漫画・居酒屋のつまみを劇的に旨くする技術/筆吉純一郎 | ブログ

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こんにちは。岡本大輔です。
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著者 : 筆吉純一郎
メディアファクトリー
発売日 : 2012-12-28











【出会い】
帯広図書館の新刊コーナーで出会いました。20代の頃は晩酌もしていたのに、めっきりお酒を飲まなくなりました。

【本書紹介のねらい】
今夜、晩酌をするあなたへ。今夜街に向かうあなたへ。今週末、街に向かうあなたへ。
美味しいお酒の飲み方、つまみの選び方、教えます。


【気になった抜粋】
人間は肉をたくさん食べられない、タンパク質の主要構成成分は「アミノ酸」なので、タンパク質を食べすぎるとアミノ酸が大量に体に入っていきます、そのアミノ酸の中に、過剰に摂取すると食欲を低下させる動きがあるのです。

人がおいしく感じる色は圧倒的に暖色系ですって。

子どもは臆病だから新しい味を嫌がる、未知なるうまいものを追い求める、食は冒険でありロマンだ、ナマコやホヤがいただけるのも勇気ある先人のおかげ。

【響いた抜粋と学び】
塩が効いたキャベツや枝豆、おかきや柿の種……、ビールを飲んでいるときは、決まって「しょっぱいもの」「塩気があるもの」をおいしく感じるのではないでしょうか、それは気分的な欲求などではなく、「体が必要としている」からです。

「ビールによって塩が不足している」という情報は舌に届き、そうすると、脳はより強い塩味を好むようになります、血液が正常になるのを待っていられず、舌で判断しようとするのです、強い塩味を主張するためには、粒塩であることが重要になります。


ビールにポテチが合う、だとかそういえば聴いたことがありました。僕自身が以前よくビールを飲んでいた時はポテチやフライドポテト、枝豆、漬け物など塩気のあるものを一緒に食べていましたが、個人的には喉が渇いているときはビールだけをガブガブ飲んでいました。若かったから、塩を合わせなくても大丈夫だったのかな? もしこれから飲むことがあれば、塩気のあるもの必須ですね。
※ たま~にノンアルコールビールを飲むくらいです。

生魚は、シメてから食べるまでの時間がおいしさを左右する食材です、ポイントは「魚の死後経過時間」、マグロは新鮮なものが凍結して運ばれますが、解凍直後はイノシン酸が少なく、身も硬くておいしくありません、1週間は置いたほうがいいです。

マグロは冷凍してあるから1週間後が一番美味しいんですね。なるほど。奥が深い。

漬け物って糠床を毎日かき回したり手が抜けないでしょ、それがおいしい店は細部に気を抜いていないはず、そしてそんなお店の料理なら、おいしいに決まっている!

自分のところで漬け物をしっかり作っているお店であればお店のトイレや細部にまで気にかけているから間違いない! という持論でした。なるほどね。

味のついていない豆腐には舌の上を初期化する効果があるんです。

ビールも日本酒も口の中を洗う効果があります、ビールは大量の液体で味を洗い流すのですが日本酒は少量で味を消してくれます、特に日本酒には魚の生臭みを消す成分があるといわれているので刺身に合わせるのは日本酒しかありません。


味を消す効果がある、これは僕にとって新鮮な発想でした。あの頃、そんな技を知らずひたすら飲んで食べていました……。

何種類も飲むときは日本酒度が高いものから低いものへと頼むといいですよ、あっさりから濃い味へお酒もつまみと一緒で味の変化も楽しめるんです。

日本酒をたしなむレベルに達する前に僕はダーマ神殿に行き”禁酒家”に転職してしまったため、味の変化を楽しむレベルにまで行きませんでした(推定レベル32程度。バラモスを倒すくらい)。

う~む。居酒屋。奥が深い!

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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著者 : 筆吉純一郎
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発売日 : 2012-12-28