心理学を知らずに仕事と人生を語るな!/和田秀樹 | ブログ

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おはようございます。

岡本大輔です。




本日の紹介は

こちらです。

↓↓↓


















【出会い】

心理学に興味があるのと

和田秀樹さんの書籍だから


という理由で

帯広図書館で借りました。



【本書のテーマ】

人生と仕事をより豊かに

するために心理学を知ろう。


【岡本大輔の視点】

介護現場で使える心理学。


【抜粋】

マズローの欲求階段理論

・・・生理的、安全・安心、愛情・関係性、

自己愛、自己実現。


外発的要因で行動する人がいれば、

内発的要因でやる気になる人もいる。


チーム作り・・・

依存グループ(リーダー中心)、

闘争・逃避グループ(仮想敵を作って前進)、

つがいグループ(職場内カップルで祝福ムード)。


集団手抜き・・・

多くなればなるほど

1人の力は減ってしまう。


メシア型とカリスマ型・・・

自分がいないと会社は持たない(メシア)、

みんなの代わりに

言いにくいことを言える(カリスマ)。


人間関係に必要な共感能力、

わかりあえる幻想は捨てる。

何もいわなくてもわかるは幻想。



【学び】

マズローの欲求階段理論

・・・生理的、安全・安心、愛情・関係性、

自己愛、自己実現。



マズローの欲求の5段階から考えると


僕たち

あかりデイサービスが行っている

外出行事というのは


「自己実現」に当たると

考えられます。



ということは

ピラミッドの頂上にある

自己実現が達成されるには


食事・入浴・排泄がしっかりされる

「生理的欲求」を満たせるように

基本の介護をおろそかにしては

いけません。


1人でトイレにいけない人には

定時のトイレ誘導が必要になります。



排泄がしっかりできない

お風呂に入れない。

ご飯がしっかり食べられない。



その状態で

外出行事で楽しみましょうというのは

あり得ないと


改めて感じたのです。



デイサービスで

生理的欲求を満たし、


デイサービスにいることで

安心・安全の欲求を満たし


他のお客様たち、職員との

愛情や関係性を深めていき


「所属欲求」を満たし、


自分への自信を

められるようになり



おやつの買い物

100円ショップでの買い物等の


外出行事での

自己実現を図る。



お客様の状態によりますが、


僕たちは

今現在、目の前のお客様は

マズローの5段階のうち

どの段階にいるのか?


何を満たすことが必要なのか?


考えることが必要だと感じます。







集団手抜き・・・

多くなればなるほど

1人の力は減ってしまう。


デイサービスでの

スタッフ配置は重要です。


人手が足りないと

人を増やすと


一人一人の力は減る。


これは気をつけたいことです。



デイサービスで当日、

体調不良等で休みがあり


18人の予定が13人くらいになると


スタッフの人数が5人のままだと

お客様が5人減ったわけですから


基本的には余裕が生まれるのです。



すると、どういうことが起こるのか?


ここではあえて悪いことを書きますが、


余裕があるために

スタッフの手が余り、


必要のない介助が増えたり、

1人で介助すればいいところを

2人で介助してみたり・・・



余裕があること=悪


とは言いませんが、


チーム全体で

意識していないと

余分なことをしてしまいがちです。



現場のスタッフとしては


人手を増やす前に


かにして今の人数で

良質な介護ができるのか?


を考えることが

先だと感じています。



考えて考えて

難しい状況であったとき

初めて人手を増やすという案を

出すのが現場の役割だと

感じています。









人間関係に必要な共感能力、

わかりあえる幻想は捨てる。

何もいわなくてもわかるは幻想。



学生時代、介護実習に入ったとき


僕は感じました。


施設にいるお客様は

毎日、基本は同じ日課で

過ごしているのだから


これからお風呂に行きましょう


朝起きたら

服を着替えましょう。



などの当たり前の声掛けを

なんで、するんだろう?


と僕は疑問に感じました。



今にして考えれば

その疑問は解決しましたが


当時は真剣に


そんな余計な声掛けばかりして

ここの職員は何を考えているんだ?!


と思ったのです。



でも、違うんですね。



「言われなくてもわかる!」


という人が100人中、2,3人

もしかしたらいるかもしれないけれど


98%は

次に何をやるのか

声をかけてもらうほうが

いいんです。


言われなくてもわかる


というのは

介護者側の

勝手な解釈で


毎日同じ日課で過ごしていても

わからないときはわからない。


特に認知症が進行して

昼か夜かもわからない人がいて


目の前に見知らぬ人が来て

声もかけずに

自分のタンスから服を出して


「服を脱いでください」なんていわれたら

これから何をされるんだ?


って不安が募りますよね。


一つずつ、

僕たち介護者にとって

当たり前の日課で

当たり前のことをやる


と感じていても

相手はどう感じるか?

の視点は常に持ち続けたいですね。



お客様の立場になって

お客様の能力を考えて


接することが

必要だと感じたのです。


チェック項目8箇所。マズローの欲求階段理論・・・生理的、安全・安心、愛情・関係性、自己愛、自己実現。外発的要因で行動する人がいれば、内発的要因でやる気になる人もいる。チーム作り・・・依存グループ(リーダー中心)、闘争・逃避グループ(仮想敵を作って前進)、つがいグループ(職場内カップルで祝福ムード)。集団手抜き・・・多くなればなるほど1人の力は減ってしまう。メシア型とカリスマ型・・・自分がいないと会社は持たない(メシア)、みんなの代わりに言いにくいことを言える(カリスマ)。人間関係に必要な共感能力、わかりあえる幻想は捨てる。何もいわなくてもわかるは幻想。