「反骨心/清原和博」、「野村ノート/野村克也」そして「采配/落合博満」 | ブログ

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おはようございます。

岡本大輔です。




先日の

北海道デイサービスセンター協議会
推進委員会の会議への

道中の読書で


2月3日時点で

年間10万ページの目安

年間500冊読破のうち


10%の50冊達成したと

報告しました。



その記念すべき50冊目が

本日紹介する一冊である

「反骨心/清原和博」です。




タイトルにあるように

本日は3冊同時掲載を

敢行しています。



なぜか?



実は・・・



清原選手の想い


野村さんの考え

落合さんの考え


がリンクする場面が

数箇所あるのです。




子供の兄弟喧嘩や

知的障害者施設で働いていたときの

ことで、双方の意見が食い違うことが

あったのです。



そういったときは、

お互いの意見に耳を傾けることが

大切だと感じています。


それを

この記事で実践してみます。


かの有名な甲子園での

藤川球児対清原和博の

一戦です。


ジャイアンツ8点リードの

フルカウントで

フォークを多投した

藤川投手に


「チ〇ポコついとんのか!?」


と怒った一件について・・・



野村さんの考え

清原選手の言葉について

・・・勝負ではなく

バッティングをしているだけ。


あの場面で藤川選手が考えるのは

相手を打ち取ることだろう。

フォークを投げるのは当たり前。


野村さんの記事を

読んで納得。


そうだ、そうだ

藤川投手は試合に勝つために

最善のピッチングをしているんだ。

ストレートを投げろなんて

ただの傲慢だ。



それに対して、


清原選手の考え

藤川投手のフォークに

ついての見解・・・

ファンの気持ちは

ストレート勝負だろう。



もちろん清原選手自身

自分の勝手な

理屈とわかっていながらの

発言です。



試合という観点からすれば

フォークは間違いない。


だけど、

ファンが見たいのは

試合を超えた

男と男の勝負なんだ。


あの場面はストレート勝負で

力と力をぶつけ合うところだ


というのが

清原選手の考えでした。



双方の意見を読むと、

僕には清原選手が、

野村さんが話すような

何も考えていない選手では

ないと思いました。


両方読んでよかったと

思います。



さてさて、もう一つの

抜粋の前に・・・


お気づきの方もいると

思いますが、


一昨日からプロフィール写真を

変えています。


噂の金髪相談員です。

↓↓↓

photo:01


昨年の12月30日から

実は金髪にして、

今日まで働いています。

(認定調査のときなどは市役所の

委託ということで黒くしますが・・・)


先日、認定調査があるため

スプレーで黒くしてから

出勤したところ、

デイサービスのお客様の一人から


「あら、あなた、金髪がとても似合っていたのに

どうして戻しちゃったの?がっかりだわ。」


と言われました。



年配の人が必ずしも

金髪・茶髪が嫌いなわけ

ではないのですね。


ま、それも
お客様の声の一部なんですが・・・


それでも、

意外に金髪が好評でびっくりです。


今回やってみて初めて気付きました。




では、その金髪について

清原選手と野村さん、落合さんに

聴いてみました。

↓↓↓


清原選手

戦力外通告を内部事情を

知るものから伝えられた怒りを

忘れないためのピアス。



茶髪・金髪・ピアスなど

野球以外のところで魅せるように

なったのはジャイアンツ在籍時の

清原選手と取り巻く選手たちだった

のではないか?

と振り返ります。


彼がどうして

ピアスをしていたのか?


