高濱コラム: 子どもたちを育てる目/高濱 正伸 | ブログ

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こんにちは。岡本大輔です。
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著者 : 高濱正伸
実務教育出版
発売日 : 2013-09-19










【出会い】
本が好き!: 書評でつながる読書コミュニティ の抽選で当選しました。ありがとうございます。


【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
この本が、子育て中のお母さんお父さんはもとより、少しでも誰かの力になってくれれば、こんなに幸いなことはありません。

子育てに悩むお母さん、お父さんの特効薬までいかなくても、元気になれるビタミンになります。


【響いた抜粋と学び】
著者の高濱さんは1993年、「数理的思考力」「国語力」「野外体験」を重視した、小学校低学年向けの学習教室「花まる学習会」を設立しています。算数オリンピック委員会理事です。

「情熱大陸」「カンブリア宮殿」「ソロモン流」などのテレビにも多数出演しており、年間130回の講演をこなしています。

子どもは「遊びの天才」と言われますが、まさにこの「つまらなければ、即、ルールごと変える」実行力は、大人になると失いがちな人生の極意かもしれません。

ここでのエピソードとして、子供同士でサッカーで遊んでいたら、「5対0」と片方が圧倒的に強くなってしまったのです。そうすると、制限時間など関係なく、一方的な試合で面白くないから、と即チーム替えが始まったのです。
大人になると、”ルールを守ること”に意識が行き過ぎて、結局なんのためにルールを守っているのかわからなくなることがあります。

昔、デイサービスの送迎中に利用者様ではなく、そのご家族様も途中まで送迎車に乗せてくれ、という要望がありました。
これは法律上、利用者様のみ送迎車に乗れることになっているため、お断りをしましたが……。このとき、なぜご家族様は乗れないのか、ということを理解しておかないと、
「法律で決まっていますので……」
という答えしか出せなくなります。

デイの送迎については、ほとんどの運転手が2種免許を持っているわけでなく、決まったルートで決まった人を乗せるためのもの、と決まっているので1種免許の運転手が送迎してもよいことになっています。ですから、ここでそれ以外の人が乗ると、事故等何かあったときにも保障などできませんし、明らかな法律違反になってしまいます、という感じで説明できると相手も納得ができるかもしれません。
※ 確かデイの送迎についてはこのような理由だったと理解していますが、間違っていたらごめんなさい。

何年も続けるなかで、実感として確信できたことがあります、それは、「叱ったあとって、子どもは、なつくなあ」ということです、もちろん、感情まかせでは駄目ですが、本当にその子の将来を思って何が正しいかを真正面からぶつけた翌週には、親しみを込めて寄ってくるのを何度も感じたのです。

これは僕自身が叱られた子供の立場として納得です。しっかり叱ってくれる大人に対してはその大人は自分のことをしっかり考えてくれている、と思えるし、叱ったあとなので、大人もこちらを意識して話しかけてくれるので、なつきやすくなるんですよね。これは実体験でそう思います。

幼児期は大人になる準備の期間ではありますが、その準備とは、今日1日を子どもらしく輝いて生きることの積み重ねに他なりません。

高濱さんの子ども論です。僕はどれも納得です。子どもが子どもらしく理屈ばっかりで行動できないのはなく、感情をオープンにして全身で楽しんで……ですね。

子どもは、大人に基準を求めています、日々の生活のなかで、「駄目なものは駄目」という毅然たる態度を失わないようにしたいものです。

「〇〇君があのゲームを持っているから……」
というのが子供の決まり文句です。ここにどう対応するかが親の見せ所でしょうかね。

僕個人が思うのは、携帯だとか最新のゲームがなかったら友達と遊べないとかいじめられるなんて言うのは単なる子どものいいわけであって、そんなのでいじめられたり仲間はずれにされるんだったら、最初からそれは友だちと関係がうまくいってないだけ、と思います。

ゲームがない、携帯がない、というのは単なる条件だと思ってます。

※ なので我が家では完全に買わないとまでは言いませんが、最新のゲームは取り揃えていません(笑)




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著者 : 高濱正伸
実務教育出版
発売日 : 2013-09-19