プロフェッショナルの働き方/高橋俊介 | ブログ

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こんにちは。

岡本大輔です。



昼の紹介です。

↓↓↓

















【出会い】

別の書籍で紹介されていたので

帯広図書館で借りました。


【本書のテーマ】

生涯プロフェッショナルになるには

何が必要か?


【岡本大輔の視点】

福祉職がプロフェッショナルとして

地位を確立するには?


【抜粋と学び】

自分のキャリアに投資が必要、

目の前の仕事をやりながら

同時に自己投資して将来の仕事に

必要なスキルや能力を

身につける努力を怠らない・・・

研修や自己啓発に対する意識が

低いのが日本のビジネスパーソンの特徴。



これはそのまま福祉職に

置き換えることができます。


本書では変化の早い

IT業界で例えがでていました。

現在の最新技術が来年には

過去の産物になっているかもしれない。


その状態ではリストラの対象にしか

ならないと著者の高橋さんは言います。


福祉の仕事はどうだろうか?

この仕事は変化のスピードが

遅い部類に入ると思います。


”人間と人間の関わり”という

根本の技術や知識が求められるので

来年になって、今の自分たちの力が

通用しなくなる怖れはありません。


しかし、最後の2文です。


福祉職も、

研修や自己啓発に対する意識が低い

と僕は解釈しています。


業界としては残念ですが、

僕個人としては希望の光ばかりです。


なぜか?


研修や自己啓発に対する意識が

めちゃくちゃ高いからです。


意識が全体的に低いと言うことは

今、自分が行動を起こして

意識を高めて、実践すれば


周りが今のままじゃヤバイと

本格的に気付いたとき


あなたは一歩も二歩も

リードすることになるのです。



その状況になったとき

研修や自己啓発で自分を

積み上げていたあなたの価値は

急上昇します。



今、現在はその準備期間と

とらえてください。



プロフェッショナル化に

向いている仕事の特徴・・・

上司よりも顧客が大事(社内顧客含む)、

ある程度自己完結できて

自分で価値が生み出せる、

個別事情への対応などで

常に創意工夫が求められる。



この抜粋を読んで

真っ先に僕が思うのは


福祉の仕事は

プロフェッショナル化に向いているのか

どうかということ。



上司より顧客が大事。

これは当然。


2番目の自己完結ですが、


各職種が連携して

分業、細分化するところは

否めません。


デイサービスで言えば


看護師が健康面の把握

相談員が在宅生活等の相談

介護職が食事・入浴・排泄の介護


と名目上、分業しています。


ただ、現実はどうか?

というと、


ある程度は

それぞれの職種が

健康把握、相談、介護を行います。


僕たちのデイのように

小さいところならなおのことそうです。


3つめの

個別事情に対応して、常に創意工夫する

ところはまさに介護に求められていることです。


「個別ケア」でしょう。



総じて言えば

福祉の仕事はプロフェッショナル化に

向いている。


現場職員よりは

ケアマネジャーが

プロフェッショナル化に向いていると

感じます。



顧客は誰で、

その顧客に対して

どんな価値を提供するのか?

一般論で語らず、自分で決めることが

プロフェッショナルとしての第一歩、

その実現には自信(顧客のために価値を

生み出す自己効力感で実績を繰り返す)と

誇り(これだけは譲れない、

譲りたくないという価値観へのこだわり)が

必要不可欠(両方とも)。



本書では病院の例がありました。


その病院では顧客は

患者様ご自身はもちろん、

患者様のご家族様と定義していました。


これについては

僕たち福祉業界も同感です。


お客様自身だけでは

在宅生活の継続はあり得ないのです。


お客様とご家族様が協力し合ってこそ

在宅生活の継続・・・


一般的に言えば

”素敵な老後”を迎えられるわけです。


お客様とご家族様が

素敵な老後を迎えるには

僕たちはどうしたらよいのか?


自信と誇りが必要と

高橋さんは説きます。


僕たち福祉職の自信と誇りとは何か?


自信とは実績の積み重ね。


様々な事例を重ねていき

”素敵な老後”を実現し

実績を積み上げる。


・・・スタッフやチーム全体の

スキルアップが求められます。


誇りとは譲れない価値観。


”理念”と僕は捉えます。


会社の理念で良いと思います。

大事なのはその理念に

チーム全体が同じ方向を向いているか?


です。




【まとめ】
生涯プロフェッショナルになるには

何が必要か?


福祉職がプロフェッショナルとして

地位を確立するには?



自分の顧客は誰で自分は

何を提供できるのか?見つけ出す。


目の前の仕事をやりながら

自己投資を続ける。


これだけは譲れない価値観を持ち

仕事で実績を積み上げる。





以上3点が


福祉職が生涯プロフェッショナルとして

地位を確立する要素と

僕は解釈しました。



あなたの顧客は誰ですか?

あなたには何ができますか?



目の前の仕事に追われるだけでなく

自己投資をしていますか?



あなたの理念は何ですか?






チェック項目11箇所。生涯プロフェッショナルになるには何が必要か?仕事やキャリア形成の意識は20代が強い反面40代は仕事観が確立されていない傾向。自分のキャリアに投資が必要、目の前の仕事をやりながら同時に自己投資して将来の仕事に必要なスキルや能力を身につける努力を怠らない・・・研修や自己啓発に対する意識が低いのが日本のビジネスパーソンの特徴。これからの組織に求められるのはジェネラリストのままの管理職ではなく、第一線で活躍できるプロフェッショナルと能力と意欲のある中堅社員に権限を与えプロフェッショナルに育てる支援ができるマネジャー。医師やコンサルタントは自分がプロフェッショナルでないとマネジメントできない。プロフェッショナル化に向いている仕事の特徴・・・上司よりも顧客が大事(社内顧客含む)、ある程度自己完結できて自分で価値が生み出せる、個別事情への対応などで常に創意工夫が求められる。顧客は誰で、その顧客に対してどんな価値を提供するのか?一般論で語らず、自分で決めることがプロフェッショナルとしての第一歩、その実現には自信(顧客のために価値を生み出す自己効力感で実績を繰り返す)と誇り(これだけは譲れない、譲りたくないという価値観へのこだわり)が必要不可欠(両方とも)。ヨコ型リーダーシップに欠かせない・・・多様性への感受性、自己動機だけでなく他己動機の把握・・・相手の立場で考える能力を養う。教えて症候群。抽象的なメッセージを受け止めて抽象的なまま自分の表現に変えて使う・・・物事の本質に迫れない。いまの日本に必要なのは内因的仕事観の強化だけでなく、規範的仕事観をつくり直すこと。