グループディスカッション対策・・・認知症ケア専門士2次試験で気をつけたいこと。 | ブログ

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こんにちは。岡本大輔です。


ついに明日です。


第8回認知症ケア専門士認定試験2次試験が明日に迫りました。


1次試験である筆記試験、2次試験前のレポートを提出しているあなたにとって、認知症ケア専門士の資格はすでに目の前に来ていると考えてもらってもいいです。


2次試験は”グループディスカッション”です。

面接官に直接聴いたことがないですが、ネット等の情報によればこの面接で落ちる条件があるそうです。


それは、


1.ディスカッションでまったく喋らなかった人・・・つまり自分の意見を言わなかった人となります。


2.意見を言ったのはいいけれど・・・明らかにテーマにそぐわない意見だとか、専門職として、人間として、間違った意見を話す人。

※ 例えば、身体拘束を家族からお願いされたケースにおいて、「本人の気持ちや考えなんて無視して家族の考えだけを尊重して喜んで身体拘束します」と言ったらアウトだと思います。

(まさか、こんなことを言う人はいないと思いますが。)


3.人の意見を聴かない人・・・自分の意見ばかり言い続ける人です。


要約すると、


①意見を言わない人。

②明らかに間違ったことを言った人。

③周りの人の意見を言う権利を奪う人。

となります。



なので、面接が始まったら、あなたがやることはまず、意見を言うことです。


1グループ8名くらいでディスカッションです。


手っ取り早いのが、ディスカッションが始まり、”自己紹介”が確か合ったはずです。


自己紹介後、挙手して「僕から(私から)よろしいでしょうか?」と一言確認して、あなたの意見を述べる。


これが一番手っ取り早く不合格条件を取り除きます。



次に気をつけたいことです。


もし、あなたが真っ先に意見を言うことができたのならば、気遣ってほしいのです。


意見を言ったあなたから時計回りでも逆時計回りでもいいです。


「もしよければ(隣の方を指名して)〇〇さんどうぞ。時計回りでみなさんの意見を教えていただけますか?」


と伝えたら、とてもスマートです。


せっかくですので、あなただけが合格に近づくばかりではなく、周りの仲間達も合格できるように働きかけることが認知症ケア専門士には必要です。


2番目以降に発表する人はどうしても前に発表した人と似た意見になりがちです。


だからといって「さっきの人と同じです。」だとか、「〇〇さんと同じ考えです」だけで終わってしまわないようにしましょう。


それは意見を述べたことにはならないからです。


「私も〇〇さんと同じ考えで、拘束はしないようにしたいと思います。なぜなら・・・」


と例え同じ意見だとしても自分の言葉でしっかりと伝えましょう。



・・・僕が2次試験を受けた時は、グループに1名だけ意見を言った後にひたすら喋っており、僕は意見を発表するチャンスをうかがっていて、なかなか意見をいえなくて(その人が喋り続けるので)、ドギマギしていました。


最終的には強引に「ちょっといいですか?」と切り出して発表しました。



専門職の中には、残念ながら”空気を読んでくれない”人がいるということも覚えておくといいと思います。



そんな中で、自分の意見を発表する時はどうしたらよいか?


心の中では「あなたの意見はもういいから僕にも(私にも)喋らせて!」と思います。イライラもしてくるでしょう。


しかし、そこはしっかりと大人の対応で行きます。


プロのカウンセラーの技術では、どんな人間でも呼吸をする。だから喋り続ける人をじっくり観察して、息を吸った瞬間に「よろしいでしょうか?」と声をかけるのがスマートかもしれません。


時間に余裕がないと思えば、僕のように多少強引でも「すいません、僕も意見を言っていいでしょうか?」と謙虚にお願いしてみるといいと思います。喋り続ける人に伝え、グループ全体も見渡すと、おそらく仲間全員がウンウンと頷いてくれます。


ディスカッションの場で他の人が喋られないくらい1人で喋り続ける人は落ちてしまうと言われています。

そのような人が落ちるのは一向に構いませんが、その人が喋り続けたために意見を言うチャンスを逃し、あなたも落ちてしまっては元も子もありません。



あなたが認知症ケア専門士2次試験を受けるのはなぜですか?


認知症ケア専門士の資格を取得するためですよね。


合格のために必要なことをするだけです。



①自分の意見を言う。

②人間として、専門職としての考えを伝える。

③仲間の話も聴く、仲間が話しやすい環境を作る。



3原則をもって、第8回認知症ケア専門士認定試験、2次試験に突き進んでくださいね。


頑張ってください。


ここまでお読みいただきありがとうございます。