本日の紹介はこちらです。
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【出会い】
3月9日、「NEXT REDING」読書会の午後の部で喜久屋書店で出逢いました。改めてスティーブ・ジョブズから僕のこれからの人生を学ぼう。
【本書紹介のねらい】
自分の今を変えたい、という人へ「世界を驚かせる」ジョブズの生き方は劇的なスパイスになります。
【気になった抜粋】
企業にとって「制約が多い」という悩みは、製品に結実すると、消費者にとっては買いやすく、使いやすいというありがたみに変わる。
世界を驚かせる新製品をつくりだそうと思えば、開発現場の社員たちは「誰が正しいか」ではなく、「何が正しいか」を議論することになる。
白熱電球の発明は素晴らしいものだが、素晴らしいからといってなりゆき任せにしていたら、世間の関心は消え去ってしまう、エジソンは発明王だったが、その発明をいかに世間に伝えるかの大切さを認識していた。
「お金で買いたいものなんて、すぐに尽きてしまう」。
「NEXT READING」
(その失敗の規模にもよる事もあるんじゃないの?)……アップルから追放、ネクストもピクサーも失敗⇒あきらめると失敗。成功体験は、たとえ小さくてもいいから早いうちに得ておくことが重要だ。
(どんなものをつくればいいの?)……ユーザーが欲しいものを選ぶのは遅い、ユーザーの望みの一歩先を行くものを作る。「創造とは、ものごとを結びつけることにほかならない」、既存の要素にどんなものがあるのか、つねに身のまわりで起きている最新の情報に敏感である必要があるだろう。
(デザイン重視のものづくり、機能性はどこに? どうして必要ない?)……デザインを重視しすぎて失敗したことあり。価格は50万円以下を提供する。デザインは”どう見えるか”だと勘違いしている人が多くいる、しかし掘り下げると、どう見えるかではなく、”どう機能するか”であることに気づくだろう。
【響いた抜粋と学び】
真のリーダーとは、10人中9人が反対していても、自らの信念を掲げ、反対者をなぎ倒して進む人のことである。
(3つの弱みとは、成功するの?)……①部門最適に陥り、全体最適の後回し、②新技術の可能性を過小評価、③意思決定の遅さ。アップルはジョブズが決定を仕事としていた、新技術が大好きで、全体をまとめた……「なぜなら、私がCEOで私ができると確信したから」。
スティーブ・ジョブズには信念がありました。世界を驚かせる! という信念を持っていました。その信念を実現するために新技術の可能性を信じ、徹底的に細部にこだわりました。
諦めようとする社員に対して言葉で伝えました。
「なぜなら、私がCEOで私ができると確信したから」
並大抵の信念ではその言葉で心が離れるでしょう。ジョブズの飽くなき執着心とも似ている信念がアップルから世界を驚かせる商品を連発させたのです。
信念が具現化したのです。
あなた自身はいかがでしょう? 今年の目標はどれくらい到達していますか? あなたの中の信念はなんでしょうか?
企業の業績を短期的に上げるのは実に簡単である、長期にわたる開発投資をストップし、人材育成にかける資金を減らし、その代わりにいますぐ売れる製品にエネルギーを集中すればいい、だがこの選択をした会社は、いずれは破綻する、将来への投資を怠った企業に未来は来ない。
これは組織もそうですし、個人もそうです。自己研鑽を怠り、今現在の能力で今現在出来ることに100%集中すれば、そのときは成功できるでしょう。しかし、どうでしょうか。あなたは100mを全力疾走できるかもしれません。200mは? 400m? 800m? もし100mで僕たちの人生や目標ががゴールであればそのとき100%で走りきればいいのです。
僕たちのゴールはその先も続くのです。100mは通過点なのです。全力疾走することは否定されません。そのまま100mのペースで200m、400mまで全力疾走すればおそらくダウンします。
そのときできることに集中しながらも、セミナー参加、読書など自己研鑽の時間は投資することがあなたの未来を創り続けるのです。
自分で動くより、優秀な仲間を見つけるほうが大きな仕事ができる。
どんなに優れていても個人プレーでできることなど限られている、まわりの逸材を見出し、引き寄せてチームで戦ってこそ高い成果を目指すことができる、ジョブズは「仕事はチームスポーツだ」と語っている。
介護の現場では介護職や相談員、ケアマネが病気の理解が低すぎると問題になっているようです。確かに無知すぎては困りますが、看護職並みに病気の理解をすることは必要なのでしょうか?
ここは人それぞれ意見があると思いますが、ジョブズの言葉を参考にすると、看護職並みの専門知識までは不要です。
それよりも介護職は介護職としての技術・知識を、相談員は相談員としての技術・知識に、特化してそれぞれが”連携”すればいいのです。
一人ですべてをカバーしようと思えば膨大な時間がとられます。そして、あなた一人だけではケアできる人数、時間は限られます。
看護の知識は最低限必要なことがあります。それは覚えるべきです。しかし、専門家にまでなる必要はないのです。
介護現場以外のことでも最近は僕の周りに多種多様な人たちとお会いします。それぞれに専門を持っています。僕はその人たちに専門の話を伺います。僕はその人たちのように専門家にはなりません。つながることで必要な情報、知識は得られるからです。
【編集後記】
「人生はワンチャンス」を喜久屋書店の僕のオススメコーナーに置いています。
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ザ・本屋さんウェブサイト
ジョブズの哲学 ~カリスマが最後に残した40の教え~ (だいわ文庫)
竹内一正
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