かもの法則 ―脳を変える究極の理論/西田文郎 | ブログ

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おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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【出会い】
帯広図書館の自己啓発コーナーで出会いました。

【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
私がこの本を書くのは、悩みを解決しようと悩むより、もっと簡単に幸せになる方法があると知っていただきたいからです、「かもの法則」という、バカらしいぐらい簡単な法則を理解すれば、どんな問題もこれまでとは違った様相で見えてくるし、確実に違った未来が実現することをお伝えしたいのです。

気軽に使える”かも”であなたの人生をより豊かにしちゃいましょう!



【気になった抜粋】

経済は、人々の心理で動きます、景気を悪化させ、それを長引かせ、世の中を暗く閉塞させてしまうのは、私たち一人一人の心に住み着いた、このバーチャルな「かも」の群れなのです、マイナス情報に接するたびに発生する「否定的なかも」、言い換えればコントロールできない不安な集団心理こそ、不況の実体です。

人の心は、じつに不思議です、自分を守ろうとするときは、「否定的なかも」がやって来て、不吉な声をあげながら飛びまわるのに、自分ではなく他の誰かを守ろうとすると、「肯定的なかも」がどこからともなく現れるのです。

自分自身の成長のために反省できるのは、「自責」の人間だけです、ここで言う「自責」とは、自分を責めることではありません、どんな困難な状況に置かれても、「これは自分の責任である」「この問題は自分に与えられた課題である」「私の試練だ」と考えられる人間のメンタリティです。

絶体絶命のピンチのなかにいても、平気でプラス思考になれるほんのひと握り、1%の人間がいるのです、世間では、それを「天才」と呼んでいます、99%に属する私たちは、意識して脳の回路を切り換えることで、魔法使いの顔を貴婦人の顔に変えなければなりません。

社会的動物である人間が、何よりおそれるのは孤独です、反対に一番嬉しいのは、人に好かれること、愛されることです。

人間と、他の動物の一番大きな違いは、人間だけが自ら望んで「未来」をつくり出せる動物であるということです。

喜びを期待するからやる気が出て、つらい努力も、喜びに近づく喜びに変わります。

願望だけの努力はしてはいけない、苦しいだけの努力はしてはいけない、つまらない努力はしてはいけない。


【響いた抜粋と学び】
私たちが未来を変えられるかどうかは、「かも」の使い方しだいです。その人が持っていた、「もっと生きたい」「もっと幸せになりたい」という願望を裏切り、否定しようとするこの「かも」が、いつの間にか心を支配し、本当は少しも望んでなどいない自殺というものへ、その人を駆り立ててしまうのです。

みなさんの心にいるのは、「否定的なかも」だけではありません、人に不幸や悩み、悲しみをもたらす「かも」がいれば、その逆に、幸せな未来やツキを運んで来る「肯定的なかも」もいます、「かも」が背負っているのはネギではなく、私たちの未来です。

しょせん「かも」に過ぎません、無責任で、いい加減な「かも」ですから、信じたり、思い込んだりする必要はありません、「ウソのかも」でいいのです、ウソでもでたらめでも、私たちの脳はその「かも」を追って動き出します。


西田さんの面白い発想ですよね。僕たちの未来は「かも」の使い方次第だというのです。
今、あなたが使っている「もうだめかも」、「このままじゃ何もかわらないかも」というネガティブな”かも”を変えなさい、と話すのです。しかもそれは本当じゃなくてもいい、ウソでもいいからまずポジティブに変えよう、と話すのです。

どんな状況に置かれても、「できるかも」「やれるかも」「うまくいくかも」「ツイているかも」と感じられる力のことです、これを私は「かもの力」と呼んでいます、「かもの力」は、未来を変える力です、自分の手で現状を変革し、未来に向かって自らの運命を切り開こうとしない環境依存型の、他責の人間のところへ、ツキがやって来るわけがないのです。

やったことがなくても成功したことがなくてもいいんです。「できるかも」、「やれるかも」というポジティブなかもを使うのです。
最近、我が家の長男がそうなんですが、「やったことないから」「わからないから」と頼みごとをすると次には否定的なことを話します。だから僕は言うんです。「やったことないからって言うなら新しいゲームは2度とできないね」と。そうすると慌てて訂正するわけです。
やったことがないからこそやるんです。自転車だってやったことないからできない、とはなしていれば乗れません。赤ちゃんがハイハイしたことないから動かなければ成長しません。やったことないからと立ち上がらなければ歩けません。

「キススキカ(きょう、きみ・すてき、すごい・好き、素晴らしい・きれい、決まっている・かわいい、格好いい)」は相手が男でも女でも、その「脳」をたちまち「快」にしてしまう方法です、難しいことではありません、人を気持ちよくするには誉めればいいという、ごくありふれた手法です。

これは介護現場でも使えます。ぜひ活用してください。褒めることは大事です。一番簡単なのが髪を切ってきた時です。「似合いますね」「一段と素敵になりましたよ」と伝えるのです。まずは口にするのです。

私たちの脳は、予感によって変わります、予感を抱いた瞬間から、脳への問いかけが始まり、脳は「どうしたら実現できるか」を探し始めるのです、本人が眠っているあいだも、懸命に探しています、むしろ眠っているときのほうが、常識的な理性の干渉を受けないぶん、いいアイデアや思いがけない発見がひらめくものです。

人を行動的にするのは、未来に対するこのワクワク感(喜び)です、「できるかも」という予感は「どうしたらできるか」を脳に問いかけ続けます、「成功するかも」という予感は、「どうしたら成功するか」を脳に問いかけ続けます、「ダメかも」という予感は、あきらめる理由を脳に問い続けてしまうのです。


誰かが勇気を出して古い常識を壊さなければ、世の中の進歩はありません、社会の進歩・発展は、必ず世間の常識を疑う一つの「かも」から始まります。



今まで出会った書籍たちは情熱ややる気、気合、といった非科学的で、一昔前のスポ根を思い出させましたが、本書は予感、といった比較的柔らかいイメージです。なんとなくできそう”かも”!

心の中で、できる”かも”、成功する”かも”なんて感じで気楽に”かも”を作っちゃいましょう。




【”かも”だけじゃなくて”つばめ”もあるよ】
~成功者が必ずやっている3つの秘密~ ツバメの法則 [単行本(ソフトカバー)]


【編集後記】

ようやく、3年越しの家庭菜園を始めました。ナス、キュウリ、トマトです。収穫が楽しみです。


朝4時起きで活動し、圧倒的読書量で介護業界に革命を起こす男のブログ-image


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