とりあたま帝国: 右も左も大集合!編 /西原 理恵子 | ブログ

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こんにちは。岡本大輔です。
昼の紹介はこちらです。
↓↓↓
著者 : 西原理恵子
新潮社
発売日 : 2013-08-30









【出会い】
GEO音更店で出会いました。
以前、
生きる悪知恵 正しくないけど役に立つ60のヒント/西原理恵子 を読んで
「なんじゃこりゃ~!!」
と衝撃を受けたことを覚えています。

【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
「アベノミクス」から「熟年交際発覚」まで。最凶コンビが、ニッポンと世界とご近所のお題を一刀両断! 笑って学べるニュース解説。

話題のニュースをサイバラ節でぶった切る!! 勉強よりかバラエティとして読んでいただければと思います。
勉強なんて堅苦しいこと抜きに笑いたいって人にオススメです。


【響いた抜粋と学び】
著者の西原さんはマンガ家。二児の母。武蔵野美術大学卒。1988年、週刊ヤングサンデー『ちくろ幼稚園』でデビュー。1997年に『ぼくんち』で文藝春秋漫画賞、2005年には『上京ものがたり』、『毎日かあさん』で手塚治虫文化賞短編賞を受賞しています。こう書くとまっとうな方のように思えますが……。いえいえ、まっとうでしょうけど、とりあえず、放送禁止用語連発します(笑)

テレビで放送されていること、ネット上に掲載されていること、時事ニュースをぶった斬ります。

三平女子……昔は三高(高学歴・高収入・高身長)、今は平均的な収入、浮気しない、穏やかにくらせる三平男子を求める女性が多いだとよ。

なるほど。ここ読んで思ったのが、今までは男性にやってもらう人、男性を上にたてる文化だった、ということです。三高時代は女性よりも男性が上、だからより実力のある三高男子が求められたんでしょうね。

時代が変わって今度は女性の社会進出に伴って、三平男子です。女性が上だから、求める男性は実力よりも女性に従順かどうか、という判断ということでしょうか。

原発がOKで生レバーがあきまへんかっ、いっつもありがたい方針ありがとさんでーす。

生レバーは僕も大好きなんで、ここを読んだ時に思わず、
「先に禁止するのは原発だ!!」
心の中で大声を出しました。

歴史的にキラキラネームは日本だけの現象ではない、スターリン時代のソ連では、「労働者的で共産主義的である」と目立つ名前を子供につけるバカ親がときどきいた。

バカ親は言い過ぎかもしれませんが、親の自己顕示欲を出しすぎているのかもしれませんね。

中高年で婚活に取り組んでいる人に、筆者はいつも「結婚について考えるのは後にして、とりあえず一緒に住んでみたらいい」と勧めている。

もっと前の世代の日本人はどうして離婚率が低かったのか? 結婚する日になって初めて相手の顔を見ることがあった、と聴いたことがあります。

それでも夫婦協力できたのは、なんでだろう? と思います。

現代の結婚は「結婚=ゴールイン」となっていて、結婚して万々歳です。
しかし、昔は「結婚=スタート」、ここからすべてが始まるのです。お互いを知っていくのです。何もわからないから、知っていこう、協力していこう、という暗黙の了解があったのかな。

時代の違いや価値観の違いなど色々な事情が重なるので一概には言えないかもしれませんが、
「自分が正しい。相手が間違っている」
と決めつけて、相手をただそうとしているうちはどんなに同棲しても、お互いに仲良くしていても、いつかは破綻するでしょうね。


その他のニュースも毒舌バンバン、放送禁止用語チラホラ……、そもそも「放送禁止用語」という項目があります(笑)

気になった方はぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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著者 : 西原理恵子
新潮社
発売日 : 2013-08-30