こんにちは。岡本大輔です。
先日の研修会打ち合わせにて、このような話がありました。
「主任ケアマネばかりが増えて、新人以外全員主任ケアマネになる可能性がある。主任ケアマネなんだけど、管理者になっていない。」と。
で、結局主任ケアマネって何だろうと僕は思ってネットで調べました。
介護百科ドットコム で調べてみました。
そこから一部抜粋させていただくと、”主任介護支援専門員とは、介護支援専門員として働いている大勢の人達を統括し、介護支援専門員同士のネットワークがスムーズに機能するよう、彼らをまとめあげるリーダー的な存在”だそうです。
主任ケアマネをリーダー的存在として期待しているにも関わらず、事業所によっては主任ケアマネが増殖して管理者はもちろん、一人。
その状態ではその資格は宝の持ち腐れであり、もっと言えば何も意味を成さないのです。
では、どうしたらよいのか、その一つの解決方法が主任ケアマネの独立だと僕は思います。
そこで出る課題としては、サラリーマンな働き方しか出来ていないケアマネジャーがいきなり独立できるのかどうかということです。
「時給〇〇円、労働時間〇〇時間、休日は週休〇日」というぬるま湯につかるサラリーマンが独立できるかどうかというとこれまた難しい問題になります。
独立すれば、「時給〇〇円、労働時間〇〇時間、休日は週休〇日」はすべて自己責任、設備等の準備も自己責任、ボーナスはもちろんなし。
そんな状態でも、独立してケアマネジャーをやりたいという熱意ある人ではないと働けない。
”主任ケアマネ”という資格を作ったはいいけれど、意味づけをしたはいいけれど、結局意味づけどおりに進まないのが介護業界の実情だと感じた瞬間でした。
ここまでお読みいただきありがとうございます。