本日の紹介はこちらです。
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【出会い】
幕別町図書館札内分館にて発見しました。
【本書が教えたいこと】
カイゼン!
【気になった抜粋】
「職場や家の環境は清潔か? ビジネスマンにとって大事なことの1つは体調を崩さないこと」。
「しつけというのはだな、子供に言って聞かせるのとは少しばかり違う。これも2つ意味があって、1つはビジネスマナーを守ること、もう1つは継続させる仕組みを作ること」。
「文化というのは個々の意識を変えるところからしか生まれんのだよ」。
「人の喜びというのは、何かを買った時だけではない。期待を上回った時に増幅されるものなんだ」。
「1つの仕事だけすることを『単能工』、反対にその現場にあるいろいろな仕事を出来るようになることが『多能工』」。
「日本という国では、どうにも『残業』と言ってしまえば、許される風潮があるからな。何で残業しているのか、その中身をよく見る必要がある。昼間にムダな時間を過ごしている場合も大いにあるからな」。
「『向いてない』とか『出来ない』とかいうやつのほとんどがただの思い込みだ。……お前らみたいな若造に『向いている』とか『向いていない』なんて判断できるわけだないだろう」。
「新しい視点や考え方を得るためにも、非常識な目標を設定することは大事なんだ」。
【響いた抜粋と学び】
「整理というのは必要なモノとそうでないモノを区別して、必要でないモノをすてることだ。そして、整頓というのは『整理して残った必要なモノ』を分かりやすく表示させていくことなんだ」。
勉強不足ですいません。今日の今日まで「整理整頓」は四文字熟語だと思ってました。整理は必要・不要を区別する、整頓は区別された必要なものを次に使いやすいようにすることなんですね!
モノを探している時間……年間150時間「まずはモノを探している時間を意識してみなさい。何かを探しているな、と思ったらその時間をゼロにするためにどうしたら良いか考えてみるがよい」。
違う書籍でもたびたび目にすること。働く人の多くは探しもので時間をとられている。
年間150時間というのは、一日8時間、週40時間と換算すると約1ヶ月にあたります。
僕達は一ヶ月は探し物を仕事としてしまっているのです。
「ちゃんと折り目の付いたスーツを着て、身だしなみを整えるのだ。見た目だけでも人の印象というのは全然変わってくるからな」。
大学生の頃の社会福祉士の受験資格を得るための実習に行った時のことです。
僕は知的障がい者施設での実習でした。その施設で確か焼肉屋さんに食べに行く行事があったときのことです。
僕の履いていたジャージの左膝には穴が空いていました。
僕はそれ以前にボランティアで他の知的障がい者施設に行ったことがあり、そこにいる利用者様にウ〇チをつけられてしまった女の子がいたことを覚えていました。
そのとき、ボランティア先の職員は言いました。
「こういうことがあるから、変な話だけどあんまりいい服は着てこない方がいいんだよ」
僕は真に受けすぎました。汚れて困らない服でいいんだと思いました。
穴あきジャージは汚れても何してもまったく困りません。実習自体には支障はないでしょう。
しかし、違うのです。外出すると言うことは社会に出ること。社会に出るときに”身だしなみを整える”のは当たり前のマナーなのです。
僕は分かっていませんでした。
実習先の職員が申し訳なさそうに言いました。
「ごめんね。そのジャージだけ取り替えてくれるかな?」
今なら、当たり前と分かります。もし自分の子供が外食するのに穴が空いたジャージを着ていこうとするならば、社会のマナーを説くでしょう。
しかし、当時の僕は意味がわかりませんでした。穴が空いていて何が悪いんだろう……? 僕はしぶしぶジャージを交換したのです。
「お客様にとって何が必要なのか、どうしたらよいのかを徹底的に考えろ。それを考えたうえで話をし、行動しなさい。それから、誰に給料をもらうのかを忘れないことだな」。
僕達は誰から給料をいただいていますか? 会社から? 不正解です。
お客様から? 半分正解です。
介護保険料は公費+保険料+利用者負担となっております。
公費は国と都道府県・市町村の税金です。保険料は40歳以上64歳以下の第2号被保険者と65歳以上の第一号被保険者が負担しています。
それにプラスしてサービスを実際に利用しているお客様の自己負担1割です。
僕たち介護業界に従事する人たちはこのように目の前のお客様だけでなく、見ず知らずの40歳以上の方たちから給料をいただいていることになるのです。
高齢者だけでなく、介護を必要としていない人たちからまで、お金をいただいていることになるのです。
【編集後記】
先日の日曜日、またも4歳の次男と長女と一緒に札内駅に行きました。
幕別町の公共施設――札内スポーツセンター、幕別町トレーニングセンター、札内駅などに本棚があります。
これは図書館で使った書籍などが入っている本棚で自由に借りたり、もらったりしてよいのです。
僕も先日一冊いただきました。そのお礼といってはなんですが……
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自宅で読まなくなった書籍を8冊本棚に入れてきました。
帯広から帰ってくると早速数冊次の方の手元に旅立ったようです。
たくさんの学びと気付きをありがとうございます!旅立った先でもお元気で!
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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