昼の紹介はこちらです。
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【出会い】
帯広図書館の新刊コーナーで出会いました。テレビを見ていなくてもオードリーは覚えているゾ!
【本書紹介のねらい】
自己啓発とか自己研鑽というのは置いておいて、純粋にちょっと笑いたくなったあなたへ。
【気になった抜粋】
ブログは日記ではないんだな、街頭演説なんだなと思った、ぼくはブログをやめることにした、この時、社会では自分の本音が読む人が読めば「中二病」であり「イタい」「めんどくさい」という部類に入ることをようやく知った。
出来る人は時間を無駄しない、空いている時間があれば人に会い、映画を観て、本を読んで、勉強して、遊び、仕事をする、ノウハウ、情報量、経験値に富んでいる、故に「デキル人」だ。
「まずい」⇨「独特な味」、「ボロい」⇨「趣がある」、「出来る訳ねぇだろ」⇨「最善は尽くしますが難しいかもしれないっす」、「クソみてぇな奴だ」⇨「パンチの利いた人ですね」。
電気を止められると「明るい場所で生活する権利が君にはないのだよ」と国や社会から言われているような気分になった。
自力では抜け出せない程のネガティブな感情に嵌まった時、一番最初に起動しなきゃいけないのはやっぱり心だ、行動を起こしながら感情がついて来ることもあるだろうが、それでも一番最初のアクションは心からだ。
最初は風習とルールに自分も馴染まなければと、自分の心を変えようとしたけど、それはしなくてもよかった、ルールと風習に従おうとすることこそが重要で、そうすることが「社会」への参加意志を示すものだから、そういったルールの中で自分の特性や性格にあったやり方で各々が悩みながら活躍したりして幸せを目指して活動している。
【響いた抜粋と学び】
引っ越してからは家で毎日お風呂に入れるのが嬉しくてしょうがなかった、それまでは歩いて5分の銭湯か原付で10分ほどのコインシャワーまで行っていたので3歩ほどで風呂まで辿り着けるということに感動を覚えていた、ぼくにとって社会とは月15万位上稼ぐと毎日自宅の風呂にはいれて部屋の温度を自由に決める権利を与えてくれる場所だ。
オードリーの春日さんはワンコインシャワーに行く途中、歩きながらシャンプーをしていたというのが有名(僕は知らなかった)で、若林さんもそれはあまり変わらず、シャワー前に洗面台でシャンプーをしていた、とありました。
若林さんの20代はブレイク前だったの毎日、おにぎりと牛丼食べていた、思い出したくない日々、と書かれていたのが印象的です。
下積み時代の芸人さんたちはワーキングプアもいいところで、年収100万円にも満たない、年収3000万円以下でブーブー文句を言っている一般人、かたや、極限まで生活レベルを落として、それでもお笑の世界に生きる彼ら……何が違うのだろう?
目標だとか夢、という部分だろう。やりたいことをやっているのかやっていないのか、ということも大きな違いでしょう。
お風呂がある家に引っ越して湯船に浸かってガッツポーズができる感覚は一般人には難しいかもしれません。
※ 特に僕ら世代は衣食住の完備は当たり前ですから。
「ぼくの経験からすると、わからないことにこだわらない人は1から100は作れるけど、0から1は作れないんだよ。つまりフォーマットをなぞることはできても発明はできないんだよね」。
幼い頃から若林さんはひたすらわからないことをなぜ? と問いかけていたのが印象的です。ここでは詳細の抜粋は省いていますが、試験勉強が嫌いだった僕は共感できますね。
ゲーム中毒になって日常生活が送れない人もいるというのは理解できる、努力があまりにもスムーズに報われるから心地よいっていうのはあるなぁ。
さよならネガティブモンスター、お前とは遊び過ぎた、飽きた、でも、たまには遊んでやるよ、すぐ帰るけどな、ネガティブを潰すのはポジティブではない、没頭だ。
なるほど。僕は子供の頃はゲームが大好きでした。いわれてみれば、時間をかければかけるほど、簡単にレベルアップして成果を出せましたからね。うんうん。
今の僕はゲームをやらなくなりました。なぜか? ゲームをやっている時間が惜しくなったからです。それよりも「読書」の時間が欲しいからです。
きっと、僕の根本は変わっていないのでしょう。ゲームをする感覚で本を読み、本を紹介しているのでしょう。
「お笑いライブみたいに200人ぐらいのまとまった笑い声を聴くことは普通の生活してたらまずないですよ。あの笑い声は中毒性が強いです。無性にまた味わいたくなる瞬間が発作のようにやってくるんです」。
笑い声を聞いた時の承認されるという快感も圧倒的だろうが、反応がなかった時に否定されるというショックも圧倒的なんだ。
なるほど。お笑いというのは相手を笑わせる=喜んでもらう、だからものすごい力を持っているんですね。僕も高齢者介護の現場でおじいちゃん、おばあちゃんを笑ってもらうときは嬉しいもんなぁ。それが200人の前だったらものすごい達成感ですよね。
このあいだ、精神科医の人と話をしていてお笑い芸人を目指す人の特性について聞いた、即答で「人間不信でしょうね」と言われた。
松本/松本人志
遺書/松本人志
この部分を読んで真っ先に頭に浮かんだのはダウンタウンの松本さんです。彼もその傾向があったと感じます。
若林さんのイジイジした感じと一般からするとどーでもいいことを深く考察している姿勢が僕には強く共感できます。
バスの待合や高速バスの中で一人ニヤニヤしながら読んでました。
※ きっと怪しかっただろうなぁ。
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