福祉の仕事が教えてくれること。 | ブログ

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こんにちは。

岡本大輔です。



先日、

僕は三歳の子供と一緒に

近所を散歩していました



ある公園のベンチで

三歳の子供は保育所の友達を見つけ

一緒に遊びはじめました。


僕はそこで公園のベンチに座り

持参していた本を読み始めました。


本を読んでいる途中に

一人のお婆さんが、

僕の前を「ちょっとすいません」

と通り、ベンチの左側に座りました。

そして、おばあさんは

本を読んでいた僕に

話しかけました。



「勉強しているの?」と。


僕は言いました。


「僕は福祉の仕事をしているので

たくさん本を読んで仕事に

役立てたいと思っています」


と。


すると、


そのおばあさんは

自分が若い時に子育てをしながら

子供を親に預け、

仕事をしながら学校で勉強したことを

教えてくれました。


お婆さんと話すその時間は

ゆっくり、

とてもゆっくりした時間でした。



おばあさんと話すその時間は

僕に心地よさを与えました。



世の中が、


・スピード社会

・効率重視


と言われる中で

僕たち福祉の仕事は


お爺さん、お婆さんとともに

スピードを忘れられるくらい、

ゆったりとした時間を

過ごすことになります。

その時間を過ごす中で、

僕は福祉の仕事をしている意味は

なんだろうか考える時があります。



世の中が

スピード・効率・成果

と躍起になっている中で

僕の目の前にいるおばあさんは

教えてくれるのです。



「人生には

スピードや効率、成果だけでは

はかれないものがある」と。


おばあさんと

心地よいひと時を過ごしたとき、


僕は福祉の仕事を選んで

良かったと改めて想いました。





僕たちの仕事は

今現代において、


お金の面では評価されづらいけれど、


日本マクドナルドの創始者

藤田田さんが晩年に目指した

スローフードのように



これから時代は

”スロー”がテーマになる


と感じています。




そのとき、

スピード社会に流されず、

人と人との本質に迫った

真の福祉職は様々な業界で

活躍できると


僕は感じているのです。