昼の紹介はこちらです。
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【出会い】
30代で人生を逆転させる1日30分勉強法/石川和男
の石川和男さんの紹介で著者の沖本るり子さんより献本していただきました。ありがとうございます。
そうえいえば、ちょうど昨夜会議でした。
【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
この本を最後まで読み終えたとき、あなたは会議に参加することが、とても楽しく思えてくるでしょう、会議の場で恥をかかなくなるどころか、参加するたびに有意義な時間を過ごし、仕事で役立つ「気づき」をいくつも得られます。
本書では平社員や新入社員のあなたにも合わせて、会議を促進させる方法を書いています。僕個人としては、中間管理職だとか、経営者といった人の上に立つあなたにぜひ読んでいただきたいです。
会議を有意義なものにするには、上の立場の人の心がけの影響は大きいからです。
【気になった抜粋】
正しくメッセージを伝えるためには、受け手の負担にならないように、コンパクトにまとめないといけません。
質問は自分が納得するだけでなく、ほかの参加者にも伝わらないといけません、それぞれの質問を区切ることで、周囲も理解しやすくなります。
【響いた抜粋と学び】
会議というのは「ツール」です、ただ開くだけでは、何の意味もありません、どのように活用するかが大切なのです、それだけに、「目的」と「目標」を明確にしておく必要があります。
改めて読んでみてハッとさせられました。今まで会議というのは出なきゃいけないもの、「義務」という感覚が先行しておりました。そうか、会議というのは一つの手段であり、大事なのは目的と目標が明確にされているか、なんですね。
反対意見や否定的な意見も、間違いなく参加者の本音の1つ、それらを否定してしまったら、活発な議論などできません、「前向きなアイデアをどんどんお願いします! 」と言っている時点で、その会議は後ろ向きなのです。
これ、ホンとその通りだと思います。ちょっと疑問に思ったことを勇気出して聴いてみただけでめっちゃ否定されたら喋る気なくなりますよ。議論というのはあくまで対等な関係で行なわないと、単なる罵倒になりますからね。
アイデアを出したら、その仕事を受け負わされる会議も、いろいろな会社で見かけます、これまた、「責任を押しつけられるくらいなら、何も言わないようにしよう」といった考えにつながりやすくなります。
会社の中には「アイデアを出すのは得意だが、実行するのは苦手」といった人たちもいます、そうした人材をうまく活用し、ユニークな提案をさせるためにも、アイデアと責任は別々に考えるべきです。
これは、アイデアマンのあなたにもちょっと考えてほしいのです。せっかく出すアイデアですからうまく採用されて欲しいですよね。ということは、会議の前に上司や同僚などある程度根回ししておくことをオススメします。先にそのアイデアの仕事の割り振りまでやっておいたほうがスムーズかと思います。
もちろん、著者の沖本さんが言うように会議自体がが責任の押し付けにならないように配慮するのも必要ですよね。
大勢の前で発言するときにも、「理解できないお前が悪い」と言わんばかりに、わかりづらい表現を使う人もいるのです、私はこのようなコミュニケーションは、とても傲慢だと思います、他人と自分はまったく違います、他人が言わんとしていることを、正確に理解できる場面のほうが珍しいのです。
会議の場に限らず、これは介護・医療従事者なら思い当たる節があるかと思います。特にデイサービスでは医療・介護について一般素人の家族が介護をしています。ということは、専門用語をいかに噛み砕いてわかりやすく説明できるかが求められます。
せっかく家族に説明するのだから、仲間にも同じように、仲間のレベルに合わせて噛み砕いて伝えることが必要だと僕は思います。
「うまく発言できないお任せ型」と、一部の「発言を放棄しているお任せ型」は、不安感から黙っていることがあります、それなら、彼らが話しかけやすいように、問いかけてあげればいいのです、ここでのポイントは、名指しで積極的に問いかけること、「他の誰でもない、あなたの意見が聞きたいのです」とい姿勢を伝えるのです。
これって大事だなぁと思います。僕自身以前は抜粋にある2つのタイプでしたので、発言しない、ということはわかります。僕自身は気付いたら発言することができるようになったので、周りのサポートについては必要かどうか、と問われると疑問符が出てくるのも事実です。しかし、全員が僕と同じかといわれると違うというのが事実です。
一人一回発言するように働きかけることが大事です。問いかけた相手が「特にありません」と答えてもいい。発言する機会がある、ということが大事なのだと思います。
(司会者が押さえておくポイント)①参加者の意識を高める、②会議の物語をつくる、③時間管理をする。
テンポよく会議を進めるには、発言している人だけでなく、ほかの参加者にも協力を促す必要があります、具体的には、発言が終わったら必ず、拍手をするようにお願いしておきます。
会社の会議ではなくて、社会福祉士基礎研修Ⅱという研修に6月1日、2日と行ったときにグループワークを行なったのです。そのとき、僕らは、司会を決めてください、と言われていたのに特に決めずに好き勝手喋っていたことを思い出しました。
うまく話がまとまらない、脱線する……そうか、司会にはこのような役割があったのか。反省です。
次回7月にも研修がありますから、そんときには本書を役立てます。
参加するあなたの心がけ次第で、会議は大きく変わります、ぜひとも会議を活用し、成果を出して、社会人として大きく成長してください。
最後に沖本さんからの言葉です。経営者も中間管理職も平社員も、参加するあなたの心がけ次第で変わります。一人が変わったところで……なんて諦めずにまずは一人から、あなたから変わりましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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