本日の紹介はこちらです。
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【出会い】
以前、レビュープラス レビュー専門ブログネットワーク
で電子書籍の進化する教育 あなたの脳力は進化する!/大前研一
が当選しました。紹介記事が優良レビューでしたということで、レビュープラス レビュー専門ブログネットワーク
から送付されました。ありがとうござます。
【本書紹介のねらい】
本書の存在自体は大前研一さんが推奨するBBTを知ってもらいたいのだと思いますが、ここでの紹介では20世紀までの教育、考え方では確実に淘汰される、だから危機感を覚えていただきたいと思います。
【気になった抜粋】
親は、型にはめようとする学校教育のダメージから子供の脳をどう守るかを考えるべきなのだ。
きちんとした仕事をすればそれにふさわしい対価を得られることを子供は学ぶ、何もせずに小遣いがもらえる環境では、この感覚は育たない、だから大前家では小遣いはもちろん、お年玉もやったことはない。
経済成長率が10%を超えるような国も珍しくない中、そういうところで日本の培ってきた技術とかサービスを提供すると自分も大きな成長の機会、自分が起業すれば、つまり会社を興せばまだまだ大きなチャンスがつかめる、日本はそういったノウハウとか伝統的な技術というものをたくさん持ったくにでもあるということが言えると思います。
スイスには全寮制の小学校・中学校があり、海外に親が仕事で派遣されても心配ない、日本はスイスのように、家族と企業が両立できるようなシステムを構築することが必要なのではないだろうか。
憲法改正には衆議院、参議院ともに3分の2以上の賛成が必要で、さらに国民投票で過半数の賛成が必要とされる、かつて自民党が両院の議席が3分の2以上を占めていたときですら、その改正は不可能だった、実質的に日本国憲法は、改正ができない仕組みになっているのだ。
コモディティー化しそうな事業は早く手放すこと。
【響いた抜粋と学び】
教科書に書いてあることをそのまま暗記し、右向け右といわれたら何の疑問ももたずに右を向く人間は、20世紀の工業化社会には、たしかに適していただろう、しかし、21世紀というのは、何が正解か誰も知らない時代なのだ、答えを知りたければ誰かに教えを請うのではなく、自分の頭で考え出すよりほかない。
日本の教育の最大の問題というのは、答えのない状況に放り込まれたときに非常に大きな困難を感じる人が多い、しかし社会に出てみると全てのことに答えがないのです。
「工業化」が近代発展の鍵となっていましたので、20世紀は決められたマニュアルに基づいて動くことが推奨されていました。工場で決められた工程通り動かない人材、「なんでこれはこうなんだ?!」は適しません。ラインが動かなくなるからです。
工業化がもちろん悪いわけではないのです。工業化があったおかげで僕たちの生活は豊かになったのです。
豊かな生活の代償に人間にとってもっとも大切な一つ「考えること」が薄れたわけです。
思えば狩猟時代は考えないと生きていけなかったのでしょう。もっと言うと考えても運が悪ければ生きていけなかったのでしょう。
その時代から見ればまだ、僕たちは恵まれています。
今の時代は答えがない、つまり答えを自分で作れる時代、歴史を作れる時代にいるわけです。
ワクワクしませんか?
BBT一期生は50名、平均年齢38歳、公認会計士、医師などプロフェッショナルな資格を持っている人も多くいた、国家資格だけでは21世紀は食べていけない、そういう危機感をいち早く感じ取っている人が国内外から集まってきた。
公認会計士、医師など現在安泰とされるプロフェッショナルが”危機感”を持っているんです。僕たち介護支援専門員はどうでしょうか? 国家資格にするかどうか? ケアプランの1,5表作成? 必要なことかもしれないけど、もっと大事なことがあるんじゃないですか?
公認会計士や医師でも実力がなければ淘汰される時代において、介護支援専門員や社会福祉士はいかにして生きていくのでしょう?
僕たちは自分たちの専門知識・技術を高める以上に幅広い知識・技術が必要なんじゃないでしょうか?
日本のビジネスパーソンは、よくこんなことを言う、「ウチの会社は……」と、しかしこの言葉を何度も使っていると、時代の変化についていくことが難しくなる、今は急激に世の中が変化しているとき、自分が変わらなければ取り残されてしまうのだ。
似たような言葉で「この国は……」「政策が……」があります。介護事業は国の政策や法律に基づくので、言いたい気持ちもわかりますが、この部分はどうにもできない部分です。そこに文句を言っても仕方ありません。で、あれば自分が変わればいいのです。自分たちが変わればいいのです。
時代の流れに合わせて、変化すればいいのです。
【編集後記】
僕が喜久屋書店さんで本の紹介POPを作ることを子供たちに教えたら、びっくりしていました。
何がびっくりしたかって、パパが朝4時に起きて年間500冊読んでいたことを初めて知ったんですって。
あれ? 知らなかったんだ。
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