おはようございます。
岡本大輔です。
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【出会い】
ここ2週間借りるテーマは
「営業」もしくは「プロフェッショナル」
自分の仕事に活かせるものは何か?
考えていたときに
帯広図書館で借りました。
【本書のテーマ】
吉野さんの理念・・・
ニッポンの営業を変えたい。
【岡本大輔の視点】
営業の仕事を通じて
時代の変遷を知る。
顧客のニーズを把握する。
【抜粋と学び】
時代の変化・・・お客様のニーズの変化、
表面的な人間関係よりも
上質な情報を求める、ニーズが多様、
ネットで調べて自分で決めたい。
ここでは
笑顔でニコニコして
感じがいい”だけ”の
営業パーソンは
もう不要だということでした。
それは、
笑顔や礼儀が不要
というわけではなく、
それ以上に
今、目の前にいるお客様に
必要な情報を、
的確に伝えられる営業パーソンが
求められている
と著者の吉野さんは話します。
インターネットの時代になり
ある程度の情報は
ネットで検索すれば
出てくるんです。
お客様も自分で調べることが
できます。
同じものを買うのなら
少しでも安い方を選びます。
僕も同じです。
今、求められているのは
礼儀・挨拶などの人間力以上に
お客様に必要な情報・・・
それも現場で働く人間しか
分からない上質な情報です。
福祉現場ではどうだろうか?
お客様の世代では
ネットを使う人はほとんどいない。
その子供世代も
ネット世代ではありません。
しかし、
団塊の世代が介護を受ける時代に
なったときには
その子供たちはネット世代となります。
そのときには
本書で書かれている状態が
介護支援専門員にも当てはまる
かもしれません。
この本は
介護現場の今後を担う書籍と言えましょう。
人は自分が大事にしているものに
価値を感じてくれる人が好き。
人間とは?
と言う部分です。
目の前にいるお客様は
どんなことを想っているのか?
自分が大事にしているものに
価値を感じてくれる人が好き。
お客様が大事にしている
洋服、帽子
年季の入ったものになっていても
お客様が大事にしているものであれば
「大切に使っているんですね。」と
お客様が大事にしている”物”に
共感するのは一つの方法です。
更に言うと、
お客様が人生を歩んできた中で
どんなことを気をつけたのか?
どんなことを大切に想っているか?
ぜひ、
聴いてみてほしいです。
お客様の価値観を聴くことが
今、福祉現場で求められていること
と僕は感じます。
お客様は自分のことを
もっと知ってほしいのです。
自分の想いを知ってほしいのです。
認めてほしいのです。
人は人から言われるのではなく
自分で気付きたい。
ここは共感です。
僕自身が
自動車学校に通っていたとき
担当していた講師が
やたらと
僕の左折や右折
ブレーキのタイミングに
ゲキをとばすことに
僕は友人に愚痴りました。
「あんな言い方をしなくてもわかる」
と。
そこで友人は言いました。
「でも、実際できていないから
先生は言うんじゃないの?」
と。
今にして思えばその通りで
僕がガキだったわけですが、
その当時は
納得いかなかった部分です。
言われてできるようになるのではなく
自分で気付いてできるようになりたい。
それは介護現場でも
高齢になっても同じ。
では、僕たち介護職は
どうしたらよいのか?
気付きの仕組みを作ること。
お客様はどのようにすれば
気付くのか?
人間を深く知ることではないか?
【まとめ】
・これから求められているのは
現場でしかわからない
上質な情報を届けてくれる専門職
そうなるには、
今からの自己研鑽が必要です。
その時代になってから
勉強の習慣をつけるのなら
今からやりましょう。
・人間を相手にする商売で必要なのは
人間を知ること。
人はどのようことに価値を見出し
どのようなことで
相手を好きになるのか?
P・ドラッカーや松下幸之助さんの
書籍がブームになったのには
このような背景があると
僕は思います。