「君にまかせたい」と言われる部下になる51の考え方/岩田松雄 | ブログ

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おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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著者 : 岩田松雄
サンマーク出版
発売日 : 2013-05-29









【出会い】
帯広図書館のビジネス支援コーナーで出会いました。


【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
「上司といまいちウマが合わなくて……」
「上司への報・連・相の仕方がよくわからない」
「うまく上司をコントロールして、仕事を上手に進めたい」
こんな風に思っている方もいるかもしれません。

ザ・ボディショップやスターバックスのCEOを務めてきた岩田さんも、もちろんかつては部下だった時代があります。
部下時代にはどう仕事や勉強に向き合っていたか。
そして上司や経営者になったときにはどんな部下の存在に助けられたか……。
かつて部下だった経験と、上司として部下を持った経験と。
その両面から見た「君にまかせたい」と言われる理想の部下の姿について51項目にまとめました。

新入社員や入社3年目以内のあなたへ。あなたが今以上に成長するための51箇条です。


【響いた抜粋と学び】
著者の岩田さんは 大阪大学経済学部卒業後、日産自動車株式会社に入社。生産、品質、購買、セールスマンから財務に至るまで幅広く経験し、 UCLAアンダーソンスクールに留学。その後、外資系コンサルティング会社ジェミニ・コンサルティング・ジャパン、日本コカ・コーラ株式会社役員を経て、ゲーム会社の株式会社アトラスの代表取締役社長として、三期連続赤字企業をターンアラウンド。株式会社タカラ常務取締役を経て株式会社イオンフォレスト(ザ・ボディショップ)の代表取締役社長に就任。店舗数を107店舗から175店舗に拡大、売り上げを67億円から約140億円に拡大させます。その後、スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社のCEOとして「100年後も光り輝くブランド」を掲げ、業績を右肩上がりに成長させます。2010年度には過去最高売り上げ1016億円を達成。 それらの実績が認められ、UCLAビジネススクールより全卒業生3万7000人から、「100 Inspirational Alumni」(日本人でわずか4名)に選出されます。 現在、リーダーシップコンサルティングを立ち上げ、次世代のリーダー育成に力を注いでいます。

「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方 /岩田 松雄 の書籍が30万部を突破しました。リーダー目線の書籍から一転、今度は部下からの目線で考えます。

昨日の「NEXT READING」読書会で仲間の質問をもとに読み解いています。

(忙しそうにしている人の共通点とは?)……「働き」になっていなくて「動き」のままになっているのではないかと思うのです。例えば、牛が歩いているのは、動きです。しかし、牛が何かをモノを引っ張たら、これは働きになります。「忙しい」「忙しい」を連発している人をよくよく見ていると、動いて走り回っているようにしか思えないのです。労働時間の長い人、ダラダラ残業をする人。

”忙しそう”はあくまでも”忙しそう”なだけであって、動いているだけ、ということです。介護現場で言えば、そのへんを動き回っているだけ、たとえば、徘徊しているお客様に対して必要なケアをせずにただただ、歩き回らせているだけ、というのも動きになるのかな。
なぜ、そのお客様は自宅に帰りたいのか、今いる場所をどう認識しているのか? どんなニーズがあるのか、ということをアセスメントせず、行き当たりばったりで介護をしているのをここでは「動き」と捉えていいでしょう。

そして、お客様の生活歴や職業を通してお客様生き方を知り、今のお客様のニーズは何か考え、アセスメントし、仲間と共有してケアをするのが「働き」なんでしょうね。

労働時間の長いことやダラダラ残業していることを共通点として挙げていますが、それこそサイバーエージェントの藤田社長のようにハードワークは先行投資というように働きまくっている人のことは≠”忙しそう”でしょうね。

介護業界での話では例えば、記録をするのにパソコンの打ち込みができない(遅い)ことで時間がかかることも、もしかしたら”ダラダラ残業”に含まれてしまうのかもしれませんね。
※ こればっかりは練習しかないので、仕事以外でもパソコンに触れることしかないでしょうね。

(自分なりのモチベーションエンジンとは?)……なぜ、この仕事をする必要があるのか。何のために仕事をするのか。会社のミッションが理解できていれば、自然に仕事へのモチベーションも上がると思います。例)自分なりに目標を置き換えることにしたのです。日産自動車で働くということから、自動車販売で社長賞を取る、ということに。

あなたはなぜ今の仕事をしているのでしょうか? 今回の読書会でのベビーステップはここにしました。僕はなぜ介護の仕事をしているのか? ケアマネジャーをしているのか? デイサービスの生活相談員なのか?

仕事ならばたくさんある。介護ではなくてもいい。それこそ生活費を稼ぐだけなら他の仕事がありますね。なぜ、介護なのか?
介護の仕事を通して、お客様の生活の改善や人生の最終章を彩るお手伝いをするのが目的なんだろう、と思っています。あかりデイサービスでは”あなたらしく生き粋きと”を理念にしています。
ですから、そこで働く僕もお客様が”生き粋きと”生活できるようにするのが目的となるでしょう。

”生き粋きと”生活するためには身体拘束は不要になりますし、必要以上の介護はしないことになります。お客様の残存能力(現有能力)を活用し、自分のことは少しでも自分でしていただけるように支援していくことになるでしょう。

この仕事を通して何を得るのか? 僕たちの仕事には社長賞というものがありません。ということは、自分たちそれぞれで給料以外の何かをモチベーションにする必要がありますね。

(人に会う事も大切な勉強とは?)……仕事のスキルを高める集まり、自分のモチベーションを高める集まり、身体を動かす集まり、同じ仕事をしている人たちとの情報共有の集まり……。目的を意識しておくと、そのときどきのニーズによって、相手をしっかり選ぶことができます、そうすることで確実に、目的にちかづくことができる。

今回の「NEXT READING」読書会もこの抜粋につながっていますね。岩田さんが言うには、新聞に書いてあるようなこと、10分もあれば、読み解けるようなことはわざわざセミナーに行く必要はなくて、自分で勉強したほうがいいと出ていました。大切なのはセミナーなど出会うことと読書や新聞などの勉強とのバランスだと話します。

今僕が「NEXT READING」読書会を継続していくためには「学び、トカチをインスパイアする」という基本理念を常に意識していくことですね。
これを忘れた途端に読書会がただの集まりに成り下がって、学びのないものになってしまうのだと思います。


【編集後記】
本日は朝、経営者モーニングセミナーで学んでから出勤です。10時、14時、16時半と担当者会議です。一日充実ですね。

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著者 : 岩田松雄
サンマーク出版
発売日 : 2013-05-29