本日の紹介はこちらです。
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【出会い】
帯広図書館の本棚を散策していたところまたも香山さんと出会いました。
引き寄せていますねぇ。
香山リカさんの紹介書籍です。
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絆ストレス 「つながりたい」という病/香山リカ
生きてるだけでいいんです。/香山リカ
私はのんびり生きてきた。/香山リカ
働く女の胸のウチ/香山リカ
【本書紹介のねらい】
今すぐ実践して人生を変えることができる、「言葉」に注目してみましょう。気に入ったら早速あなたの言葉を変えてみましょう。
【気になった抜粋】
「きっとうまくいきますよ」という他人からのひとことは、前向き思考へのスイッチが入るよいきっかけになることがある、この場合、根拠や理由などいらない、「大丈夫、うまくいきますよ」と笑顔で言ってもらえるという、その事実だけが大切なのだ。
うつ病の人すべてに、「がんばって」と言ってはいけないわけではない、「がんばらなければいけないのに」とすでに自分を責めている人にさらに「もっとがんばれ」と言うのは、プレッシャーを与えて苦しめるだけなので避けたほうがよい、ということなのだ。
「お待ちしておりました」、自分を歓迎してくれる人、待っていてくれる人がいる、といううれしさ、それを相手に実感させることから、円滑な人間関係は生まれる。
「ごめんなさい」と謝る人に笑顔でこう言える人は、まさに人生の達人といえる、真の大人のための、含蓄のあるひとことだろう。
最近、時間に関係なく、この「おはようございます」をあいさつに使う人が増えている、使いはじめたのは、テレビ局や芸能界といった二十四時間体制で稼働している業界なのだろう。
【響いた抜粋と学び】
「こんにちは」には特別な意味があるわけではない、しかし、意味がない言葉だからこそ、場を和ませ、自分や相手の身体をほぐす力がそこには秘められている。
挨拶はしてもしなくても直接的な害はないのかもしれない。朝出逢ったからといって挨拶をしなければならない法律はない。
「おはようございます」
「こんにちは」
「こんばんは」
もしこの世からこれらの挨拶がなくなったらどうだろうか? 会話の最初に何を言っていいのかわからなくなる……相手と話したいときにクッションとなるものがなくなってしまう。
松下幸之助さんも「挨拶は暮らしの潤滑油」と言っていました。
挨拶は特別な意味を持たないのかもしれない。けれど、香山さんが言うように場を和ませてコミュニケーションを円滑にできるのだと思う。
いくら、”限定つき”であっても、「好き」と言われていやな気持ちになる人はいない、なるべく行き違いを招かない範囲で、「あなたの意見、私はとても好きです」などと、はっきり上手にこの「好きです」を使いたいものだ。
高齢者介護の現場でも「好きです」は有効です。
「〇〇さんと一緒にいる時間が好きです」
「〇〇さんと会話している時間が好きです」
相手のことを、相手の存在を認めることにつながるのでしょうね。
高齢になると、自分でできていたことがだんだんとできなくなり、どうしても否定的になってしまいます。
そんなとき介護職のあなただけはお客様を肯定してほしいのです。
もし自分の話をきちんと聞いてもらえたな、と思ったら、「お会いできてよかったです」「今日はお話できて本当によかった」と自分の感じた満足感を、相手にきちんと伝えてみてはいどうだろう。
親が75歳になったら読む本 子どもは、親の介護を引き受けなければならないのか/林千世子
の紹介記事で70代と90代では喜びのポイントが違うということを話しました。
「お会いできてよかったです」
僕の場合は「会えて嬉しいです」と伝えます。先ほどの抜粋と同じで、自分でできることが少なくなってしまったお客様はどうしても生きているだけで他人に迷惑をかけているとマイナス思考になりがちです。
「会えて嬉しいです」
この言葉はそんなお客様に生きていてよかった、まだまだ自分は生きていていいんだと無意識のうちに感じていただける言葉だと思っています。
マンネリ化した人間関係にも、この「はじめて」というひとことによって新鮮な風が吹き抜けるのは間違いない、たとえ、それが本当の意味での「はじめて」ではなくても、まったくのウソでなければ許される、相手も、「本当にはじめてなの?」などと追及はしてこないはずだ。
これも介護の現場で僕は使いますね。
「〇〇さんのように優しく言葉をかけてくれる人と出逢ったのは生れて初めてです」
「〇〇さんのようなステキな方に褒められたのは生れて初めてです」
そのような使い方を僕はしています。抜粋に書いてあるように、まったくのウソでなければオッケーだと僕も思っています。
このような初めては考え方、とらえ方でいくらでも”初めて”にできますので、恐れずにどんどん活用しましょう。
(お客様や相手を傷つけるウソはだめですよ)
【編集後記】
本日は社会福祉士基礎研修Ⅰ後期日程です。
岡本大輔というソーシャルワーカーを確立するための研修だと考えています。
僕の書店革命がソーシャルワーカーの新しい生き方、新しいソーシャルアクションとなるよう今日は学んできます。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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