考えよ!/イビチャ・オシム | ブログ

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おはようございます。



本日は

待ちに待った

認知症ケア専門士

2次試験の合格発表です。


まずは

インターネットで公開されます。

合格者は1次試験の番号が

ネット上に発表されます。


自分の番号を発見するのが

楽しみです。



さて、

2010年

サッカーWカップ

南アフリカ大会で


日本が一次リーグを

突破したことを覚えていますか?


著者の

イビチャ・オシムは

大会前に脳梗塞で倒れ


岡田監督が日本代表を率いました。


この書籍はWカップ本戦前に

書かれた書籍です。



イビチャ・オシムの先見性と

考え方が学べます。



僕たち福祉職も

イビチャ・オシムから

学びましょう。

↓↓↓



日本のサッカー選手は

機敏に良く動き、勤勉。

敏捷性、尋常ではない闘争心、

サッカーに必要な多くの

感覚や素晴らしい個人技術・・・

しかし技術がチームのためになっていない。



イビチャ・オシムは日本人を

勤勉な人種と評します。


サッカーに限らず、これは仕事に対して

福祉に対してもそうでしょう。


しかし、勤勉に学び、働く一方で

その技術が・・・個人技術が

チームのためになっていない


というのは

サッカー日本代表に限らず

多くの福祉施設の悩みではないでしょうか?


仕事というのは

生活費を得るためにするもの


というのは一つの事実です。


生活費をより多く得るために

技術を伸ばして

自分を磨いても

一つの壁にぶつかるという

暗示ではないでしょうか?


素晴らしい人材であっても

その人が24時間介護に当たるのは

不可能です。


そのスタッフがいないと

ケアの質が悪くなるようでは


チームケアとしては

不十分です。


個人の介護技術・知識を

向上させるのはもちろんです。


その一方でチームにどれだけ

影響を与えるのか?


チーム力向上にどれだけ

貢献するのか?


実際に向上させるかが

これからの課題でしょう。



情報収集は必要だがしすぎると

恐怖に変わる。

自分たちには何ができて、

何ができないのか、

相手には何ができて、

何ができないのか

客観的に分析することが必要。



福祉の現場では

情報収集を「アセスメント」と

言います。


アセスメントしすぎて

恐怖になるというのは

福祉の現場では想像付きませんが


自分たちに(施設側)何ができるのか?


相手に(お客様、家族)に何ができるのか?


逆に何ができないのか?


客観的な分析はサッカーだけではありません。


介護支援専門員や

生活相談員だけでなく

介護職、看護職にも

必要な能力だと言えます。



自分を信じることが

メンタリティの中でも

最優先されるべきこと。



日々努力し、自分を向上させ

自分を信じよう。


知識や技術を積み重ねた上に

自信をプラスさせて


今日も一日仕事に励もう。




イビチャ・オシム
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日:2010-04-10


チェック項目20箇所。日本のサッカー選手は機敏に良く動き、勤勉。敏捷性、尋常ではない闘争心、サッカーに必要な多くの感覚や素晴らしい個人技術・・・しかし技術がチームのためになっていない。ピッチで指示を待ち続けていては試合に負けてしまう。どのチームにもストロングポイントとウィークポイントがある。どんな場合もそれを客観的に精査しなければならない。責任転嫁しない。スターに敬意しすぎる。情報収集は必要だがしすぎると恐怖に変わる。自分たちには何ができて、何ができないのか、相手には何ができて、何ができないのか客観的に分析することが必要。自分を信じることがメンタリティの中でも最優先されるべきこと。相手の一番強いポイントこそ一番の弱みになりうる・・・オランダチームのロッベン。ダビデ対ゴリアテ・・・考え、頭を使う。必要なのは自信。全員で責任を持って問題に取り組む。日本サッカー界・・・W杯出場は義務。最低限の目標。判断スピード他国に比べると遅い。走りながら素早く考えるのがサッカー。中村と本田の共存・・・古い井戸に水があるうちに新しい井戸を掘るのはやめた方がいい。チーム作りは経験のある選手を中心に作る。自分が誰よりも弱いことを認める・・・なぜ弱いかを学べる。監督・コーチ、目上の人に「何をどうすればいいのか?」聴くこと。