おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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【出会い】
本屋さんで本田健さんの新刊を購入しようと思って探している途中で出会いました。柳井さんの言葉を読みたくて迷わず手に取りました。
【本書のテーマ】
人のせいにするのはやめて、自分のできることをやる、自己研鑽を続ける。「志をもて!」
【岡本大輔の視点】
自分自身を磨き続けるには?
【気になった抜粋】
中国の人が求めていたもの、それはあくまで「日本向けのユニクロ」だった。
どれだけ凄い技術であっても、顧客に伝わらなかったり、うまく商品化できなければ、それは生産者の自己満足にすぎない。
現代のビジネスはどの業界でも、世界ナンバーワンでなければ儲からない構造になっている。
同種の人間で構成された集団に、多様性は望めないだろう。
資本主義の精神・・・成長をめざして自ら事業を起こし、社会をよりよい方向に変えていくこと。
「資本主義の精神」を忘れていくなかで、この国にはいつの間にか、お金は稼ぐものではなく、貰うもの、という意識が蔓延してしまった。
企業は突然死するという感覚のほうが、世界的に言えば常識、「大企業なら一生安泰」という日本人の発想こそ特殊であることを、知るべきだろう。
日本を再生するためには、教育の立て直しは不可欠である。
どうしたら学生の就職内定率が上がるか、ではなく、どうしたら世界で戦える人間を一人でも多く輩出することができるか、それこそ厚生労働省の考えるべき課題ではないか。
いま、自社の社員だけではなく、日本中の人に言いたいことがある、「志をもって生きよ」。
いい商品というのは、買った人が自分で使い方を考えてくれる。
【響いた抜粋と学び】
清貧の思想からは何も生まれない、もっと豊かになりたいと思うから、人は創意工夫し、努力を重ね、成長する。
もし成功したければ、いまよりいい暮らしをしたければ、実力をつけ、自分の力で稼げるようになるよりほかない。
日本人の強みは、勤勉で努力を惜しまない、仕事に対する責任感、高いサービス精神、謙虚に学ぶ姿勢などである。
柳井さん真っ先に話すのは、あなたの今の人生はあなた自身が創ったこと。すべてあなたの責任です。現状を変えたいと思っているのなら、実現するのはあなた自身の行動だと言うことです。
僕達日本人はもともと勤勉で努力を惜しまない、責任感とサービス精神、謙虚な姿勢を持つ素晴らしい人種です。
もう一度、自分達の原点に戻る必要があると感じています。
口だけ達者で行動が伴わず、それを指摘されると言い訳に終始する、いまの日本は、そうした政治家がほとんどである・・・橋本氏は実行力がある。
失われた20年の教訓、それはみんなが評論家になってしまったこと、傍観者ばかりで当事者がいなければ、状況は何も変わらない。
この言葉を読んでもわかるように、口を出すだけ、評論するだけだったら誰でもできるし、何も現状は変わらない。
行動することで何かが変わるということです。
「実行力」がキーワードです。
【BOOWY判定】
本書をBOOWYメンバーで表現すると・・・氷室京介です(松井恒松が若干入る)。
氷室京介のような強い美学を持ちながら、松井恒松の職人気質が入っています。
柳井さんはそこに強い父性を感じさせる力強い一冊です。
今、前に進むかどうか悩んで動けない人は本書を読んで、現実を見つめなおして行動につなげましょう。
【柳井正さんの関連書籍紹介】
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