おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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【出会い】
【本書のテーマ】
昭和25年~29年までの歴史を教えます。
【岡本大輔の視点】
こんな歴史があったんだ!?
【気になった抜粋】
昭和25-29年の日本の政治と社会の印象はイライラ、暴力衝動、密告の怖さ、の3つの言葉に要約される。
20-25年、食の時代(食への欲望が中心)、26-30年、衣の時代、31-35年、耐久消費財の時代(洗濯機、冷蔵庫、テレビ)。ファッションそのものが日本の女性の社会的地位を変えた・・・歴史を書くのは男だから重要視されていない?戦後の日本を根こそぎ変えたのはファッションだった。
名曲喫茶やうたごえ喫茶の全盛期。
【響いた抜粋と学び】
朝鮮戦争を書いた作品がほとんど見当たらない、戦時中に朝鮮で軍務に服していた旧日本軍人は有力な、頼りになるスタッフだったに違いない、参加させられた日本人は全部国籍を削られ、韓国名になっていた、という(松本清張)。
そういえば、「はだしのゲン」というマンガで日本が戦争終了後、”警察予備隊”を作って朝鮮戦争に出兵した人がいた(戦死した)という部分があった覚えがあります。
実際に僕のデイサービスでお客様数名に朝鮮戦争のことを尋ねるとほとんどの方が言います。
「戦争終わってからアメリカと朝鮮が戦ったんだ」と。
お隣の韓国が戦争していたのに、あまりに無関心・・・(当時のことを振り返れば、日本全体が貧しい状態でそれどころじゃないか)。
映画館の痴漢は電車よりひどかった、何しろ暗がりの中である。
想像できないですね。今や映画館で映画を見るのではなくて、レンタルDVDで自宅で悠々と見る時代です。
超満員の映画館は・・・、しかも映画館内で痴漢って・・・。
昭和26年の覚醒剤取締法が施行される前は普通に覚醒剤が使われていた。
これには驚きました。そして、例のごとく僕のデイサービスに来ているお客様に尋ねました。「知らないよ」もしくは「そんなわけないしょ」といわれましたが・・・。
法律がなかったから使っても問題なかったのだけれど、そこまで大衆化されていなかったのと、もしかしたら、”覚醒剤”という認識がなかったのかなとも感じています。
北海道の片田舎だから、そこまで広まっていなかったかな。
よくよく考えれば、覚醒剤の法律にしても、売春の法律にしても、最初からあったわけじゃないのだから、法律が出来る前は合法的に覚醒剤ができて、合法的に売春ができたのだから、想像つかないです。
今の時代に比べれば、個人の選択の重みが強かったのだろうと感じます。
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