おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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【出会い】
本が好き!の献本に当選当選しました。
【本書のテーマ】
これからやってくる未来はどんなものなのか?
【岡本大輔の視点】
自立と高齢者の考え方
【気になった抜粋】
国民に選ばれた人に総理大臣をやってほしい、と、国会議員と党員だけで国民抜きで総理大臣を代えないでほしい、と。
150年後に日本は存在しているのか、日本人は日本人でなくなってしまっているのか。
幕末から明治にかけての「第一の開国」は、独立を守るために戦っての開国でした、戦争に負けて押しつけられた第二次世界大戦後の「第二の開国」とはまったく性格の異なるもの。
日本人のうち東日本大震災の被災者でない人々のほとんどは、「私は、今、ここで、こんなことをしていて良いのか」と自らに問うたに違いないように思われる。
人の死は突然来る、葬式に来てくれる客が一番の客なのである。
(弁護士を辞めたら)「何もしない、何もしないってことをしたいんだ。」。
「毎日を人生最後の日であるかのように過ごせば、かならず成功することができる」(スティーブ・ジョブス)。
船旅の時代に時差はなかった。
【響いた抜粋と学び】
失うものを持った人間は弱い、失うことを怖れる人間は、もっと弱い。
まったくその通りだと思い、抜粋しました。スポーツ選手でも家庭を持つとダメになるタイプがいると聴いたことがあります。
守るものを必死に守るうちはいいのかもしれませんが、守るものに逃げてしまわれては本業を見失うのかもしれませんね。
自分の安心の場を失いたくないと怖れると行動ができなくなる。
自分は本当はやりたくないけれど、会社の方針だし、それに従わなければ生活ができなくなるサラリーマンの心情を映し出しているなぁと感じます。
日本国憲法は当時日本を占領していた一部のアメリカ人たちが彼らの理想とする社会を築き上げるために書き上げたものです。
で、結局その理想する社会はどうなったのかというと、多くの国民が日本国憲法の内容を理解せず、個性とわがままの違いが分からないまま、アメリカかぶれの主張ばかりするようになったとさ(言いすぎかな?)。
「大統領に選ばれるために、現政権に何が足りないのか、自分だったら何をするつもりなのかを言ってまわるのが上手だからといって、実際にそいつが実現できるとはかぎらない、政治とはそういうものだ。」。
考えるうちは誰でもできます。大統領に限らずです。俺ならこうするあーする、考えることは簡単です(第一歩ではありますが)。実践することが大変なのです。”政治とは”というよりか、”人間とは”そいういうものです。
人は自立して生きることで自尊を獲得することができ、自らに誇りを持つことができる、自らに誇りを持つ人間は、自分の人生に生き甲斐を抱く、自立とは、働くことであり、人は、働いて報酬を受けることがあればこそ、自らの心のなかで、自分を社会と対等に位置づけることができる。
自立支援の幻想となります。なので、自分を律する”自律”が多く使われていることにも納得です。
80歳を過ぎたお客様の中には「働きたい!」という方がいます。ある程度まとまった年金をもらっていてもです(家族管理だからか?)。
自分で働き報酬を得ることで社会と自分を対等に位置づけるという考えは納得です。
高齢者施設の中には、高齢者がけっして高くはない報酬だとしても働く場を提供しようと取り組むところもあります。
この定義を前提にすれば、素晴らしい取り組みだと改めて気づきます。
ぜひ、高齢者が働くことで生き甲斐を持ち(働かされることではなくて)、豊かな人生を歩めるように支援できるといいと思います。
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この定義をもってすると、”高齢者の自立”というのは定年退職がある会社員だった高齢者にとって幻想であり、年を重ねることで自立できないことになります。