こんにちは。岡本大輔です。
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実務教育出版
発売日 : 2013-09-19
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【出会い】
本が好き!: 書評でつながる読書コミュニティ の抽選で当選しました。ありがとうございます。
【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
これからの介護においては、認知症に苦しむ親への支援と同時に、介護する子がそれまでの暮らしと仕事が続けられること、そして、心身の健康が守られることがとても大切です。
介護をする家族、今介護の仕事に従事する専門職が読みたい一冊です。
専門職は認知症の基本のキが載っています。あなたの介護の知識・技術の確認を。家族はきっと初めてのことばかりなので、親を知るきっかけになるでしょう。
【響いた抜粋と学び】
著者の小川さんはノンフィクション作家です。ご自身のお父様の介護体験を通して、認知症のキャッチ方法や病院での診察の受け方、認知症の診断を受けた後の接し方、困った行動への対処、介護保険サービスの利用法など書いております。
本書は2008年に刊行されており、このたび新訂版として出版されました。
内容としては、認知症の基本、認知症による問題行動(専門職の間では問題解決行動と呼ばれる)への対処、など基本の部分から介護保険サービス導入など家庭での介護における知識を幅広く網羅しています。
今、お父様、お母様が元気なうちに一読しておくと、いざというときに安心かもしれません。
認知症とは、記憶や判断力が弱まることでさまざまな症状があらわれる脳の病の総称です、病の原因はさまざまですが、それまでできていた仕事、家事ができなくなり、暮らしぶりや人づき合いにも変化が出て、日常生活が困難になっていきます。
僕は基本的に認知症への考え方について否定的な部分があります。というのは、花は芽が出てすこしずつ伸びてきて花を咲かせて、そして自然と散っていく。
人間に当てはめれば成長していき、花を咲かせていく(30~50代くらい)、そしてその後徐々に散っていくわけです。
成長曲線があれば、右肩上がりにずっといくはずがありません。必ず下降するのです。人間だって同じわけです。
”赤ちゃん帰り”なんて言葉があるようですが、ただ単にヒト科のヒトが成長と共に”人間”となり、またヒト科のヒトに戻るだけです。
この段階を経るようになったのは超高齢社会となって昨今、極めて新しいことだったのでしょうね。高齢になり、できなくなるときに、昔の日本ではそのまま亡くなっていったのが衣食住の完備、栄養の完備、医療の充実により、できない状態で生きていく期間が長くなりました。
認知症の行動と子育てでの子どもの様子を重ねると非常に似ています。僕はそう思います。
認知症の人が突然わけのわからないことを言ったり、うろうろ動きまわり、幻覚や幻聴が混ざった状態になることがあります、これは脱水から引き起こされるせん妄の場合があります。
たとえば、これについても昨夜の次男がそうでした。きっと一日休みでたくさん遊んだせいか、夜中に疲れが噴出したのでしょうね。
夜寝ていたら、ムクっと起き出して
「わかんないの! わかんないの!!」
と立ち上がって訴え始めました。
子供だったら、
「大丈夫? 疲れたの?」
なんて優しく声をかけられるんだけど、たとえ認知症診断を受けているとはいえ、自分より年上の大人に、しかも自分を育ててくれた親に対して、同じように接することができるか? というと別問題になりますよね。
便秘の原因は、生活のリズムの狂い、運動不足、食事、精神的要因、薬の副作用など、さまざま、年をとると便秘になりやすくなるのは、これらの原因が生活の中に増えるからです。
三好春樹さんは認知症の周辺症状(徘徊など)の主な原因は”便秘”と話しています。僕たちも思い出してみればわかると思いますが、お腹が痛くてトイレに行きたいのに行けない……そんなとき正常でいられるでしょうか? ね? これは僕たちもそうですし、認知症の診断を受けた人もそうなんです。
本書では、アルツハイマー型認知症の原因を脳内にアミロイドベータというタンパク質がたまって神経細胞の働きが衰え、神経細胞を殺し、脳の働きを悪くしてしまう、と記載していますが、これは通説に過ぎません。
別の書籍では、2年くらい前からこの説は否定されつつあるそうです。というのはとある有名人がなくなったあと脳の中を調べたらアミロイドベータがたまっている状態だった……でもその人は認知症の症状がまったくなかった、というのが発見されたらしいのです。
その書籍ではアミロイドベータが原因ではなく、腎臓の機能低下による毒素の分解が追いつかないために脳に影響がでる、ということが書いてあった気がします。
認知症の診断を受けた後の工夫として、カレンダーに予定を書き込む、大切なもののしまう場所を決める、なんてことがありますが、これはそもそもビジネスパーソン必須の行動です。メモもしないで頭で覚えていられる、なんて考えていること自体が傲慢だったわけです。
また、「自尊心を傷つけないコミュニケーションを」と題されて、まちがっても指摘しない、近づいて目を見て話す、簡潔に伝える、相手のペースに合わせる、わかる言葉を使う……このあたりは自己啓発書の名著人を動かす 新装版 [単行本] にそのまま書いてあるようなことです。
改めて”認知症の人への対応”なんて書かなくても、人間への対応でいいのです。
※ なので、この手の認知症ケアの書籍に対して否定的になってしまいます。
役割を持ってもらいましょう、という部分についても同じです。カーネギーの言葉を借りれば”事故の重要感を満たすこと”です。
”認知症”は僕たちに”事故の重要感の大切さ”を教えてくれているのではないでしょうか?
快・不快の記憶は残る、という部分について、これは現代日本では想像できないかもしれませんが、古代の日本は衣食住が確保されず、明日生き残ることもままならない状態でした。
そのような状況では単純に記憶することだけでなくて、危ないと思うことを反射的に行動できる記憶が必要なわけです。
認知症の診断を受けた状態では”短期記憶”がままならない状態です。このままだと生命の危険が生じます。なので、この手の不快な記憶は別のところで記憶されるようにできているんですね。
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