こんにちは。
岡本大輔です。
札内図書館で借りてきた
2冊を紹介します。
経済流通の面から
福祉を考えましょう。
↓↓↓
乳幼児の医療の無料化によって・・・
不必要な受診が増える・・・
つまり必要な受診機会が減ってしまう。
何かと言いますと、
子供を持つ親御さんにとって
どうしても乳幼児は病気になりがちです。
なので、医療の無料化は
家計としてはありがたいのですが、
本来、ちょっと休んでいれば
治るものが、必要以上の薬を処方されて
免疫低下につながったり、
生活習慣の改善・・・
(規則正しい生活、食習慣)で
病気を防げるのが
ちょっと調子が悪くなったら
医者頼み。
本来、医者に診てもらう必要がある
重病患者が早急な医療を
受けられない危険があると
著者は話します。
なるほどなぁと
感じます。
夫婦共働きだと
乳幼児が風邪を引けば
仕事に支障が出るのを
恐れて
熱も上がっていないのに
病院に連れて行くことは
増えるなぁと感じました。
無料にすればいい
ということではないと
考えさせられました。
「クルマは家電量販店で買え!」より
売れないから一人当たりの
単価を上げる・・・消費者の反感。
自動車保険や大学では
平気で行われているが
経済の基本に反する。
売れないときは値下げするが基本。
日本では都市部を中心に
不況になってから2台あった車を
1台にしたり、車を思い切って
手放すことが増えています。
日本においては車の販売数は
減っていたと思います。
(2012年現在はわかりませんが)。
となると、企業としては
どう対応するのでしょうか?
売れなくなったから
一台あたりの単価を上げる
という発想は
消費者の反感だということです。
これでは少なくなった顧客を
更に減らすことに過ぎないと
著者は話します。
どうすればよいのか?
もちろん、単価を下げることです。
そうすることで
いなくなった顧客が戻ってくる可能性が
あるのです。
まずは買ってもらうこと
売れないとゼロです。
福祉や医療では値下げということが
企業単位でできないので
もし、僕たちの施設のお客様が
減ったときに、単価を安くするという
手法ができません。
つまり、どうするのでしょうか?
もしかしたら、施設によっては
介護保険外のサービスを
やってしまうかもしれませんね。
例えば、デイサービスに来て
自由に外出させるだとか、
ヘルパー稼動ならば
電球の取替え、庭の整理
お金を安くできない分
サービスで還元するかもしれません。
そんなことをすれば
業界全体が腐敗していくことは
目に見えるのですが、
売れなくなった施設は
それがわかならなくなるかもしれません。
僕たちの戒めとして
福祉関係は
お客様の単価を安くすることができない、
であれば、従業員一人一人が学び、
同じ料金でも
適正なサービスを心がけ、
サービスの質を向上できるようにする。
よりお客様に喜んでもらえるよう
介護技術・知識の向上、実践力の向上
人間力の向上
施設環境整備・・・掃除
ということだと考えます。
これからも続くだろう
不況に対応できる福祉施設というのは
現場の従業員が日々学び
向上していくところ
と僕は断言します。
この記事を読んだ
福祉職は早速
知識・技術・人間力向上に
勤しみましょう。