僕は一生サラリーマンなのだろうか? /高橋朗 | ブログ

ブログ

保存用

おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
↓↓↓


ナナコーポレートコミュニケーション
発売日:2005-11-01















【出会い】
昨年、タイトルに惹かれて一度借りました。2週間で読めず、延長しても読めず、返しました。今年に入って、自分が小説を書くに当たり、参考にできるのではないかと思いもう一度借りて読みました。


【本書の】
サラリーマンが悪なわけじゃない。あなたはどの生き方を選ぶ?



【気になった抜粋】

「なんでウチみたいな会社でサラリーマンやってるんすか?」、「今のままで、特に不満がないからだよ。独立するのも転職するのも、面倒だし」。 


「常識的な人材はたくさんいる。だから余っているんだ。オレの会社の採用でも、一番先に落とされるのが、常識的なヤツだよ」。


「カネがすべてじゃないってセリフは、金を持ってるヤツの言う言葉だよ。カネのないヤツが言うと、それは負け犬の遠吠えだ。逃げてるだけだよ。つまり、精神的に負けを認めることになるんだよ」。


「部下のミスは、上司の指導不足のせいだよ。部下の力量が不足しているのも上司の教育が不足しているからだ。だから、部下がやったことは、全部上司の責任だよ。だいたいな、上司の存在価値って、部下の責任を取ること以外には、何もないよ」。


「個性豊かな社員を統率するためには、経営サイドがそれだけの力量を持っている必要があるもんな」。


「自分で着るもののことすら自分で考えられないような人に、どうやって個性を教えればいいんですか?」。


「常識を知らないことはダメですが、常識を知っている上であえて常識通りに行動しないことが、個性的ということです」。


「ボーナスってのは、調整給のことですよ…業績が悪くてボーナスがゼロになったって、本来は文句なんか言う筋合いではないんですよ。それなのにボーナスを住宅ローンに組み入れるなんて、自殺行為も同然ですね」。


サラリーマンが売っているのは「社員みんなと力を合わせて行う労働」だ。


「成果主義なんかね、人件費を削減するための会社側の言い訳に過ぎないのよ。それを社員側がわざわざ言い出すなんて、笑っちゃうわよ」。


「周りは自己責任を取らないヤツばっかりなんだぞ。だったら積極的に自己責任を取れば
、それだけで一歩リードできるってことだよ。自己責任を取るだけで、他の人よりも信頼とか自由とかが手にいれられるんだぞ。すごいチャンスじゃないか」。


「自己責任を取るっていうのは、自分の頭で考えて何かするってことだ」。


「なんで仕事ごときのことで、死のうとするのかしら?」……「育児とかでノイローゼになるのは、まだ分かるけど、ねぇ?」、「男にとっては、会社と自分が一体なんじゃない?」。


自分よりも家族が重要、従業員やお客様のことは、家族よりも後回しだ、独立せずにサラリーマンでいることのメリットは、これなんだ。


【響いた抜粋と学び】
「転職にリスクがあるヤツなんて、今の会社にい続けたとしても、転職するのと同じくらいのリスクがあるよ」。


「ちゃんと10年分の実力をつけているんだったら、転職するリスクはないし、会社にいてリストラされるリスクもない。だから、転職のリスクに怯えてるヤツは、転職しようがしまいがリスクはあるってことだ」。


いきなり痛いところを突きますね。不況だとか就職難だとか転職が大変、など新聞やニュースが賑わっています。


なぜ、不況が大変なのか、就職難なのか、転職のリスクがあるのか? この本質はなんだろうか?


ストレートに言います。実力不足です。不況のせいではありません。就職難? 転職のリスク? 違う違う。それはあなたの実力があるかないかです。


僕自身も今の会社に入る前や以前の会社に入る前に数社応募して落ちていました。


その理由は何か? 僕の実力・経験・実績不足です。大卒なのに、それを証明するだけの力がなかった。それだけです。


「オマエが会社を好きな理由、オマエが会社を辞めない理由はな、会社がオマエに何をしたらいいのかを教えてくれるからだよ」。



学生を見て、「羨ましい」と話す人は上記のように考えていませんか?

学校や会社はあなたに課題を与えてくれました。あなたに次何をやればいいのか教えてくれました。


昔僕がやっていたドラゴンクエストやファイナルファンタジーもそうです。

ストーリーが決まっていて、次にどこに行くのか教えてくれました。


人は困るのです。次に何をしたらよいのか、課題が与えられないと困るのです。


「男の人って、何か特定の仕事だけしていたいのよ……」、「だから男社会って、やたらと役割分担されてるんだ」。


「スペシャリストは、特定の能力だけを期待されてるんだから、それ以外の部分は関係ないよ。欠点を直すことなんか、後回しだよ」。


なるほど。

介護現場でも役割分担が強調されている気がします。相談員は相談業務。介護職は介護業務。看護職は看護業務。


現代の介護現場では”専門性”のもと、役割分担が明確にされている気がします。


これは異業種や時代から見てどうなのか? ディズニーやリッツカールトンあたりが参考になるかわかりませんが、これらの組織では専門はあるものの、専門外のことでもお客様のためになることは求められます。


福祉現場は極めて役所的な区分になってしまっているような気がします。




【編集後記】
手帳の日付が今年の2月で終了してしまうため、新しい物を購入しました。今回はノートです。


ちなみにシャープ付きのボールペンも購入です。

↓↓↓


朝4時起きで活動し、圧倒的読書量で介護業界に革命を起こす男のブログ-image



ここまでお読みいただきありがとうございます。

コメントは自由制です。一見さんも読者も大歓迎です。
返信は24時間以内にいたします。
※心無い非難・誹謗・中傷等は削除させていただきます。



ナナコーポレートコミュニケーション
発売日:2005-11-01