おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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【出会い】
本が好き!の書評で話題になっていたので読みたくなりました。帯広図書館の新刊コーナーに置いてました。
【本書のテーマ】
秘密基地の作り方です。大人も子どもも自分だけの居場所を作ろう。
【岡本大輔の視点】
幼少期のことを思い出してみます。
【気になった抜粋】
昔は、空き缶や空き瓶などで造られた家が、近所に一軒くらいはあったものでした、同じサイズの材料をたくさん組み合わせることで、魅力は倍加します。70年近く前に武器が外されて抜け殻となった建物に、どのように新しい機能を与え利用するかを探ることで、いつもと違う角度から日常の風景を発見してみようと言う取り組みです。
【響いた抜粋と学び】
秘密基地の例・・・自宅の押入れ、プール下の洞窟、立ち入り禁止のフェンスの中、花壇の地下室、体育館の器具室。
小学生1年生の時に通学路に家が建とうとしていました。その土台の段階のときに僕と1つ年上の友達と同級生と3人でその土台の中に入って遊びまわったことを思い出します。今では家が一気にたつので、このようなことはないでしょうが、あの当時は僕らの身近にある迷路であり、秘密基地的存在でした。
また、先生に何度怒られても小学5,6年生のときは体育館の器具室の中で遊んでいました。氷室京介の「kiss me」を知ったのも実は体育館の器具室です。
一緒に遊んでいた友人がたまたま口ずさんでいたのです。
僕の氷室京介好きはこの秘密基地から始まったのです。
部屋の中での秘密基地は、一人もしくは少人数での利用が前提ですから、大人から自分たちを隠す遊びとも言えるでしょう、親の小言から逃げるための空間なのでしょう。
僕は子どもの時から自分の部屋があったので、あえて秘密基地を作る必要もなかったのですが、親の小言から逃げるための空間として、机の中に隠れたことがあったことを思い出しました。
当時、同居していた祖母とケンカをして、机の中に逃げ込んで追いかけてきた祖母につばをかけていた思い出があります。
そのときの写真が残っていたのですが、自宅には置いていなかったのです(懐かしいなぁ)。
人間には創造力がある、しかし、その創造力も全てを持ち得ているときには活動をしない、創造力は何も持っていないときに初めて、顔を出してくれる。
お笑い芸人の大御所であるダウンタウンの松本人志さんはレゴブロックで遊びたかったのに、レゴブロックがなかったので、彼はレゴで何かを創る前の段階、つまりどうやってレゴブロックを創るのか、から始まったと本で読んだことがあります。
彼は比較的貧しい生活をしていたのですが、その生活のおかげで想像力や創造力が養われてお笑い界で実力を発揮する要因になったようです。
何もないからハンデになるのではなく、何もないからこそ能力が研ぎ澄まされるのだと気づかされる部分です。
「金がないなら知恵を出せ!」って言うじゃないですか。資金力のない介護施設にいる職員ほど、「うちの会社はお金がないから設備が整わない」と嘆くばっかりです。
確かに高額な福祉用具を整備するのは個人の資本だけでは不可能かもしれませんが、どうやってそれを代用できるか、そもそもお客様には今何が必要なのか頭を捻って考える能力を高めさせていただくことになっているのです。
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