の場合、プレゼンよりも文章で表現することが多いので、この抜粋は参考になります。
「つかみはオッケー」
を目指して、始まりは誠実にいきましょう。

スピーチのフレームワークとは、聴衆にこれから話す内容を告げる→本論に入る→話したい内容をまとめる、という構成のこと。

より上級のアプローチとしては、聴衆に自分自身のことを考え、もっと情報が欲しいと思わせるようなコメントや質問をすることです。


このあたりは基本の型として覚えておくといいでしょうね。何事も真似からです。正しい真似事からスタートです。

「間もたせの言葉」の蔓延を防ぐには、”一気に話し、適度に間を置く”テクニックが有効です、間を置くことで、話の流れに区切りをつけます。

「えー」
「あのー」
など、無意味な言葉がそれにあたります。これは「NEXT READING」読書会を開催していても感じるところでした。
3分間という限られた時間の中で読んだ内容とそこから感じたこと、一週間のベビーステップを発表します。
そうなると、「間もたせ言葉」を使っているとあっという間に時間がなくなります。

簡潔に伝えることです。伝えたいことだけ伝えるのです。

スピーチに関する本をいくら読んだところで、それだけでは一流の話し手にはなれません、あなたに必要なのは、ダメな点について中身の濃いフィードバックが得られる環境で、とにかく練習することです。

はい、ここが結論です。この本を読んだだけではあなたのプレゼン力は上がりません。実践です。人前で話す機会を作ることです。僕の話で言うと、PTAの研修委員長をやっているんですね。すると、研修や会議のたびに人前で話すことが増えてきます。こうやって、人前で話す機会を作ることが可能になってきます。

まずは実践です。


ここまでお読みいただきありがとうございます。

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新潮社
発売日 : 2013-07-18