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【出会い】
7年前、派遣の仕事を終えて北海道に戻ってきたときです。芽室町の図書館の新刊コーナーに置いてあった本書を手に取りました。それから7年が経ちあのころ感じたことと今これからを考えたくてブックオフの105円コーナーで購入していました。
【本書のテーマ】
あなたが輝ける舞台を作っちゃおう!
【気になった抜粋】
仕事は、あれこれ選ばずに「やったもん勝ち」です、とくに若いうちは「仕事の食わず嫌い」をしちゃダメなんです、なるべく、いろいろな仕事を経験したほうがいい。
ごく普通に自己管理ができる人なら、絶対に遅刻なんてしませんから、しょちゅう遅刻する人は、社会人である自覚と緊張感が足りないか、仕事に対する責任感が希薄か、あるいはやる気がないか、そのどれかなんですよ。
「何をしたいか」という目標を具体的に思い描くのと同じくらい大事なことがあります、それは、その目標を「いつまでにやるのか」、期日の目標点も設定するということです。
確認のため夫に「子どもが熱を出した場合の仕事の分担」について、どう考えているかを尋ねたことがあります、彼は「今さら何言ってるの?」という顔をしてこう言いました、「俺が病院に連れて行くに決まってるじゃない。俺にしかわからない仕事のアポなんて入れてないよ。どうしても重要な仕事があっても、相手に迷惑をかけずにすむ手を打つよ。だって『契約書』で俺が育児の八割を負担するって約束したんだから。あなたも俺も経営者でしょ。家族よりお客様が大事でしょ。そっちを優先したからって、小さい時から自立する子どもに育てるって言ったじゃない」、彼のこの言葉を聞いて、私は涙が出るほど嬉しかった。
【響いた抜粋と学び】
僕の20代前半から中盤にかけて心にひっかかっていた一冊です。
言葉は悪いのですが、ランクを下げることによって、そこで一番になって自信を蓄え、その自信をエネルギーに変えてステップアップしていく、私のような高学歴でもない人間には、そういう生き方もあると言いたいのです。
自分が必要とされていないところに飛び込んでしまったら、こういった不幸なことになります、そうじゃなくて、自分を必要としてくれるところ、自分が役に立てるところを探して、そこに飛び込むんです。
特別に優秀な人でもなければ、大きなフィールドよりも小さなフィールドのほうが、自分の力をふるって、人に認めてもらいやすいということです。
大きい目標を打ち立てて頑張るのも一つの人生です。その一方で、今できることを見つけてやり続けることも人生です。
僕の中学校時代の友達のことを思い出します。彼は高校受験では志望校に落ちてしまいました。しかし、志望校よりもランクの低い学校に行ったため、中学校時代それほど勉強ができる人ではなかったのですが、トップクラスになり成績はオール5で大学受験では推薦入試で楽々合格だったのです。
目先の高校受験では挫折でしたが、その先の大学受験では大成功だったのです。
大切なのは、「小さなことでもいいから必ず一番になれることを見つけて、実際になること」なんです、それも「明日」なっちゃうんです、これが大事です。
この一節を読んだ時に真っ先に思い出したのが井上雄彦先生の「リアル」です。長野ミツルがチームメイトに言いました。
「声を出すとどうなるかしってるか。キツいときもがんばれるんだ。気持ちが折れないんだ。楽しくなってくるんだ。そしてチームの気持ちがひとつになる。まず手始めに日本一声を出すチームになろうや」
バスケットの上手いチームや強豪になろうという目標は持っていていいのですが明日実行できません。コツコツ積み上げるものだからです。
しかし、長野ミツルのように”日本一声を出すチーム”ならばすぐに実践できます。
兼務にはいろんなメリットがあります、まずヒヨコたちは、兼務することでいろいろな仕事を経験することができます、キャリアアップをしていくうえでこの経験は役に立つし、お給料もたくさんもらえるから、二重にハッピーだと思います、また会社としても、採用人数が減らせる分、経費節減になるのはもちろん、短時間で人材を育てることができるというメリットもあって、こちらも非常にハッピーになれます。
今から3年前に介護支援専門員実務研修受講試験に合格し、デイサービスの生活相談員と介護支援専門員を兼務することになりました。周りからは兼務することでどちらも中途半端になるのではないかと言われていましたが、僕は迷わず兼務を選びました。
それはこの言葉が頭に残っていたからです。
給料や経費云々は正直考えていません。一粒で2度美味しい的な生き方を選んだのです。2つおこなうことで多種多様な福祉職を目指したのです。
何かを成し遂げるために、誰かに応援してもらうために必要なこと、誰でも、今日からできること、それは、まずは小さな世界で一番になることではないでしょうか。
著者の江村さんが終始伝えたかったのはここです。あなたが輝ける舞台はあなたが作る。しかもそれはまずは小さな舞台からです。
今日出社したら、会社の中を掃除する。大きな声で挨拶する。返事を早く、大きく。今すぐできる当たり前を当たり前にやってみることから始めてみましょう。
【編集後記】
最近購入したんですよ。
携帯音楽プレーヤー? いえいえ、Bluetoosh(ブルートゥース)レシーバーと言って、iPhoneに入っている音楽をこちらのレシーバーから聴くことができるんです。
Bluetooshのイヤホンは値が張りまして、5000円近くするようですが、レシーバーは行きつけのホーマックで1980円でした。
重宝しますよ。
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