荻原博子の金持ち老後、貧乏老後/荻原博子 | ブログ

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おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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【出会い】
帯広図書館の新刊コーナーにありました。一度手に取り本棚に戻したのですが、やっぱり気になって、もう一度手に取り借りました。


【本書を読んで思ったこと】
バブル期や高度経済成長期は幸福の象徴ではなく幻想の象徴である。


【気になった抜粋】

老後資金……ニュースで流れるような金額はどれをとっても、今の日本人の少々豊かすぎるくらいの生活に基づいて計算されているということです、必要な老後資金は自分で決める。


税金も社会保険料もどんどん上がる時代、収入が増えない中でお金を貯めるには、家計をしっかり管理するしかありません。


節約は大物から……住居費や保険、通信費、車。


買い物に出かける前に、しておきたいことが二つあります、一つは冷蔵庫の中の在庫チェック、もう一つは、献立を決めること。「ふるさと納税」とは、今住んでいるところではなく、”ふるさと”に税金を納めることによって”ふるさと”を豊かにする制度です。


【響いた抜粋と学び】

日本の財政が簡単に破綻することはないと考えています、日本が発行する国債の大半は、国内の年金資金や銀行、保険会社、そして個人が購入しています、外国人保有率は5%程度にすぎません、日本国債を持っているのはほとんどが、”身内”ですから、市場でいっせいに売られて価格が暴落し、財政破綻につながることがすぐに起きることは考えにくいのです。


先日紹介した書籍「なぜ日本経済は世界最強と言われるのか/ぐっちーさん 」でも同様のことが書かれていました。

身内である日本人がわざわざ自分達の国を破綻させるために市場でいっせいに売ることはないでしょ? ということです。



これが正解とまでは言いませんが、国の借金がどれくらいあるというマスコミに踊らされていたのは間違いありません。



今は年収300万円の生活はどこでも普通の時代です、難しいとはいえ、その中で、子どもを育てながら貯金を増やしている家庭も少なくありません、年収300万円の生活に慣れていれば、年金生活に入っても生活レベルがそれほど下がることはありません、収入の多い人は贅沢な生活に慣れているのが普通です、年金生活になって収入が激減したからといって、急に生活レベルを下げるのは難しいはず。



経済成長がゆるやかになり成熟された社会となっております。あなたにとって必要なモノってなんでしょうか?



あなたが建てる家は本当に必要ですか? そんなに大きな家は必要ですか? 僕は介護の仕事に携わっています。老後に一人寂しく大きな家に住むことは大変ですよ。子ども達がいる間は大きな家が必要かもしれませんが、その家に誰か帰ってくるのですか? 誰か継ぐ予定あるんですか? 周りの人にええかっこしようと思って大きい家を建てるんですか? 新車を買う理由はなんですか? 車がないと本当に不幸ですか? 



円熟期にふさわしい生き方……今の40代、50代の人々は、高度経済成長の中で大人になった世代です、バブル期の浮かれっぷりも体験し、モノをたくさん買ったり消費したりすることが幸福の条件のように思っているところがあります、そんな価値観を見直すべきなのです。


先日参加した「最高の未来をつくるセミナー 2013年版」でも”お金のこと”をテーマに話されていました。



昭和47年、学食のラーメンは70円、70円ですよ。十勝帯広で大人気のインデアンカレーは現在399円です。当時は100円です。まさにワンコインランチじゃないですか。当時の初任給は2万6千円。

3年後の昭和50年、初任給は5万2千円。一気に上がりました。給料が上がると共に物価も上がったのです。



現代はそのような急上昇は考えられません。金利も低いのです。



当時の人たち、高齢者介護の現場では介護を受ける高齢世代はその当時を「いい時代」と称します。



この話を聴いて僕らの世代でも羨ましいと思う人がいるかもしれません。



しかし、僕はその時代を体験しなくてよかったなぁとつくづく思います。



だって、幻想でしょ? サラリーマンが自分の家と車を持てるって先進国じゃありえないって。

戦中・戦後の日本を生きた人の話では帯広から38キロ離れた町村から毎日仕事に列車で通った人もいます。20キロ離れたところから列車で通っていた人がいます。

それはつい半世紀前のことです。それが今ではサラリーマンのほとんどが車を所有しているわけです。



バブル期は会社のいいなりになっていれば勝手に給料が上がる時代。頭を使わなくても保障してもらえた時代。



それでも僕は頭を使って自分のやりたいことを実現できる現代に感謝です。


夫婦2人で住むには今の家は広すぎる、ということもよくあるケースです、そんな場合は、コンパクトな家への住み替えを検討してもいいでしょう。



今50代くらいの方はここはチェックです。今は元気だとしても30年後はどうなのか? 大きい家は歩くのも掃除するのも大変なんです。自分の状態にあった大きさを選ぶことが大切ですよ。


【編集後記】

「最高の未来をつくるセミナー 2013年版」で初めてマインドマップに挑戦しました。今度多色ボールペンを購入します(何事も挑戦したくなる性分なので)。


朝4時起きで活動し、圧倒的読書量で介護業界に革命を起こす男のブログ-image

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