プロフェッショナル、和田行夫さんの回を見て感じたこと。 | ブログ

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こんにちは。

岡本大輔です。




ブログ仲間数名から

オススメされたので

久しぶりにテレビを見ました。



同業者という観点から

僕の将来を考える上でも


とても面白かったです。



和田さんの介護において


自分ができることを

自分ですることをイキイキしていく!



納得です。


あなた自身は

どうでしょうか?


あなたができることを

あなたがやる。


あなたがやりたいことを

あなたがやる。


当たり前かもしれませんが、

この当たり前がなくなったとき

どう感じるでしょうか?



介護とは・・・

自分の力を引き出すこと。


これはお客様自身の力を

引き出すだけでなく


介護者側も

自分の観察力や関わりの力を

引き出すことが求められていると

感じました。



介護者自身が自己の内面に

今自分ができることは何か?


を問うことが必要だと感じました。



徘徊やら帰宅願望やら

色々言われるけれど、


自分の意志を行動に移せる-すてき!


僕の心に響きました。


そうなんですよね。

自分の意志を行動に

移しているですよね。



【共同生活?】


改めてテレビを見ていて

グループホームってすごい

と僕は思いました。


何がすごいのか?


僕は30年生きて

赤の他人と日常生活の

ほぼすべてを

共同で生活したことが


たまたまあります。



9ヶ月だけでしたが

愛知県に派遣の仕事に行ったとき


3DKに3人の男が入りました。



仕事の時間と

部屋で過ごすことが多く


ほとんど

顔を合わすことはないけれど、


この生活ですら

一般の人には非日常的なことだと

僕は感じます。



それが

高齢になり、

認知症になり、


一人で生活が難しくなると


赤の他人と共同生活ですか?


赤の他人と共同生活することになり、


何も不安を感じない人の方が

すごいですね。



俗に言う不穏になりますし、

家に帰りたくもなりますよね。




【考えさせられたこと】


同業者の非難等が

多かったとありました。


介護関係に限ったことではないと

思いますが、


和田さんの取り組みは

誰もが間違っていると

感じながらも行っていることを

否定することから始まりました。



夜間以外施錠しない


これが一つですが、


和田さんの取り組みが浸透し

賞賛されると


今まで、お客様の安全を考えた上で

苦肉の策で施錠していた同業者は


自分たちの行いに罰を感じるのかな

と僕は感じました。


自分たちの介護を批判されている

気分になっているのだろうか?



もしそうだとしたら、

和田さんを批判する前に

自分たちには何ができるのか?


考えて、実践してほしい。


僕はそう思う。





【最後に】


和田行夫さんの考える

プロフェッショナルとは?


自分のやっていることに問題を感じ

答えを出し続ける!



それが

介護のプロフェッショナル。







【参考書籍】



チェック項目49箇所。自分の介護観が安っぽいものだと気づかされる
一冊です。帰宅欲求は当たり前。一つの能力。
不平・不満は表現能力。介護スタッフの先入観や偏見でお客様の力が
確実に失われている。安全管理を名目に必要ないことまで行われている。
決められた時間にご飯を食べる・・・動物の餌ヤリと同じ。
痴呆老人・・・勝手に言葉を作らない。めがねをすれば生活が送れるような
支援をする。
バリアフリー住宅にしておいて玄関施錠は矛盾。
施錠以外の手立てがなかったのかだけ考える。
持込型から飛び出し型。観察→見極め。
与えられてばかりでは楽しくない。人目を気にするより、人目を変える。
夏は暑い、冬は寒い。