介護支援専門員専門研修Ⅰ選択科目 | ブログ

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こんにちは。

岡本大輔です。



昨日、今日と

介護支援専門員

専門研修Ⅰを受講しています。




昨日は

【短期入所生活介護】

【介護老人保健施設】

【通所介護】

【通所リハビリテーション】



について

講義を受けました。




研修1,2日目の

アンケートで


確か僕は

講義の後に


「質疑応答の時間を設けてほしい」

と要望を書き込んだためか


昨日の講義の後は

必ず

「質疑応答したい方はいませんか?」



と聴かれました。



(前回はその質問すらないことが

あったため、聴きたくても聴けない。)


昨日は4講義中、

3回質問させていただきました。



短期入所生活介護では


「緊急短期入所体制確保加算を

算定できる体制を作る

施設側のメリットは何か?」


を聴いてみた。


予想通り、

その答えは


「ないです。」でした。


「強いて言えば、

緊急時に対応できる体制を

作っていると公表できること。

社会福祉法人として

しっかり取り組んでいること」


が挙げられました。



短期入所生活介護で

働く人はもちろん知っていると

思いますが、



過去3ヶ月に90%以上の稼動があり、

利用定員の5%に相当する空きベッド確保

している状態で

短期入所を行った場合。


事例では20床のうち5%なので


1床空ける・・・


つまり一ヶ月30床の空きを出す。


そうすると

19床×30日分の方々に


40単位を加算できるというもの。


簡単に計算すると

19×30×40


22800単位


施設の利益は

228000円です。




逆に

要介護5の方996単位


30日間利用とした場合


約30000単位。


利益300000円です。


どう考えても

加算を算定しない方が

利益が多いんです。



これじゃあ、

どこの施設も

やらないよね。


実際、十勝管内で

算定しているところはないそうです。





通所介護では

僕が現在働いていることもあり、

確認の意味も込めて

話を聴きました。



興味を持ったのは

片足立ちの訓練についてです。



どのようなことをやるのか

尋ねたところ、


単純に平行棒などの前で

片足立ちをしてもらうのです。



要介護3,4の方でも

掴まりながらやってもらったり、

スタッフが後ろから支えて

行うそうです。


片足立ちができると

ズボン類の着脱時に


立位で行えます。


スタッフが介助するときも

何かに掴まって片足立ちが

できると

スタッフは足元でズボン類を

引くだけで着脱ができるので


介護負担軽減もできます。

なにより、お客様の身体負担も

軽減できます。



これは早速

僕らのデイサービスでも

参考にさせてもらいます。




通所リハビリでは


講義中に

通所リハビリを選ぶ理由が

「家から近いから」


という理由だとがっかりします。


と話されていたので、


講義している方の

通所リハの強みについて


聴いてみました。



すると


・病院が隣接しているので

緊急時対応がスムーズ。


・モール温泉


・看護師の人員配置が手厚く、

医療依存度の高い人の受け入れが

できる。


・理学療法士、作業療法士、

言語聴覚士が揃っている。


との返答です。


ハード面での優位性ばかりで

ここの通所リハだからこそ

できること!!


身体機能の維持向上に関するニーズ

体調管理、医学的管理に関するニーズ


を満たすために

ここの通所リハが工夫していることは


ないんだなというのが

僕の感想でした。



逆に

僕たちのデイサービスの強みは

何ですか?


と聴かれたときに

うまく応えられなかった自分を

思い出しました。



現在では

僕たちのデイサービスの強みを


外出歩行訓練を多く取り入れ

マズローの欲求の5段階で言えば

一番上の”自己実現”に向けての

取り組みが多いこと


が特色として挙げられます。


だから、

僕たちのデイサービスを選ぶときには


身体面がある程度元気なことに加えて

食事・入浴・排泄が


できていないと


外出行事等を楽しむことができず、

僕たちのデイを満喫するのは

難しいといえます。


個人的には

要支援1~要介護2くらいまでが

楽しめるデイサービスと

解釈しています。



(もちろん、要介護3~5の人も

受け入れています。)



2日目の学びについては

後日更新します。