こんにちは。
岡本大輔です。
あなたは
自分の職場の仲間たちが
どのような働きが得意で
どのような働きが苦手なのか・・・
仲間の強みを理解していますか?
デイサービスなど施設で働くあなたは
お客様の人間性や病気などを
理解する能力は大変優れていると
思います。
ただしその能力は
お客様だけではなく、
一緒に働く仲間にも活用されるべきだと
僕は思います。
あなたは休みの日に
仕事をしますか?
あなたはすべての人に
すべてのサービスを
行うことができますか?
すべての福祉職がこの質問に対して、
「できない」と答えるでしょう。
現実的に無理だからだと思います。
あなたがどんなに優れていて
お客様を喜ばせることができたとしても
それはあなたが働いている時間帯、
あなたが関わっている人だけ
喜ばせることができるのです。
そのほかの時間帯、
その他の方について、
あなたが関わることが
できないときには
別の人が関わるのです。
あなたの仲間が
どのようなことが強みで、
どのようなことが苦手なのか?
あなたはお客様以上に
仲間のことを知る必要があります。
あなたがいないときには
あなたの仲間がお客様と
関わるからです。
昔働いていた職場で
「どうして、
お客様のことだけではなく
仲間のことまで
気遣わなくてはならないんですか?」
と上司に話していた人がいました。
僕はそれを聴いて
不思議に思ったのです。
たった一人ですべての人を
介護できないのだから
一緒に働く仲間がどうしたら
気持ちよく働くことができるのかを
考えることが
「お客様の生活の質を
向上させることに
つながる」と
思ったからです。
お客様の生活の質を
向上させるのは
僕たちと僕たちの
仲間の使命だからです
それが実現するには
お互いに
何が得意で、何が苦手なのかを
知ることが
第一歩だと感じます。