こんにちは。
岡本大輔です。
先日、お客様と
会話していたときのことです。
「私はもうダメだわ。」
というのです。
「どうしてですか?」
と僕は返します。
「私は半ボケババァだもん。」
”半ボケババァ”とはおそらく
半分ボケたばあさんのことだろうと
予測しながら、敢えて聞きます。
「”半ボケばばぁ”って何ですか?」
「半分ボケてるってことさ。」
「そしたら、もう半分は何ですか?」
「半分はしっかりしているんだわ。
だから、あんた私にもの言うときは
しっかりした方に(半分)に言ってよ。」
と話して大笑い。
(お客様の話では)
それまでお客様の焦点は
半分ボケている状態に
向いており、
半分しっかりしたところに
焦点を向いていなかったわけです。
半分ボケているところに
焦点があるので
「ボケてダメだわ」と
落ち込んでいたわけです。
ビジネスの世界では
コップに水を半分入れて
「コップに水が半分も入っている」
と考えるか
「コップに水が半分しかない」
と考えるかで
同じ、水が半分の状態でも
捉え方が二つあると言います。
僕たち福祉業界も
考えてみれば
同じようなことが多々あるわけです。
僕が読書で学んだことは
知識として、自己満足にせず、
お客様との会話で実践していきたいと
思います。