本日の紹介はこちらです。
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【出会い】
帯広図書館の自己啓発の棚にあるカ行を見ました。。すでに読んでいる小林正観さんの書籍が並ぶ中、一冊だけ手に取ったことのない書籍があるのを発見しました。そう、今までは帯広図書館になかった書籍がいつの間にか、並んでいたのです。早速僕は借りました。
【本書のテーマ】
~本書より~
この本では、豊かさの最大のポイントとして、心を考えることにしました、豊かだ、幸せだと感じる心を形成しない限り、豊かさも幸せも手に入らないということです。
【岡本大輔の視点】
真の幸福とは?
【気になった抜粋】
「先憂後楽」という言葉は、施政者は民に先んじて憂い、民に遅れて楽しむものであるという、政治を司る者を戒める言葉です。
文句を言うことは、いくらでもできるのです、しかし文句を言ったところで、どうにもならないことが、世の中にはたくさんあります、これを「理不尽なこと」というのですが、理不尽なことが起きた時は、それは神様から人格を問われているということです。
「悟りとは、平気で死ぬことではなく、平気で生きることだ」(正岡子規)。
母親が穏やかでにこやかに生きられるように支えてあげる、後ろから支えてあげる、脇から支えてあげるというのが父親の役割になります。
自分は不運だ、不幸だ、アンラッキーだ、ついていないという類の発現をやめることです、そのようなことを言い続けていると、5年、10年とつき合ってきた友人は、そのアンラッキーの一部を自分も担っているんだと思います、そういう言い方をしているわけですから、心ある友人をどんどん遠ざけていきます。
【響いた抜粋と学び】
幸せの根本には「足るを知る」という思想が絶対的に必要だと私には思えるのです。
人間の欲望、欲求、執着には際限がありません、足るを知る、自分がここで満足するというラインを持たない限り、人間が幸せになることはないでしょう。
人間にはあれがしたい、これがしたいという欲求があります。解散したザ・ブルーハーツの「夢」という曲にも「あれがしたい、これがしたい、もっとしたい、もっともっとしたい~♪」とありました。
ヒト科のヒトの基本は”もっとしたい”、なのです。
それは悪ではありませんが、著者の小林正観さんは、それでは”真の幸せ”にはたどり着けないと話します。
「足るを知る」とは”俺なんて所詮、この程度だ。”と卑屈になることではありません。足りないことに感謝する気持ちを持つことです。
おいしく食べるために絶対的に必要なこと、それは空腹であることでした、健康であることを喜びにできる人は、病気や事故に遭ったことのある人です、病院のベッドの上で何日か過ごしたことのある人は、なにもなく普通に過ぎていく日々が、どれほど幸せであるかということがわかります、なにもないことが最大の幸福だと気がつくのです。
高級フレンチだから美味しいのではありません(美味しいとは思いますが)。あなたが朝パンを一枚食べてから何も食べずに働き続け、帰ってきたとき、あなたの目の前に納豆ご飯がありました。それはなんでもない、スーパーに売っている納豆をかけたご飯です。
あなたは空腹です。お腹が空いています。あなたは納豆ご飯を食べます。まずいですか?
いえ、きっと美味しいはずです。
ないからこそ、足りないからこそ、あるものに対して感謝と幸せを感じられるのです。
酸素は自分でつくっていますか、水は自分でつくっていますか、自分で酸素も水もつくり出して、自分の力だけで生きていますか、聞かれた人の中で、自分の力で生きていると答えた人はいません、私たちは自分の力、自分の努力や頑張りで生きていると思い込んでいますが、実はもっと基本的なところで、私達の力によるものなどなにもなく、生かされています。
己の無力さを感じると共に、今生きることができて感謝できる部分です。僕達が生きるために必要な絶対要素、「空気と水」。空気がなければ人間は5分もしないで死んでしまう。水がなければ1週間が限界だろう。
その二つは僕達が作り出すことができない。大自然が、この宇宙が奇跡を起こして作り出したのだ。
それは悪い意味ではなくて、僕達は生かされている。このことに感謝することが必要だと感じさせられました。
【編集後記】
クリスマスというと、「あれが欲しい、これが欲しい」、子供からせがまれる真っ只中です。
そんな日に小林正観さんの書籍?と自問自答を繰り返しながら、紹介に至りました。
モノを上げることは感謝の気持ち、喜びを伝える手段として有効です。
これを知っているからこそ、今度は「足るを知る」ことができるのだと感じています。
我が家では今朝、居間にあるクリスマスツリーの下に子供達のプレゼントを設置しています。
子供達は喜んでくれるかな?
ワクワクです。
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