おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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【出会い】
帯広図書館の新刊コーナーにありました。レイ・クロックと並んで大器晩成な成功者で有名なカーネルおじさんのことを知りたいです!
【本書のテーマ】
人生は長い、失敗してもやり続けることだよ。
【岡本大輔の視点】
人生で最後まで諦めないところに意味ができる。
【気になった抜粋】
7歳のカーネルは母親の調理法をまねてパンを焼き、母がいる缶詰工場へ持っていきうれしそうな母親の顔を見ることになる、これが料理人としてのスタート。
初めての仕事をクビになる・・・母親の叱責をじっと聞いていた、泣きたいと思うよりも、母親をがっかりさせたことがとても恥ずかしかった。
「食べるために働く」というと、働くことの動機としては低く見られがちだ、しかしやはり労働の根底には生活のためという動機があることは紛れもない事実だろう。
他人に奉仕するとは、他人がああしたい、こうしたいと思うこと、要するにニーズを的確にとらえて、それにふさわしい何らかの価値を提供することだ。
頭に血が上りやすく、下品な言葉を浴びせる、これまた我々が知っていると思っていたカーネルおじさんの意外な素顔である。
友達付きあいするくらい顧客と親しくなれ。
懸命に働けば相応の見返りがある。
亭主が料理好きで腕も立つと、妻の肩身は狭くなるようだ。
ベッドに入ったらあれこれ悩まないことじゃ。
「なぜ引退しないのですか」と尋ねられたら、ワシはこう答えるんじゃ、「錆びつくよりか、すり切れるほうがまし」、じっとしていて錆びつくよりも身を粉にしている方が好きなんじゃよ。
【響いた抜粋と学び】
カーネルのただ2つのルール・・・できることはすべてやれ、やるなら最善を尽くせ。
失敗とは再び始動したり新しいことを試したりするために与えられた機会じゃよ、ワシはそう信じている。
僕自身、大学を卒業して初めて働いた職場を1年3ヶ月でそそくさ辞めて自動車工場で働き、また福祉に戻って・・・という人生を歩んでいて、一つのことが長続きしないと感じていましたが、カーネルおじさんの人生を読み解くと上には上がいるんだとしみじみします。
最終的にケンタッキー・フライドチキンで大成功するまで事業が失敗を繰り返してきましたが、そんなカーネルおじさんだからこそ、これらの抜粋の言葉に共感できます。
日本で言うと、松下幸之助さんタイプなのかな?と感じます(幸之助さんも短気だったって言うし)。
店を清潔にしなさい、スタッフには礼儀正しくさせなさい、おいしい料理を出しなさい、あとは懸命に働きなさい、これで成功できるとは限らんが、成功への第一歩にはなるだろうね。
最低限気をつけるところですね。掃除に関しては資格がなくても誰でもできると勘違いしているかもしれませんが、やる気のない人間や気づかない人間は表面上見えるところだけパパッとやっておしまい。
部屋の隅に溜まっている埃をふき取らないから、見ているお客様は気づいてしまう。
ここは表面を取り繕う場所だと。
人は60や65になると人生これで終わりと思うものじゃ、しかしその人の年齢は、自分が感じた年、思い込んだ年で決まるもんじゃ、年がいくつであろうと、やれる仕事はたくさんあるさ。
松下幸之助さんも確か、青春とは実年齢のことではないということを言ってましたね。
僕もこの言葉を受けて、20代のときにやればよかった・・・ではなくて、30代の今だからこそできることをやりたいと思います。
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