本日の紹介はこちらです。
↓↓↓
【出会い】
帯広図書館で借りました。「何のために働くのか?」自身に問いたくなるタイトルです。
【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
迷える若者が仕事に励み、仕事に生きがいを見出す切っ掛けになってくれればと。
仕事は罰、仕事は悪、というのは西洋の話。アダムとイブが禁断の果実を口にしたときにできた神話です。日本は古来から”労働が喜び”となっています。
あなたは何人ですか? どこの国に住んでいるんですか?
【気になった抜粋】
日本に伝統的に根付いている仕事観は次の二点に集約されていると考えられます、①仕事とは公のためにするものである、②仕事とは天命にしたがって行うものである。
「人間は自得から出発しなければいけない。人間いろんなものを失うが、何が一番失いやすいかといいますと、自己です。根本的本質的に言えば、人間はまず自己を得なければいけない。人間はまず根本的に自己を徹見する。これがあらゆる哲学、宗教、道徳の根本的問題である」。
人間は仕事を通じて自分自身を磨き、高めていくことができるのです、片方では書物を何度も何度も読み返しながら人間学を勉強し、もう一方では実社会の中で問題に突き当たって自分自身を鍛えていくしかないのだと思います。
【響いた抜粋と学び】
私たちの生きている社会は人間のつくった社会です、仕事をする相手も人間です、人間抜きには語れないのです、したがって、人間とは何かと考えることは、よく生き、いい仕事をするためには欠かせない大きなテーマになります。
介護現場で考えます。あなたの目の前にいるのは人間です。年齢を重ねた人間です。一緒に介護をするのも看護師、介護職、生活相談員、専門職という人間です。介護現場では専門性を高めようと必死になっています。それはそれで素晴らしいです。もっと言うと人間という専門性を高めることも必要です。
なぜなら、介護現場とは人間がつくったものだからです。
人間として生まれて、あなたはどういう生き方をしたいのか、あなたという人間は世界に一人しかいない、これから社会に出て40年あまりも働き続けることになる、この長い歳月をどう生きたいのか。
僕は今小説家、作家になる目標があります。しかしそれは僕の最終目標ではありません。僕の目標は何か? 「岡本大輔」という仕事をすることです。一般的には介護支援専門員の岡本大輔、生活相談員の岡本大輔、小説家の岡本大輔、と考えがちです。
僕は違います。岡本大輔という介護支援専門員、岡本大輔という小説家、になります。介護支援専門員や小説家、作家は世の中に何千人、何万人といます。僕が関心を持つのは現在地球上に70億人いる中のたった一人にしかできない仕事「岡本大輔」という仕事をすることです。
岡本大輔に介護支援をしてもらいたい、岡本大輔の小説を読みたい、岡本大輔の記事を読みたい、これが僕の目標です。
働くことの対価とはお金だと考えている若者が多いようですが、そうではありません、ぎりぎりの生活の中で彼がつかんだ仕事の対価とは、自らの成長だったのです。
僕が初めて働いた2004年。その当時から今から3年前までは僕は労働の対価はお金だと思っていました。それ以外にはないと思っていました。
働くことで得られるのはお客様からいただく「ありがとう」という喜びであったり、自分自身が成長したと実感できることだったり、お金以外の喜びがあることを知ったのは早起きと読書のおかげです。
【編集後記】
2月に入り読書ペースが落ちましたが、先日年間100冊を突破しています。
インプットとアウトプットの両方を意識していきます!
ここまでお読みいただきありがとうございます。
コメントは自由制です。一見さんも読者も大歓迎です。
返信は24時間以内にいたします。
※心無い非難・誹謗・中傷等は削除させていただきます。
帯広市内や近郊にお住まいの方で本書の購入を検討した方はぜひ「ザ・本屋さん」での購入をオススメします。
書店での書籍購入は本をもらうだけではなく帯広の書店存続……つまり「帯広市とその近郊、十勝」の文化・教養を高めることにつながります。
「ザ・本屋さん」ではご自宅や勤務先へ本を配達してくれます。
配達地域……帯広市内(大正、川西除く)、札内地区(全域)、音更地区(大通・木野・希望が丘・共栄台・桜が丘・新通・鈴蘭・住吉台・柏寿代・東通宝来・北明台・北陽台・緑が丘・元町・柳町・雄飛が丘・緑陽台)
雑誌、書籍、週刊誌の定期配達は無料で行います。
非定期配達は1000円以上で無料です。
配達区以外の場合は、郵パックで対応してます。
詳細はホームページでご確認くださいませ。