「ワンピース世代」の反乱、「ガンダム世代」の憂鬱/鈴木貴博 | ブログ

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おはようございます。岡本大輔です。

本日の紹介はこちらです。

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【出会い】

ガンダムと介護を掛け合わせた原稿を書いているときに、実際にガンダムを活用した書籍を発売している著者の書籍を読んでみたいと思い、

帯広図書館で借りてみました。

【本書のテーマ】

世代間ジェネレーションを身近なアニメを通して知る。

【岡本大輔の視点】

僕はワンピース世代でありながら、ガンダム世代である。


【気になった抜粋】

人ひとりを騙すのは犯罪だが、何千万人を騙すのは政治である。


ルフィにとっての海賊王の定義・・・世界で一番自由な男のこと。


ワンピースの制約・・・少年漫画だから、殺人や死亡シーンをなるべく描かない、

戦いの後には仲間たちとの楽しい宴が始まる、作中で恋愛を描かない。


ワンピース世代はごく限られた身内とそれ以外の人々との付き合いを明確に使い分けている、

身内には優れたコミュニケーションを発揮できる。


購入したCDをパソコンに入れた後はゴミ箱に捨てる・・・著作権の問題。


電車内などの化粧について・・・人前での化粧は良くないと考えているが、

人前の定義が知っている人の前としている(マイルール)。


ワンピース世代は新しいやり方で成果を出す傾向あり。


国全体で見ればクレジットで先に消費して(公共施設等)

あとから返そうとしている点では日本政府の方がアメリカ個人よりもクレジット依存高い。


【響いた抜粋と学び】

僕自身は本書で言うところのワンピース世代モロストライクゾーン

ど真ん中です。


しかし、僕自身は少年ジャンプを愛読していたのは中学3年生まで、

ワンピースは読み切りで読んで面白いけど、今までのジャンプ漫画・・・

ドラゴンボール、ジョジョ、幽遊白書、スラムダンク、ろくでなし、

ターちゃん、ダイ大冒険、BOY、流浪人剣心・・・


これらの思い入れのあるマンガとは同じようには読めなかった。


ちょうど僕が高校入学と一緒に引っ越すため、

近所の本屋に取り置きしてもらっていた少年ジャンプを断りました。


そして、僕は脱少年ジャンプとなったのです。


その後僕の知らぬ間に、僕が魅力を感じることのできなかった

ワンピースは大人気となり、僕の子供達が毎週日曜の9:30の

テレビ放送を楽しみにしています。


僕はというと、世代の違う機動戦士ガンダムにはまり、

今ではポッドキャスト「黄昏のガノタ」を愛聴して笑いをこらえています。

(ガンダム好きにはかなりオススメです、笑えます)。


ワンピース世代の体験・・・大切なものが一夜でなくなることがある

(阪神・淡路大震災、サリン事件、9・11)、

仲の良かった友達の両親がリストラにあって転校する。


この部分を読んで、ワンピース世代の体験は僕自身の人生経験と

同じですのでもちろん共感すると共に、下の部分の両親のリストラに

関しては、僕は「あ!」と思うことが何名かいた。


そういえば、転校しておばあちゃんと一緒に生活するという

女の子がいたような気がするし、

北海道からいきなり九州に行ってしまった人がいた。


また、関東にいるおじいちゃんのところに行った友達もいた。


子供の頃、突然の転校だった友達は、実はバブル崩壊の影響を

受けたのかもしれないと知って僕は、自分自身が大人になったのだと

感じています。


あの頃は何も考えずに、「そうなんだ」と思っていたけれど、

今、この抜粋を読んで、あの別れの裏にはこのような事実があったのか、

バブル崩壊については僕の場合、祖父は公務員だったし、

母はまだ働いていなかったので、蚊帳の外だったと感じているが、


今にして思えば僕が小学校3年生になってからは

家にずっといた祖母がスーパーの惣菜コーナーで働いていたのだから、

我が家の経済状況はけして良いわけではないし、

僕が知らなかっただけで大変だったのだろうと気づきます。




ここまでお読みいただきありがとうございます。


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