それは自分のチームの

オーナーにマスコミを通じて

「(清原が)いなくなって勝つ要因が増えた。

邪魔さえしなきゃいい。」


と言われた屈辱を忘れないため。


と話しています。


(本当はタトゥーにしようと

考えたが母に相談したところ

拒否されたそうです)。


清原選手がピアスをしたのには


「理由」があり、


「想い」があったのです。



単なるかっこつけではないのです。




そこで野村さんは

2つ話します。


かっこよく見せたいという意識は

決して悪いことではない・・・イチロー。


これはデビュー当時のイチローのことを

話していました。


当時の監督から使われなかったのを

かっこつけているバッティングが

気に入られていなかったと話します。


野村さんはこのことについて

かっこよく見せたいというのは

決して悪いことではないと

話します。


格好から入っても、それに伴う

実力を身につけるよう努力すれば

いいのだと。



現にイチローはそうして

メジャー年間262安打の

金字塔を打ち立てました。



しかし、野村さんは

こうも話します。


茶髪・金髪の心理・・・

自己顕示欲。

自信を持って

目立てるものがないから。



ほほう、なるほど。

岡本大輔の金髪も

自己顕示欲の一つか。


と読みながら考えていました。


実績という観点で言えば

確かに自信を持って

目立てるものは少ないなと

感じています。



ちなみに

落合さんも

ダメとは言いませんが、

ドラゴンズの選手で

茶髪やピアスをする奴は

いないと話します。





野村さんと落合さんの

言葉を合わせて

考えれば・・・



岡本大輔へ

かっこつけるのはいい

ただ、格好だけで終わるなよ。

実力をつけていけよ。


と解釈しました。




金髪ということで

良くも悪くも目立ちます。

笑顔でハキハキ挨拶すれば


あの金髪いいなと

思われるでしょうが


逆に、ちょっと態度が悪かったり

ミスがあると


あの金髪、髪の毛からして

やる気がないなと

思われます。


諸刃の剣となります。



先達の教え(清原選手)を

見れば、僕の進む道は

イバラの道でしょう。



しかし、自分への戒め

今まで以上にやる気を出して


120%以上で仕事に

取り組みます!!





オススメです

↓↓↓

采配 (落合博満著)


反骨心 ( 角川 one テーマ 21 A 103)

清原和博

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チェック項目26箇所。戦力外通告を内部事情を知るものから伝えられた怒りを忘れないためのピアス。仰木監督からの言葉「男気」。最後は楽しく野球をやって終わりたい・・・バファローズ時代。ジャイアンツへの恨み、桑田選手への恨み、解雇通告、ファンの罵声、ヤジ、応援ボイコット。誰でも好不調はある。結果を考えずにニコニコ笑って与えられた仕事をする。大切なのは欠点に気付くまでバットを振ること。感謝する気持ちの大きさ。現役時代・・・こどもの七夕短冊の言葉、「おとうさんのひざがよくなりますように」。ホームラン、バックスクリーンに叩き込むことに生き甲斐。プロとして大切なこと・・・勝ちっぷり、負けっぷり(仰木監督)。オーナーからの暴言、「打てなくていい、邪魔さえしなければいい。」落合選手からの助言。相手のウイニングショット・・・決め球を打つこと。桑田選手が5倍練習するなら自分もという対抗心。チームのために自分は何ができるのか(PL学園の監督)。ドラフト後の母親の一喝。清原選手の気持ち・・・ドラフトの件を謝ってほしかった。藤川投手のフォークについての見解・・・ファンの気持ちはストレート勝負だろう。メジャーで活躍できないのはパワーの差。怪我は借金と同じ。生まれ育ったこの国で一番になるのが夢。メジャーへの夢はない。


野村ノート

野村克也

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チェック項目36箇所。今の選手に欠けているのは「感謝の心」。一流と呼ばれる人たちの原動力・・・親を楽させる。人生と仕事は常に連動している。人の価値観や存在感は他人が決める・・・他人の評価こそ正しい。戦いの4要素・・・戦力・士気・変化・心理・・・その中でも士気(ムード)が大切。選手に優位感を持たせるのも監督の仕事。「人を生かす」ことが求められる。人間関係を円滑に生きていくことが人生では大きな比重を占める。指導者に求められるのは選手にどうすれば実践力をつけることができるのか?清原選手の言葉について・・・勝負ではなくバッティングをしているだけ。先入観は罪、固定観念は悪。決断とは賭け、判断とは頭でするもの。かっこよく見せたいという意識は決して悪いことではない・・・イチロー。諸葛孔明の家訓・・・無欲でなければ志は立たず、穏やかでなければ道は遠い、学ぶことで才能は開花する。集中力を高める2大要素・・・興味と必要。エースと4番が鑑。中心選手にうるさく言う。わがままで自己中心的だと自分がトップに立ったとき、自分がやらなかったことを押し付けようとすると相手が聞かない。「未来創造能力」・・・日々進化していくチームの未来をどうやって作り上げていくか?野球は根拠に基づいて成り立っている。9つのポジション、9つの打順にはすべて役割がある。9つの適材適所に合わせて選手を集め、育成する。組織もチームも中心がいないと機能しない。強豪チーム、伝統のあるチームは人間的な節度や心構えに厳しい。リーダーの職務は壊す・創る・守る。野村野球は意識付け。監督の要求と選手の要求のギャップ・・・監督がチーム主義、選手は個人主義。監督・・・自主性を持つ、何のための試合か、監督が何をしてほしいのか、勝つことが仕事、ファンが何を要求し、何に感動するのか。選手・・・能力評価、何を期待しているのか、結果がだめだったときの過程をしてほしい。士は己を知る者のために死す。茶髪・金髪の心理・・・自己顕示欲。自信を持って目立てるものがないから。人間学の無いリーダーに資格なし。