本気になればすべてが変わる―生きる技術をみがく70のヒント/松岡 修造 | ブログ

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おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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著者 : 松岡修造
文藝春秋
発売日 : 2011-08-04








【出会い】
GEO音更店で出会いました。


【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
十年後の日本人が「あのとき」気づいてよかったと言えるような未来にしていくこと、それが僕たちに与えられたテーマであり、震災で亡くなった方々や被災された方々に報いる道だと思います、若い人たちが潜在的な可能性を発揮することにつながるでしょう、そのための第一歩は、本気になって自分自身を見つめ直し、「自分とは何か、自分には何ができるか」を問いかけることだと思います、本書がそのきっかけになれば幸いです。

この本に挙げた70項目は、すべて僕ができなかったこと、失敗したことに基づいています、でも、「こういう失敗があったから自分は変われたのかな」と気付けば、それは人生が変わるほどのヒントになる、僕はそう信じています。

本気になればすべてが変わる! 本気になれば心から人生が楽しくなる! みなさんの人生がより輝いていくよう、本気で応援させていただきます。




あなたは何者か? あなたは何ができるのか? さぁ、本気になろう!!

【響いた抜粋と学び】
著者の松岡修造さんは10歳から本格的にテニスをはじめ、慶應義塾高等学校2年生のときに福岡県の柳川高等学校に編入。その後、単身フロリダ州タンパへ渡り、86年、プロに転向。ケガに苦しみながらも、92年6月にはシングルス世界ランキング46位(自己最高)に。95年にはウィンブルドンでベスト8に進出。98年春に現役を退き、以後ジュニアの育成とテニス界の発展のために尽くす一方、テレビではスポーツキャスターとして活躍しています(執筆当時)。


テレビでは超熱血キャラで通っている松岡さん、本書もその例外ではありません。本を読みながら、落ち込んでいた気持ちが徐々に盛り返していくことが実感できると思います。

その気合を抜粋だぁ!!

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(良い条件≠良い環境?)……「自分は何をしたいのか。そのために必要な環境は何か」を考えず、「有名校だから」「大企業だから」と、聞こえのいい条件だけで選んでしまうと、「ここでは自分の力を伸ばしていくのは難しい」と後悔してしまうこともあります、大切なのは、「本当にやりたいことはこれ!」という心の声を傾けること、日記や「自分の取扱説明書」を書いて自分と向き合う時間をもつようにすることでしだいに聞く耳が養われます。

自分に都合の悪い結果が出たときに、
周りが悪い、環境が悪い、タイミングが悪い……何かにつけて”他責”をするのは要注意です。周りや環境、タイミングはそれぞれ”条件”でしかありません。
条件はそれぞれニュートラルです。そこに善し悪しをつけるのは人間です。

また、選択の基準は何か、も大事です。大企業だから、有名校だから、これらは世間体です。あなたの評価ではありません。
あなたが本当にやりたいことってなんでしょう?

(人との関係性を意識しながら自分らしく生きる、「随所作主」の教え?)……「随所作主」は禅宗の教え、「周囲の人の言葉や目の前の出来事に心を惑わされることなく、自分の人生を自分が主人公として生きよ」という意味をもっています、「自分主体」=あるがまま、「自分勝手」=自己中心=わがまま。

自分のやりたいことをやる、自分の好きなようにやる、これらは似て非なるものです。好き勝手やるだけなら、無責任と思われるかもしれません。
あなたがやりたいことをやるには、そこに責任が伴うのです。

(人を動かしチームの総合力をアップさせる「人に気づかせる」4つのポイントとは?)……①相手の可能性を信じてあげることが大前提、②相手の質問には質問で答えていく、③ほめる、叱るの落差は激しいほうがいい、④感情的になって相手の人格まで否定しないように。

ここでのポイントは”気づかせる”というところです。相手に答えを教えるのは相手に気づかせているようで、気づかせません。

たとえば、しょんぼりした表情で挨拶をしている部下に対して、
「そんなにしょんぼりするな。元気よく挨拶しよう!」
というのは答えを教えているわけです。その部下がしょんぼりしている。それに対して、元気よく挨拶をする、という実践法を教えます。

しかし、これだとその部下は自分がしょんぼりしていて相手の気持ちを暗くさせていることに気づかない可能性があります。

ということは、
「何か嫌なことでもあったの? 僕が気にしているだけならいいけれど……。いつも元気な〇〇さんの挨拶が聞こえてこないのはさみしいな」

というように、部下がしょんぼりしていることを直接言わない方法もあります。嫌なことがあったときってどんな顔だろう? しょんぼりしている……そんな顔を見たらどんな気持ちになるだろう? というように考えるようになり、気づくのです。

多くの人は相手に気づかせようと、答えを言ってしまいます。答えを言ってもその人は答えを知ることができるだけで、気づくことはできないのです。気づく能力は向上しないのです。
そのままだと言われないと気づけない状態になるのです。

だからこそ、答えではなくて、気づくための質問をするんですね!

【編集後記】
本日はデイのおやつの買い物の後に認定調査2件、モニタリング訪問1件、担当者会議1件、と充実した一日です。


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著者 : 松岡修造
文藝春秋
発売日 : 2011-08-04